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できない、ではなくどうしたらできるのか。

こんにちは。
急に冷え込んできて、着るものがまだ夏仕様な僕ですが、今日はあいにくの雨ということもあり、最近の動向を書いていこうと思います。

唐突ですが最近、いや、前々からうっすら思っていたましたが自分はダメ人間なんだということに向き合うべきときがきたようです。
何がどうダメなのかというと、るろうに剣心の志々雄編で魚沼宇水というキャラが登場するのですが、最近は聖地である新潟方面にいくことが多く、このネタを思い出すことがありました。

ここからはそのあたりを知る人にしかわからないと思いますが、少年漫画にしては奥が深いと感じさせる部分で、リアルタイムで観ていたときはまだ理解が及びませんでした。
これはざっとですが、キャラ説明と大まかな流れを抜粋したものです。

魚沼宇水はかつては幕府方の対人斬り用暗殺者として剣腕を振るっていたが、ある日遭遇した志々雄真実に両眼を斬り裂かれて失明・あっさりと幕府に見限られて解雇される。

その後、山中を彷徨い死の淵に立たされた時、剣術における究極の型の一つとされる「心眼」を開いた。その後、「隙あらば志々雄を殺していい」という条件付きで十本刀に加わった。

十本刀の中では瀬田宗次郎と一二を争う腕前と言われているが、本条鎌足十本刀最強は宗次郎と独白している。
当初こそ上述のように志々雄の命を狙っていたのだが、内心では自分の想像以上に強くなっていた志々雄には勝てないと悟り、実は既に復讐を諦めていた。

ちなみに斎藤の言では「戦う前から敗北を悟っていた」とあるが、実際のところ本編中で志々雄の元に現れて剣を合わせた時「"また"腕を上げたな」と志々雄が発言しているので十本刀に加わってから本編に登場するまでの間に一度以上は志々雄と剣を合わせていると思われる。

ピクシブ百科事典より

宇水と斎藤一が志々雄のアジトで一騎打ちしたときには、この事実をほぼ正確に指摘され図星であった宇水が描かれています。
まぁこのあと逆上して挑むも牙突により倒されてしまうわけですが。。

憎き敵である志々雄には勝てないと悟りながらも「隙あらば志々雄を殺していい」という条件で十本刀に加わった。これはいわば志々雄を牽制して自己肯定感を高めていると解釈できます。
そりゃあ自分の目を潰した志々雄に「お仲間になります」などとは口が裂けてもいえない。そしてそれを周囲に悟られることは極めて不都合な状況になります。
だから、さきの条件付けをしたうえで、あくまで志々雄を倒すかもしれない脅威(おれは強い)と復讐を諦めていない(負け犬ではない)という意思表示を身内にするわけです。

しかし、内心はどうだったか。
これは想像を超える程度には辛かったと思います。
斎藤は「雑兵をなぶり殺すことでそのうさを晴らしていた」というようなことを言っていましたが、まさにそこには宇水の闇があったと言っていいでしょう。しかもそれを内部の人間ではなく初見に近い斎藤に見抜かれるというのは相当の痛手のはずです。

ここからは勝手な推測ですが、志々雄や由美姐さんはもちろんのこと宗次郎、安慈あるいは他の十本刀に悟られていた可能性があると思います。それでも最期に放つセリフはリアル世界に通ずるものがあります。
「一片の淀みなく…己が道を…貫く… 簡単なようで…何と…難しい事…よ…」

己の心の弱さを顧みる一文ですが、宇水は戦闘に関しては決して弱くはなくむしろ強い方です。それでも自尊心を保つためには自分を偽るしかなかった。
これ、すごく人間臭くないですか?
誰しもが斎藤や剣心や志々雄のように強靭な意志と実力を持っているわけではないというむしろ作者の情状酌量を感じます。
しばしばネタとして扱われがちの宇水ではありますが、僕はこのキャラクターの位置づけが好きです。もちろん残忍であり性格にも問題があるように思うのですが、それはアニメということでご愛嬌です。

自分が進む先に迷いや不安がないと言えば嘘になる。そんなときに宇水と斎藤のやりとりを思い出すとなんとなく元気が湧いてくる気がします。
「戦わなければ男は負け犬にもなれやしない」
こんなだいそれたことは言えませんが、やらなければ始まらないという意味においては名台詞です。
移動中に何考えているんだか、中二病はほぼ確定ですが、ただ、「おれはやる!」と吹聴して息巻いてるだけの人間に(すでになってるかもしれませんが)は少なからずなりたくないと思っています。

  • なぜか宇水とは違うのに連想する好きなキャラ
    進撃の巨人=ジャン
    ジョジョ=花京院典明
    ガンダム=カイ・シデン
    ダイの大冒険=ポップ
    ベルセルク=コルカス

さて、前置きなのか何なのかというところではありますが、いろいろ検討していくなかでやはり予算の問題が大きくなってきました。
昨今の資材高騰はわりと厳しいレベルで下手するとコロナ以前の2倍くらいに膨れています。まぁ飲食もそうなんですが、基本的に材料と名のつくすべてのものが値上がりしているので、当初予測していたようにはいかなくなりました(人間は策を弄すれば弄するほど予期せぬ事態で~)

そこでいくつが選択肢があるなかで、現実的に取れる方法を模索して出したのが「やれる範囲でやってみる」という一番ヤバいやつです。

もちろん、算段がないわけではないのですが、なかなか勇気と根気がいるその方法とはつまりDIYです。

DIY

ということです。

安い掘り出しの築古を購入してDIYで改装すれば、最悪の場合でも住まいにはなるということで、自分のなかでは投資価値があると判断しました。

もともとDIYに興味がなかったといえば嘘になるのですが、いつかやりたいのいつが今というわけです。すでに奥方からは「ただそれがやりたいだけでしょ」と愛想をつかされてるわけですが、僕の陳腐な格言では「何でもやってみる、ダメでもやれば経験値になる」という大変都合のいい手札があります。
とはいえ、内心ではかなりビビっているものの、おそらく人生でDIYだけにフル稼働できる機会はそうそうないですからね。ひとまずはYou Tubeと書籍で目一杯勉強して策を弄そうと思います。

前置きのほうが長くなりましたが、それではまた。

サポートは僕だけのものではなく、また誰かにサポートするためのものだと思っています。そうやって次世代までバトンを渡していきたいです。