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かまびと。〜嘉麻市ふるさと納税の「ひと」に迫る〜

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嘉麻市のふるさと納税に関わる「ひと」にクローズアップ。こだわり抜いた返礼品を提供している事業者さん、嘉麻市のために頑張る市職員さんなどなどの紹介をしています。返礼品だけじゃない、… もっと読む
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記事一覧

九州で梨・りんご栽培に挑戦!手間暇かけて、最高の品質を。【かまびと。 #13 博光園・森博行さん】

山道を登ると見えてくる「九州りんご村」の看板。そう、嘉麻市の山間部では、梨やりんごをはじめとした果樹栽培が盛んに行われているんです。収穫時期になると、梨狩り・りんご狩りに来た多くの人で賑わいます。 今回の「かまびと。」でご紹介するのは、梨とりんごの農園「博光園」を経営する森博行さん。森さんのつくる梨とりんごは、たくさんのリピーターがつく人気商品です。この記事では、九州で果樹栽培を行うからこその苦労や、森さんがご自分の育てる梨・りんごにかけるこだわりをお伺いしました。 1.

「概念が変わる」ほどのいちじくを、より多くの人に届けたい【かまびと。 #12 小さな自然農園にゃんモコ・大塚さん、濱島さんご一家】

細い山道を登って行くと、いくつも立ち並ぶビニールハウス。ここで栽培されているいちじくは、食べた人に「いちじくの概念が変わった」とも言わしめる、ふるさと納税や産直サイトの人気商品です。収穫・梱包にてんてこまいで、繁忙期には朝4時半から収穫することもあるんだとか。 今回の「かまびと。」でご紹介するのは、嘉麻市の山の麓で農家「小さな自然農園にゃんモコ」を営む「じぃじ」こと大塚寿丸さん、そして娘夫婦の濱島明子さん・秀嗣さんです。いちじく、たけのこ、米、麦の農場を1代で築き上げた大塚

サラリーマンから養鶏業へ。卵へのこだわりと直売所から切り開く地域の未来【かまびと。 #11 小次郎の里・縄田秀史さん】

箸でつまめるほど弾力のある黄身と、ほんのり甘い味わい。嘉麻市でつくられる「命水卵」は、ふるさと納税でも多くの注文を集める大人気商品です。直売所兼カフェの「小次郎の里」では、この卵を使った料理やスイーツが楽しめ、ランチタイムにはあっという間に席が埋まってしまいます。 今回の「かまびと。」で紹介するのは、養鶏業を営むかたわら、「小次郎の里」を経営する縄田秀史さん。実はもともとサラリーマンだった縄田さん。会社を辞めて養鶏業に携わるようになった理由や、「命水卵」にかけるこだわり、「

お菓子と雑貨でつながるご縁【かまびと。#10 JAM JILL SWEETS・川原純里さん】

ドアを開けると、ふんわりとただよう焼き菓子の甘くて香ばしいにおい。お店の中には、クッキー・プリン・タルト・ケーキなどのお菓子の他にも、たくさんのハンドメイド雑貨が置かれています。まさにかわいいもの好きにはたまらない空間です。 今回の「かまびと。」でご紹介するのは、嘉麻市のお菓子屋さん「JAM JILL SWEETS」の店主、川原純里さん。JAM JILL SWEETSさんの可愛いクッキーはふるさと納税でも大人気です。さらに、川原さんはご自分でイベントも積極的に開催されていま

会社員・教員を経て独立、前例のないマスクメロン栽培に挑む【かまびと。#09 ヤマオカサンチ・山岡翔平さん】

「甘味だけじゃなくて、バランスの取れたうまいメロンを作りたい。」 人懐っこい笑顔とともにそう語るのは、嘉麻市で農家「ヤマオカサンチ」を営む山岡翔平さん。山岡さんが栽培するマスクメロン「よかメロン」は、甘さと酸味のバランスが取れた爽やかな味が特徴です。最近はANAクラウンプラザホテル福岡でも提供されるほどの人気ぶり。ですが、メロン栽培は嘉麻市では前例がなかったそうです。農業法人の従業員と農業系高校の教員を経て独立した山岡さんが、なぜ福岡では珍しいメロン栽培に取り組むのか。その

170年続く酒蔵の伝統と、20代の蔵人が生む革新【かまびと。#08 大里酒造・大里岳さん】

天保年間に創業され、170年以上もの伝統を持つ「大里酒造」。昔ながらの手づくりの製法を大切にし、原料や環境の微妙な変化に応えながら酒造りをしています。その一方で、甘酒を使ったスムージー販売や地域を巻き込んだマルシェなどの新しい取り組みにも積極的にチャレンジしているのです。 今回の「かまびと。」でご紹介するのは、大里酒造の9代目杜氏候補の大里岳さん。まだ20代の岳さんは「地域に根ざした酒造りをする」という大里酒造の長年のこだわりは守りつつも、新商品の開発やイベント開催を通して

「楽しさ」が原動力。一から始めた養蜂業と、その次のステップ【かまびと。#07 辻養蜂場・辻諒太さん】

スプーンですくって、ぺろり。 一口舐めると、口の中にふわっといい香りが広がります。後味はすっきりしていて、口の中に残りません。まるでおとぎ話の中のお家のような可愛らしい直売所では、そんな「百花蜜」「レンゲはちみつ」が売られています。 今回の「かまびと。」で紹介するのは、辻養蜂場の代表、辻諒太さん。辻養蜂場さんは嘉麻市で唯一のセイヨウミツバチの養蜂場です。自分で一から養蜂業を始めたという辻さん。その原動力や、生産しているはちみつへのこだわり、これからの展望についてお伺いしまし

100年を超える伝統と、新時代での試み【かまびと。#06 山田饅頭本舗・財津仁志さん】

朝10時。シャッターが開くと、中からほんのり焼き菓子のいい匂いが漂ってきます。そして、平日にもかかわらず次から次へと来るお客さん。どのお客さんも、手に「山田饅頭」を持って店から出て行きます。 今回の「かまびと。」でご紹介するのは、山田饅頭本舗の4代目、財津仁志さん。嘉麻市の手土産として大人気の山田饅頭。明治時代から続く伝統を守りながら、和菓子屋としての生き残りのため、新たな時代に向き合う財津さんの姿を取材しました。 1, 嘉麻市定番のお土産は、明治時代から続く伝統の味。ー

全国でここだけ!ジャージー牛「特別牛乳」にかけるこだわり【かまびと。#05白木牧場・大田竜司さん, 晴美さん】

ガタガタ道を抜けた嘉麻市の山奥。そこに、全国で数件の牧場しか認可が得られていない「特別牛乳」を生産している「白木牧場」があります。ジャージー牛で「特別牛乳」を生産しているのは、日本でもここだけです。 今回の「かまびと。」でご紹介するのは、白木牧場を経営する大田竜司さん・晴美さんご夫妻。寡黙で牛をこよなく愛する竜司さんと、おしゃべり好きで明るい晴美さんに、飼育している牛たちや「特別牛乳」にかける思いを伺いました。 1, 牧草栽培から販売まで!白木牧場の特徴ー白木牧場の特徴を

コスパと品質を追求し、地域にも貢献。【かまびと。#04 ロケット石鹸株式会社さん】

昨今の巣ごもり需要の中、ふるさと納税では日用品が好評を博しています。嘉麻市でも、洗剤は常に人気商品。 今回の「かまびと。」でご紹介するのは、嘉麻市に製造工場を持つロケット石鹸さんです。インタビューにお答えいただいたのは、代表取締役の加藤謙太郎さん。 コスパの良さから大人気となっているロケット石鹸さんの洗剤。そのコスパの良さの背景には何があるのか、そして利益追求だけではない地元企業の姿を取材しました。 1, 嘉麻市ふるさと納税の寄付金額トップ!その秘訣とはーロケット石鹸さ

「頑固一徹」こだわりの味を、新鮮なまま届けたい。【かまびと。#03 辛子明太子専門店おおくぼ・大久保さんご一家】

店頭にずらりと並んだ明太子。おおくぼさんでは、毎日必要な分だけ、1つ1つ自分たちの手で漬け込んでいます。新鮮で美味しいものを届けたい、というこだわりの表れです。 今回の「かまびと。」でご紹介するのは、家族で「辛子明太子専門店おおくぼ」を経営されている大久保さんご一家です。今回のインタビューでは、代表のの昌之さんと、長女の優さんにお話を伺いました。「頑固一徹」という言葉通り、おいしさのためにこだわりを貫いていく姿、そしてそれを支えるあたたかい家族の姿に迫りました。 1, 試

ブランド牛生産者×経営者×嘉麻市のキーパーソン。品質への矜持と地域への思い【かまびと。#02赤崎牧場・赤崎和徳さん】

嘉麻市を代表する食材といえば、牛肉。中でも「赤崎牛」は、嘉麻市の返礼品でもトップを争うブランド牛です。赤身の肉肉しい味は世代を問わず人気で、リピーターも多数。 今回の「かまびと。」でご紹介するのは、赤崎牧場の牧場主である赤崎和徳さん。自分の名前をつけたブランド牛「赤崎牛」を生産しながら、嘉麻市内の焼肉店「とんちゃん横丁」と飯塚市内のレストラン「Le Lien」を経営しています。赤崎さんが「赤崎牛」に込めた生産者としてのプライドと、地域への思いを伺いました。この記事では、赤崎

Uターンで就農、自らのブランド米で農業のロールモデルに!【かまびと。#01 EAT-Plus・打田健人さん】

嘉麻市の山道を登って、登って、また登って... そうしてたどり着いた福岡の水源「遠賀川」源流。そのすぐ近くでつくられているのが「極源流米」です。清流をそのまま水田に注ぎ入れられる環境は、全国でもかなり珍しいといいます。 今回の「かまびと。」でご紹介するのは、EAT-Plusを経営し、米の生産から販売まで担う打田健人さん。どうしても「お金にならない」イメージがあり、高齢化と担い手の減少が続く農業。もともと関西で営業職のサラリーマンをしていた打田さんが、Uターンをし「農業」とい

インターン、からの移住!? ふるさと納税のアイデアをカタチに【かまびと。#00小泉勇輔さん】

🌱かまびと。 嘉麻市のふるさと納税に関わる「ひと」にクローズアップ。こだわり抜いた返礼品を提供している事業者さん、嘉麻市のために頑張る市職員さんなどなどの紹介をしています。 嘉麻市で行われた1週間の地方創生インターン。「自分たちが提案したことを形にしたい!」と、その後実際に嘉麻市に移住してしまった学生がいます。 今回の「かまびと。」でご紹介するのは、嘉麻市に移住した大学生、「ずみ」こと小泉勇輔さん。なぜ移住を決めたのか、嘉麻市でやりたいことは何か、ずみさんの選択の裏側に迫