かえるめも

必要なとき商品写真や素材写真を撮影するグラフィックデザイナーです。ネットで調べたり独学…

かえるめも

必要なとき商品写真や素材写真を撮影するグラフィックデザイナーです。ネットで調べたり独学で工夫した撮影方法やライティングを紹介できたらと思ってます。2022年からブログをはじめました。https://kantanlight.com/

最近の記事

真ん中のクランプ、使いやすいよ。

前回の記事から、だいぶ間が空いてしまいました。今日は最近Amazonで買ったクランプの話です。 照明を使って写真を撮る人には、わかってもらえると思いますが、撮影やライティングにはクランプは付き物みたいなところがありますよね。 横穴付きのパイソンクランプミニ カニバサミのミニクランプと横穴付きのパーツが一体になっていて、大きい方の横穴には15ミリ前後のパイプやロッド、照明用のダボ(スピゴット)などを差し込めます。 小さい方には9ミリくらいのパイプなどを差し込むことができ

    • 庭の野菊はキク科。ついでにレタスもツワブキもキク科だって?

      帰省したら庭に野菊が咲いてたので、写真撮りました。実家の庭には雑草みたいな花が結構咲いています。 この野菊は母親が、みかん山から持ってきて植えたもの。両親とも高齢になったので、みかん山の手入れの手伝いも長いことしていない。 多分荒れ放題だろう。昔は野菊が、あちこちに咲いていました。 改めて見るとなかなかカワイイ。いかにも絵に書いたような野菊ですが、改めて写真に撮ってみるとなかなかに可憐でカワイイです。 母親が庭に植えたくなった気持ちがわかります。ちなみに野菊という種類の

      • 道の駅でフェイジョア(果物)を見つけた。

        みなさんはフェイジョアという果物をご存知ですか?このフルーツは昔、自給自足に憧れていた時期があって、その頃に読んだパーマカルチャーの本で知りました。 パーマカルチャーというのは農業を軸にした、コミュニティーや個人レベルの持続可能な生活スタイルみたいなもので、今流行りのSDGsにも通じる暮らしのアイデア的な考え方です。 その本の中で自給自足する時、庭に植えておくと良い、おすすめの果樹の一つで紹介されていて、前から気になっている果物です。 パイナップルグァバとも呼ばれ、味は

        • 炎を見ることがない日常。

          昔みたいに野焼きをする風景が減りましたね。タイトルの写真には実際は横に作業中のおじさんが写ってましたが、ソフトで消しました。ほったらかしにしてるわけではないのでご安心を。 先日、ちょっと車で遠出をして、農道を走っていたら農家の方が野焼きをしていたので撮らせてもらいました。 カエルの実家はかなりの田舎なのですが、それでも最近こんな風景がだいぶ減ったなと感じています。 農家の人は特例で野焼き(焚き火)しても良いらしい。気になったので、ネット検索してみたら、農家の野焼き(焚き

        真ん中のクランプ、使いやすいよ。

          ライトを一つだけ使ってバラバラに撮影してみるとライティングの意味が少しだけ見えてくる。

          仕事で同じお客さんから商品撮影などを受けていると、どうしても似たような照明のセッティングの単調な撮影になってしまいます。 場数を踏むのにはいいんですが、やはり飽きてくるし、たまには視点を変えないと撮影の腕も上がらないと思い、試してみたい撮り方を自分のブログに時々上げることにしています。 今日は過去にあげた記事の中から、自分でもやってみて良かったな、意外と楽しめたな、と思うものを紹介してみます。 真っ暗な中でLEDライトや懐中電灯一本使って撮影する。 ライト1本と言って

          ライトを一つだけ使ってバラバラに撮影してみるとライティングの意味が少しだけ見えてくる。

          生き物とスパイラルの不思議な関係。

          植物はスパイラル(ねじれ)を描きながら成長するそうです。これを知ったのはデザインの授業のとき。アサガオなどのつる性植物などはわかりやすいけど、他の樹木や草花も例外なく、ねじれながら成長するらしい。 これを導入として、フィボナッチ数列や黄金分割の話などに入っていき、例のオウムガイの写真とかで解説があるわけですが、カエルの食いつきどころは、植物がねじれながら成長するところでした。 木がねじれながら成長して葉っぱも日光が当たるようにうまく配列されているとは!初めて知ったので新鮮

          生き物とスパイラルの不思議な関係。

          写真や絵画とAI生成画像を、どこで線引きしたらよいか考えてみた。

          実際に撮った写真や、人が描いた絵やイラストとAI生成画像があまりにも似通ってきて、その境目がだんだん曖昧になって来つつあるので、どういう線引をすればいいのか、自分なりに考えてみました。 そもそも写真とは何なのだろう。めっちゃ、アタリマエのことを書くことになると思いますが、写真とは実在するものに光があたって、影を落とした状態を、レンズを通して受け、その明暗を、感光して写しとったものです。 例えば人物だと血の通った肉体の表面に薄い肌があり、透けて見える血色の様子や重力によって

          写真や絵画とAI生成画像を、どこで線引きしたらよいか考えてみた。

          仕事でも使いたい人用。撮影にオススメのLEDライトの選び方。

          先週、カメラの選び方について、記事を書きましたが、今度は撮影用の照明の選び方について、カエルの個人的な意見を綴ってみようと思います。 どちらかというと仕事寄りです。大小、商品撮影から、モデル1~2名のアパレル撮影あたりを想定しています。 主に個人でネットを使って物販している人、小規模のECサイト運営をしている方、またカエルのように今後、時々商品撮影を受注して画像を納品する予定の方などには参考になるかもしれません。 撮影方法によって考え方は人それぞれだけど…。撮影方法によ

          仕事でも使いたい人用。撮影にオススメのLEDライトの選び方。

          自分の写真の構図が良いのか悪いのか、はっきり判断できない人いますか?

          私のことです。構図と聞くと、どうもはっきりと説明できない。自分で気にいった写真が撮れても、人に見せるとき「良い感じに撮れてるでしょ?」とは言えても「この写真、いい構図でしょ?」と言えない。ふわっとしてるから。構図についての深い知識がありません。というより根拠のある説明がしにくいと言ったほうが良いかもしれません。 前回のカメラ選びと同じく、カエルが構図について、どう考えているのか、脳内整理をしてみたいと思います。この記事は、今のところ自分なりに考えていることなので、新しい学び

          自分の写真の構図が良いのか悪いのか、はっきり判断できない人いますか?

          色んな人が記事にしているスチールカメラの選び方についてカエルも、いろいろ語りたい。

          専門家やマニアの方を始め、いろんな人が、オススメのデジタルカメラを記事にしていますね。カエルは専業のカメラマンではありません。これを読んでくれた方、大してカメラに詳しくない人の意見はあまり聞きたくないかもですね。ひょっとして“お腹いっぱい”? カエルがnoteを始めてみようと思ったきっかけの一つに、日頃なにげなく、ぼんやりと思っていることを言語化してみたいなというのがあります。日記などつけるような性格ではないので、これはあらためて自分を見つめ直すいい機会かなと思い「かえるめ

          色んな人が記事にしているスチールカメラの選び方についてカエルも、いろいろ語りたい。

          撮影ボックスを外に持ち出して、自然光で撮ってみました。

          連休に入ったので実家でテスト撮影してみました。昨日までよく晴れていたのですが、天気が下り坂で、午後からは雨らしい。あいにくの曇り空です。ところでnoteの画像って天地が結構切れるんですね。撮影ボックスが全部入らなくなってしまいました 曇り空なんで、撮影ボックス使わなくても似たような画になりそうですが、周りに余計な風景が入らないのは便利かも。天気がいい日に改めていろいろためしてみようかな。

          撮影ボックスを外に持ち出して、自然光で撮ってみました。

          AI生成とオパーリン

          世界中を揺るがしているAI生成技術。グラフィックデザインで食べている私にとっても他人事じゃないです。PhotoshopやイラストレーターなどのグラフィックソフトにもAIが組み込まれて、ちょっとしたものなら誰にでも作れてしまう時代がもう来てしまった感があります。 特に最近気になっているのがAI画像生成です。どんな仕組みなのか、ネットであれこれ調べていたら…ふと昔、生物の授業で知ったオパーリン博士の生命の起源説のことが頭に浮かんできました。 「生命のスープ」っていうあれです。

          AI生成とオパーリン

          悩んだ末に買った撮影ボックスの試し撮りをしてみました。

          休日を利用して、先日Amazonで買ったNEEWERの撮影ボックスを使って、試しにいろいろ撮影してみました。商品ページをあらためて見たら、NEEWERはカタカナ読みだと“ニーワー”ではなく“ニーウェア”と読むらしいです。肝心の使い心地ですが、予想通りというか、簡単な物撮りをするのには良いんじゃないかなという感想です。個人的にはライト付きのオールインワンタイプのものにしなくて良かったと思いました。 料理などの食べ物は逆光ぎみで撮ることが多いのでライトは固定タイプじゃないほうが

          悩んだ末に買った撮影ボックスの試し撮りをしてみました。

          思ってたより、でかい・・・

          というのが届いたときの感想。ブログ記事にしようかなと思って買った撮影ボックスです。Amazonで見たら黒い箱型や白いプラ板みたいなもの、ライト付きのやつとか、ほんとに沢山あって、迷いました。そして選んだのがコレです(NEEWER、ニーワー?製)。自然光で撮れそうなのと、写真うまくなりたいなら、このタイプかなと。大は小を兼ねると思ったのですが、80cmじゃなくて60cmにしとけばよかったかもしれません。とりあえず10月のブログ記事はコレで行く予定…多分。

          思ってたより、でかい・・・

          はじめまして、カエルです。

          2022年5月からWordPressで撮影やライティングがテーマのブログを始めて、1年ちょっと過ぎました。休日や仕事終わりにちょっとずつという感じなので、今やっと40記事ほどです。普段はWEBやポスター、チラシなどに使う商品写真を撮ることが多いです。専業のプロカメラマンではないので、毎日写真を撮るようなことはないです。解説本を参考にしたり、ネットで調べたりの自己流ですが、ブログの方もよかったら覗いてみてください。noteでは記事にするほどまとまってないネタや、写真以外の気にな

          はじめまして、カエルです。