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自分の体と家族の関係性

自分への意識と家族への意識とフラクタル構造


今日は自分の体と家族の関係についてシェアしたいと思います。


先日、カウンセリングをしていた際、お客様の話からフラクタル構造の典型的な例を感じ取りました。今回はそのお話をシェアしようと思います。


フラクタル構造とは


フラクタル構造という言葉を聞いたことがない方もいらっしゃるかと思いますので、簡単に説明します。フラクタルとは、相似型を意味する言葉です。


大きなものの一部を切り取っても、その小さな部分は大きなものと同じ形状をしています。例えば、ブロッコリーの細かい部分を拡大してみると、小さなブロッコリーが集まってできていることがわかります。


このような現象は、物理的にも数学的にも精神的にも様々な場所で起こっています。精神的なものと物理的なものは似ているため、物理的な現象から精神的な部分へのアナロジーが可能です。


お客様のお話


あるお客様は、右手が痛かった時に「もうこんな腕はいらない!」と言って、自分の腕を叩いてしまった経験がありました。自分の大切な体の一部を問題があるとして切り離して考えていたのです。


家族の関係について聞いてみると、娘には溺愛しているものの、夫に対しては非常に淡白かつ冷たい対応をしているとのことでした。問題が起こると、心配するのではなく鬱陶しいと感じるそうです。


これは、体との関係と似ていると思いませんか?


「自分を大切にしない人が他人を大切にできるわけがない」とか、「自分を愛せない人が他人を愛せるはずがない」という言葉がありますが、まさにその通りです。


自分の家族を自分の体として考えてみる


自分の家族を自分の体として考え、例えば怪我をした時、それが自分の不注意や予期せぬアクシデントによるものであれば、怪我をした部分を責めることはありません。


病気になった時、例えば糖尿病になったとして、食事を選んだのは誰でしょうか?適度な運動をしなかったのは誰でしょうか?問題が起こり始めていたのに見て見ぬふりをしたのは誰でしょうか?


自分の体で起こる出来事も、家族で起こる出来事も、同じような関係性があると感じられるのではないでしょうか。


自主セミナーも同じ


先日シェアした私の所属するオンラインサロンの自主セミナーイベントでは、「自主セミナーには人生が出る」と評しました。これは、普段の配慮やコミュニケーションの方法が、人との関わり方に反映されるということです。


何か問題が起こった時、普段の行動を見直すことが解決への近道です。


まとめ


世界はフラクタル構造でできています。自分の体への扱いが家族への扱いに似ています。世界を変えたいと思ったら、まずは自分のあり方を変えることが大切です。

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