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幸せと不幸はは振り子のよう

人生は捉え方次第


捉え方次第で変わる人生の風景

以前、物事は捉え方次第であるというお話をさせていただきました。コップに水が半分入っている状況を、「半分もある」と捉えるのか、「半分しかない」と捉えるのか。事実は1つでも、捉え方次第で現実が変わっていくという話です。

先日、妹と話をしていて、20代よりも30代、さらには40代の方が人生を楽しんでいると感じるという話になりました。私もその意見に同感で、年齢を重ねるごとに心が豊かになっているように思います。

たとえば、新しいテーブルを買って家に置くと、生活している中で必ず傷がつきます。最初は気になる傷も、10年、20年と経つうちに愛おしい思い出へと変わっていきます。私たちの人生も、傷ついた時は苦しかったけれど、それを乗り越えた時、愛おしいものへと変わっていくのではないでしょうか。

幸せと振り子の法則

若い時はコップの水が満タンで、水が少し減るだけで気になりますが、年を取ると少しの減少では気にならなくなります。私はそんな心の成長をしていきたいと思います。

幸せとは何か?それは自ら感じるもので、幸せだと思えばそれが幸せです。しかし、幸せを大きく感じるには、苦労や苦難が大きければ大きいほど、その感覚は強くなります。振り子が片側に触れると反対側にも同様に触れるように。

若い頃は小さなことでも喜べますが、慣れてくると大きな出来事がなければ喜べなくなります。年を取ると、いろいろなことが不自由になりますが、それによって喜びや幸せを増やすことができると思います。まさに振り子のように。

コップの水が1/3になっても、「まだ水が1/3もある!」と喜べるのは、物事の捉え方を練習してきたからです。苦労や苦難は幸せの種であり、失敗は成功の母です。何かが思い通りにいかない時、それが幸せにつながるスタート地点なのかもしれません。


今回もお読みいただきありがとうございました。

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