ミニmy茶園を作ってきました。
虫が嫌い、雑草が生えるのが嫌なの!
とおっしゃるお客さん家の人工芝のお庭にミニmy茶園を作ってきました。
人工芝の上に土がこぼれない様に不織布シートを敷き、
レンガをいい感じに積み上げていきます。
不織布シートの上に軽石投入♪
軽石の上に今度は大きめの不織布シートを敷きます。
ごめん、この後土で汚れてめんどくさくなって写真撮ってないんやけど、
隣のプランターと同じぐらいの高さまでレンガ積むやん、
ほんで黒土と培養土混ぜたヤツを不織布シート広げながら半分ぐらい入れて、
最後は赤玉の割合が多めの培養土混ぜたやつ入れるやん、
んでからいい感じに間隔開けてお茶の木3本植えてきた。
レンガの横幅がほぼ10センチなので、
縦50センチ、横1メートルの大きさの小さな小さな花壇ですね。
内側は40×80
この大きさだったら2本ぐらいがちょうどいいんやけど、
3本欲しいって言うからまぁそれはお客さんの要望ということで3本にした。
なんで3本か?っていう話なんですけど、
日本人のお茶の消費量は、成人の平均で年間約800グラム前後。
お茶の木は常緑樹で生長も早く、すぐにもさ~って増えてくる。
ココに植えた小さい苗木でも、
2~3年後には一本のお茶の木から年間約300グラムは摘採可能になります。
つまり!!!
このちっちゃい花壇に植えた3本のお茶の木だけで、
成人一人のお茶の年間消費量が十分採取できるってこと。
茶期別 / 区分
一番茶…3月10日から5月31日
二番茶…6月1日から7月31日
三番茶…8月1日から9月10日
四番茶…9月11日から10月20日
秋冬番茶…10月21日から12月31日
冬春番茶…1月1日から3月9日
つまりつまり、お庭にマイ茶園があれば、一年中茶摘みが楽しめます!
一つの芯と上から2枚目までの葉を摘む一芯二葉摘み。
柔らかい葉の先だけ!
これが一番贅沢な摘み方です。
柔らかい茶葉はそのままでも野菜のように食べることもでき、
てんぷらにしても美味しいですね。
今日はお客さん家で、ざるそばの蕎麦つゆに入れてもらって、
人工芝の上でみんなで試食!
薬味としての生茶の苦み、これがもうなかなか♪
わさび要らんわって感じですね。
もちろん、自家製のお茶としてもレンジでチンで楽しむことが出来ます。
良い新芽だけ選んで摘んでても、だいたい毎週これぐらい取れる。
虫が嫌いとか、雑草が嫌やって言ってるけど、
「無農薬のお茶を、自分で育てて自分で摘みたい」とか、
「一芯二葉摘みで、新鮮な茶葉を料理に使いたい」など、
オーガニック系大好きなお客さんだったので、
生茶葉パクパク食べてたよ(笑)
人工芝の上であろうが、駐車場の後ろであろうが、
とりあえずお試しでmy茶園が作りたかったらしい。
無農薬をキープしないと意味がないので、一応注意事項は伝えておきました。
予想以上に成長が早いから頻繁に新芽摘んで下さいってことと、
放置しちゃうとチャドクガ湧いちゃうよってこと。
2~3年、この小さい花壇で様子見て、
家族4人分植えるかどうか決めるってさ。
お茶の木(やぶきた)3本セット、腐葉土&植栽費込み
価格18,000円
消費税1,440円
合計19,440円
ちなみに今回のレンガを積んだミニ花壇作りは、
お客さんがレンガも不織布シートも軽石も培養土も用意してたし、
後々解体しやすいようにセメントでレンガを固着しないで欲しいとのことなので無料でサービス。まぁ人工芝の上で積んだだけでしたしね。
今日の仕事はお昼の1時から2時までの1時間で終了。ざるそば食べながらおしゃべりしてる時間も合わせて2時間もなかったかな。
通りすがりのご近所さんから、うちの門被りの松やってくれる?
ってお声が掛かり、軽く見積もり、来週庭全体の手入れ。
独立してからますます庭師してるなぁ~って実感する日々。
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