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clubhouseでモデレーターをやる時気をつけること

中国語のクラハでたまに大喧嘩になるルームがある、でもちゃんと反省する人も多い。今回のnoteではその反省ルームでみんなが上げていただいた、「クラハで喧嘩にならないようにどう気をつければいいか?」をまとめたものになる。

クラハのルームの中で人の役割を大きく3つに分けられるモデレーター、スピーカーとリスナー。喧嘩も大きく2パターンに分けられる「モデレーターvsスピーカー」または「スピーカー同士」、今回問題に取り上げたいのは後者。

クラハのモデレーターの権限が大きいので、ちゃんとしていれば穏やかなルームになるはずが、ちゃんとしていないと今回のような大乱闘になる。

事件の始まり

「#KOL文化不健康 #influencer culture is toxic...change my mind」というルームで、最初は台湾でのKOLとインフルエンサーについて討論したいルームだった

海外のサイトRedditでは注目を集めるために、挑発しているようなタイトルをつけることはよくある。でも喧嘩したい意味はなくて、「私はこう思っているが、違う意見がある方は是非教えてください」というニュアンスでネーミングされる。

でもRedditの文化が詳しいくない方が、このルームのタイトルを見る、「こいつ喧嘩売ってるな」と勘違いしてしまう方は多かった。

ルーム内でたくさんのリスナーが手をあげて、スピーカーになって討論に参加したかった。手慣れでいたモデレーターがちゃんとみんなが平等に発言できるように、スピーカーの名前を順番に読んでいた。

突然台湾ですごい有名な歌手がこのルームに入ってきた。このルームを開いたモデレーターは挨拶せず、スピーカーの話を中断させて、その有名な方をモデレーターに指定してから、「もし良ければ何かコメントください」と言った。

その有名な方はこのルームに入ったばかりで、何についで討論しているかのも分からなかったので、もちろんコメントしようもなかった、軽く挨拶しただけで済んだ。

大乱闘になったきっかけ

ルームのタイトルではKOL文化は健康ではないと言っているのに、このルームを開いた方は台湾でKOLと呼べる方を、全員モデレーターに指定するのは良くないと感じた人が多かった。

スピーカーたちの怒りが爆発したのは、そのルームではみんなが平等で発言と思って、ちゃんと順番に並んで何時間待ちの人もいたのに、インフルエンサーなら順番を持ったつすぐ発言できるのはおかしいと思っていた。

怒ってしまった人が増え、ルームを開いたモデレーターも突然ルームから出てしまった。突然モデレーターに指定されたインフルエンサーたちもこの状況をどう対処すればいいのが分からなくて、結果みんな順番を待たずに発言するようになって、大乱闘になった。

たくさんの反省ルームが開かれた

私がこの事件を知ったのも反省会を聞いていたからだった。

喧嘩ルームから移ってきた人たちは喧嘩をしたくなかったので、みんなが冷静に喧嘩になったきっかけをを説明してから、今後クラハでこんなことが2度と起きないように反省点をまとめた。

クラハでモデレーターをやる時気をつけること

1、モデレーターがちゃんとルーム管理すること

今回が大乱闘になったのはルームを開いたモデレーターが急にルームから出たから、残されたモデレーターはこの部屋を閉じていいかどうかを知らなかった。

2、モデレーターの役割分担

ルームが大きすぎるとスピーカーの管理もしづらくなるので、この一週間で色んなルームを回って、よかったルームでは「司会(メインモデレーター)、ゲスト(サブモデレーター)」をちゃんと分けている。司会の方はスピーカーの話す順番と時間を管理する、スピーカーの発言が終わったら、ゲストまたはその他のスピーカーが補足したいことがあるかどうかを聞く。それで会話の途中で割り込む人が減り、不快感も減る。

3、有名人が来たら勝手にスピーカーにあげないこと

有名人がスピーカーになると部屋も人気になると思うが、有名人だってリスナー側にいたいと思うので、いきなり「コメントをください」と振るのはよくなかった。司会担当のモデレーターがアナウスで挨拶してから「もしコメントしたいなら是非手をあげてください」と言った方がいい。

4、ルームのルールをあらかじめBIOに書き込む

ルールが少なかったら、部屋のタイトルに書き込めばいいが、例えばたくさんの人が入ってきそうなルームなら、手を挙げる人も多いかもしれない。そういう時ルールまたは条件に達している人だけピックアップした方が、ルーム内の秩序も保てやすくなる。

5、何時に閉めるかをきちんと決める

初期に良くあるのは、時間を決めずダラダラしてしまって、結局ルームを閉じれず、翌日までやるケースが多かった。何時間も開いているルームだと、違う時間で入ってくるスピーカーたちが、前にどんな話をしていたのを全部把握しきれないから、同じ意見が何度も取り上げられることになる。なのでちゃんと時間を決めて、時間が近ついたら「手を上げる」機能をオフにしていれば、部屋は時間通りに閉じれる、モデレーターたちの負担も減って、内容の質も保てる。

6、話が違う方向に行ってしまったら違うルームを開く

よくあるのは、タイトルと全く違う方向に行ってしまうこと。私が良かったと思うルームは、司会者はちゃんと話の内容を逸れないようにコントロールする。もし面白そうな話題があったら、それはまた違うルームでやるとちゃんとスピーカーに伝えて、何とか方向を修正する。または5でも言ったように、時間になったら、一旦今ルームを閉じて、違うタイトルで新たなルームを開いて、その話題をさらに掘り下げる。

7、喧嘩になったらミュートまたは退室させる勇気

今回問題になったルームは、大喧嘩になった時に部屋を開いたモデレーターが不在で、急にモデレーターになってしまった人たちもミュートと退室機能を使う勇気がなかった。モデレーターの権限は大きいので、それをうまく駆使した方が、ルーム内の秩序も保てる。喧嘩になった方が面白いと思うリスナーもいるかもしれないが、SNSのいじめになってしまう可能性もあるので、やはり避けるべきだと思う。

終わりに

クラハにいる人は大きく三種類に分けられる。

1、聞きたい人
2、話したい人
3、ビジネスパートナーを探す人

「聞きたい人」と「ビジネスパートナーを探す人」はあまり喧嘩になってしまうことがないが、ちゃんと相手の話が嘘かどうかを見分ける力を身につけることが大事!

「話したい人」は他の人のルームに入ったらちゃんとルールを守った方がいい、本当にもっと話したいなら、自分でルームを開けばいい。あなたの論調を賛成するリスナーたちは絶対ついてくるので、他人の部屋で自分の意見を押し込む必要がない。

クラハはラジオ感覚で聞けて、しかも最近は組織化になったルームが多くて、落ち着いてきたと感じた。私はよく「日本語を練習する」ルームに入って、日本語を練習したり、経験をシェアしたりする。言語だけではなく、色んなことについて新たな観点を知ることができて、本当にすごくいい学習ツールだと思う。

最近でクラハブームは去ったと言われているが、今はみんな経験を積んで組織化になってから、ルームの質も上がって、これからブームはまた来ると思う!

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