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本当に大切なものが分かる映画『365日のシンプルライフ』

ずっと気になっていたんです、この作品。
だって、ここ何年かでぼくの周りのモノが圧倒的に増えた気がしているんです。

もちろんコロナ禍においては全然買い物をしなくなりましたが、人から頂いたりしたものを含めると純増だなと。

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実は昨年の年末に年末ジャンボカマダくじとして、社員に使ってない服、かばん、アクセサリー、ゴルフ用品を配ったりしましたが、それでもまだまだです。

最近、棚を整理しているときに「あ、、こんなに良い服あったんだ」と、平気で忘れてたりしりしていて、、反省ですね。

そんな経緯もあって観たかったんです。

STORY
ヘルシンキ在住・26歳のペトリは、彼女にフラれたことをきっかけに、モノで溢れ返った自分の部屋にウンザリする。
ここには自分の幸せがないと感じたペトリは、
自分の持ちモノ全てをリセットする”実験”を決意する。
ルールは4つ。

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1日目は、空っぽの部屋から倉庫まで、全裸で雪のヘルシンキを駆け抜ける。こうして始まった365日の“実験”生活。毎日、倉庫からモノを1つ選ぶたびに、「自分にとって今、必要なモノは何か?」を考える。そんな中で、モノに反抗したくなったり、逆にモノが恋しくなったり、気持ちは日々変化していく。

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「必要が満たされた時に、人はモノに何を求めるのか?」
「モノを買わないと決めたのに、直すより買った方が安い。どうしたらいい?」
「何のために、自分はたくさんのモノを持っていたのか?」


といった無数の問いと葛藤が、ペトリを襲う。

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優しい相談相手であるおばあちゃん、兄を心配して食料を差し入れてくれる弟、文句を言いながらもモノの出し入れや修理を手伝ってくれる友人たち、新しく出会ったアウトドア好きなガールフレンドなど、様々な人々との関わりの中で、「自分を幸せにする、人生で大切なものは何か?」の答えを、ペトリは見出していく。


この映画は本当に必要なものがわかる映画でした。

監督・脚本・主演を務めているペトリ自身が、モノと向き合い続けた1年間の"実験"を映画にしているんですが、持ちモノのリセットをきっかけに人間関係も変化したりする様子が、すごくリアルで臨場感があります。

しかもロケ地は真冬のヘルシンキなので、東京での生活とは全然違うはずなんですが、モノに対して考えていくポイントには通じるところがあるなと。

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実験が進むにつれて、ぺトリにも変化が現れるんですが、特に気になったのがセリフです。

まず、1日目はコート1つで寝ていたのに、途中から物が増えてくると「カーテンが欲しい」「これじゃ眠れない」と言い始めます。

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ぼくはここで、人ってモノが増えると考え方が変わるんだって思いました。

あとは最後ですね。「生活に必要なモノは100個くらいだと分かった」というのにめっちゃ納得しました。「その次の100個は生活を楽しむため」だと。

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そして、一番響いたのが「所有とは責任でありモノは重荷になる」という言葉です。これまでの365日を観ていたからこそ、余計に感じ入りましたね。その後に続く、おばあちゃんの考え方がまたいいんですよ。

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テーマは深いですが、映像や音楽が北欧らしいタッチになっていて、軽やかに観れるところもおすすめです。

(画像引用元:映画『365日のシンプルライフ』|Facebook)©Unikino 2013


それではまた明日!


最後に。
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