昨今の巣ごもり需要の中、ふるさと納税では日用品が好評を博しています。嘉麻市でも、洗剤は常に人気商品。

今回の「かまびと。」でご紹介するのは、嘉麻市に製造工場を持つロケット石鹸さんです。インタビューにお答えいただいたのは、代表取締役の加藤謙太郎さん。

コスパの良さから大人気となっているロケット石鹸さんの洗剤。そのコスパの良さの背景には何があるのか、そして利益追求だけではない地元企業の姿を取材しました。

1, 嘉麻市ふるさと納税の寄付金額トップ！その秘訣とは

ーロケット石鹸さんの洗剤は、ふるさと納税でも多数の寄付を集めていますが、その秘訣を教えてください。

うちが出している製品は、一般的な商品と比べて価格が安くなっています。そのため、生活必需品の出費を抑えたい人から人気があるのだと思います。価格は安いですが、「汚れを落とす」という品質は他とは変わらないので、コスパの良さからリピートをしてくださる方も多くいらっしゃいます。

また、私たちは注文を受けた翌日には発送することを心がけています。配送の速さもお客様から好評をいただいています。

ーそのコスパの良さはどのように実現されているのですか？

企業努力ですね（笑）

たとえば、うちでは洗剤に使うボトルも自社で製造しています。そのため、外注にかかるコストを抑えることができています。また、どうしても自社で製造できないものは、できるだけ安いところから外注するようにしています。

ーロケット石鹸さんの商品へのこだわりを教えてください。

やはり、こだわっているのは品質ですね。

うちで作っている商品には液体洗剤が多いのですが、その中身は開発段階で入念にチェックしています。また、液漏れがないか、キャップがきちんと閉まっているかなどを、目視とロボットを併用して確認しています。

2, 従業員も働きやすい会社作りを！

ーロケット石鹸さんにはたくさんの従業員の方が働いていますが、社員のために何かされていることはありますか？

ロケット石鹸には250人ほどの社員がいるのですが、私はその全員と1年に1回面談をしています。面談には数週間かかるので、12月の後半は、私の業務のほとんどがそれになります（笑）

また、働き方に対する意見を従業員から積極的に提案してもらえるようにしています。従業員から上がってきた意見は各部署の長にフィードバックし、人員やシステムの改善を行います。

また、うちは定年制を設けていないので、70代以上の社員も何人かいます。どんな年代の人も働きやすいように、「職場が人に合わせて変わる」ことを大切にしています。

3, 利益追求だけじゃない、地域との良い関係性を築く。

ーロケット石鹸さんが嘉麻市のふるさと納税に参入しようと思ったきっかけを教えてください。

うちは、もともと嘉麻市の誘致企業なんです。また、従業員の4割程度が嘉麻市に住んでいる人たちです。そんなご縁もあって、地元に貢献したいという思いから参入を決めました。おかげさまで私たちの製品はたくさんの方にご注文をいただいているので、嘉麻市のアピールにもつなげていけたらいいなと思っております。

ー地域貢献の活動もされているんですか？

はい、うちでは地域の清掃活動をしたり、嘉麻市のお祭りに参加したりしています。そうすることで、地元である嘉麻市に恩返しをしたいなと思っています。

ーロケット石鹸さんの洗剤のコスパの良さの秘訣や、職場環境に対する思いなど、とっても参考になりました。ありがとうございました！

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ここまで読んでくださりありがとうございました！
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