アラサーが中島健人さんの沼に落ちそうな話


いままでの人生でジャニーズにハマること、所謂ジャニオタと呼ばれる時期は無かった。ただ中高大と女子校で過ごしてきた私の周りにはジャニオタが多く、ジャニーズに関する知識は豊富なほうだったとは思う。(シングル曲じゃないけどファン人気が高い名曲を知っていたり、ジュニアの名前がわかったり、不祥事にやたら詳しかったり)

余談だが当時私が通っていた女子校はだいたい【ジャニオタ】【アニオタ】【バンギャ】で構成されており、そのなかでもパリピな陽キャはだいたいジャニオタだった。その中でわたしは根っからの女性アイドルオタクであり少数派ではあったものの、基本的に個性が浮かずに認められる傾向にある女子校では順風満帆なオタクライフを過ごせていた。懐かしい、アイドルオタク時代。十数年たった今また女性アイドルの沼に落ちている話はまた別で熱く語らせて欲しい。

余談はさておき、なぜこの年齢になって突然の中島健人くんにハマったのか。それは、


夢に出てきたから。


オタク気質の既婚者アラサーなんてちょろいもので『夢に出てきたから』そんな簡単な理由でその日のうちにコンビニで彼表紙のananを手に取り購入し、YouTubeで過去のラジオを聞き漁り、ジャニーズWebに登録までし、『中島健人』というアイドルに数日で興味津々MAX。ただそんな無敵モードなメンタルでもananの表紙の半裸ケンティが透けてるコンビニ袋を電車に乗って持ち帰るのはさすがに少し恥ずかしかった。マイバックの必要性ここにあり。

しかしジャニオタが周りに多かったとはいえど、SexyZoneのオタクはひとりもおらず、わたしの記憶のケンティは『セクシーサンキュー!』と言うセクゾのちょっと恥ずかしい振り切れたナルシストキャラ(褒め言葉)というイメージしかなかった。

ところがどっこい、そんな簡単な言葉で片付けていい人ではなかった。

アイドルなんて所詮画面や雑誌の向こうの人間で、その媒体から見える性格や考えはどこまでが本心だなんて分からない。もちろん夢を与える職業のプロである以上、受け手(オタク)である私達に刺さればそれは本当でも嘘でも大正解だと思っている。むしろ私はそれが完璧に出来てこそプロ!アイドル!と感じるタイプの人間だ。


え、わたし的に、ケンティ、完璧じゃん??????

もちろん今私が見ているケンティは彼のアイドル歴史の中のほんの数秒でしかないし、それこそジュニア時代から彼のオタクをしている人が読んだら『何言ってるんだこのド新規』と言われてしまいそうだが、そんな数秒しか知らないのにグサッと刺さってきたケンティ。

とりあえず録画検索で『中島健人』と入れて出演番組を片っ端から録画予約することから始めようと思う。

セクシーサンキュー!


と、ここまでを書いたのが2021年の夏。
1年以上経って公開してるのは、ただ単にnoteが使いこなせず【公開にしていないことに気づけなかった】というダサい理由……ノーセクシーですね……。

冒頭ほどの熱は治まりつつあるものの、いまでもケンティが出てるテレビはしっかり拝見するTHE茶の間。
これからもアラサーへの潤い補給、よろしくお願いします。

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