セークレード・ゲームス 12

2000年頃のムンバイの政治、シヴ・セーナーについて概要。小説の背景に政治的要素があるので、そのあたりを理解していないと、翻訳はできても意味を見失うことがある。

थिरकना 古賀辞書によると「手足や体などが激しくもしくは活発に動く」。要するに典型的にはこういうダンス。

女子がディスコミュージックで腰をグイグイ振ってる的な。

मरजी लेना 合意を取り付ける。考えれば簡単に導き出せる訳語だが、古賀辞書に記載されていない 〜लेना, देना, करना, होना は、油断すると迷子になる。

उन्हें छोड़ आएंगे (家に)送り届けて来る。छोड़कर आएंगे のकर が省略されている。よくある省略なのだが、補助動詞として意味を取ろうとしていつも迷子になる。

चिंतन 瞑想。なのだが、古賀辞書では「熟慮、熟考、思索、思考、思想」しか採用していないのはなぜだろう。OXFORDヒン英では「meditating」を採用している。日ヒン古賀辞書の「瞑想」の項目には、चिंतन-मनन、चिंतन ० が採用されている。

status quo 英語だけども。現状、現体制。

penance तपस्या 、「苦行」の英訳語として。英語版のヒンドゥー神話では、तपस्याの訳としてpenanceがよく使われている。ラーヴァナやらマヒシャスラやらがpenacneを行って、不死の恩恵を得るのがお約束。Google翻訳もpenanceで出てくる。が、ジーニアス英和、OXFORDヒン英はascetic系の単語を推してくるのはなぜだろう。penanceだとキリスト教の罪の償いの意味があるからか。

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