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KURUMICCO WALK Vol.11-②「💠あじさいの街鎌倉💠」

第11回は、紫陽花が見頃を迎えた今の時期の鎌倉をご紹介いたします!
(本記事の掲載内容は2023年6月時点のものです)
→Vol.11-①はこちら

KURUMICCO WALK Vol.11 MAP

「力餅家」さんから極楽寺方面へ少し歩くと、表通りにパン屋さんを発見!脇にある小道を奥へ奥へと進むと、どこか懐かしい面影のある素敵な建物を見つけました。

café recette鎌倉

続いてお邪魔したのは、パンスイーツ専門カフェ「café recette鎌倉(カフェルセット鎌倉)」さん。お店の前では可愛らしい紫陽花がお出迎えしてくれました。

入り口には紫陽花の花が

大正時代の古民家を改装した吹き抜けの店内は、ナチュラルな雰囲気でゆったりと解放感のある空間です。オーダーメイドのテーブルやチェアは滑らかな触り心地で、木のぬくもりを肌で感じることができます。履物を脱いで上がるため、鎌倉散策で歩き疲れた足に優しいお店です。

木のぬくもりを感じる店内
こだわりの家具が並びます
ほっとくつろげる空間です

今回いただいたのは、6月限定の「紫陽花フレンチトースト」。
横須賀の平飼い卵を使った「姫様の生食パン」を使用しています。卵が濃厚なので、お砂糖控えめで仕上げたとっても優しいお味です。紫陽花は、バタフライピーを使った手作りゼリーで表現されています。ヨーグルトアイスとミルクジェラートの爽やかな風味とフレンチトーストの自然な甘さがベストマッチ!

紫陽花フレンチトースト
やさしい甘さのフレンチトースト

店長の井上さんが、「賑やかな観光地から一歩お店の中に入ると、ほっと一息落ち着ける空間にしたい、という気持ちはずっと変わらずに意識しています。『非日常』感もありながら、おじいちゃんおばあちゃんちに帰ってきたような温かさも目指しています」と、人気になった今もお店のイメージを守り続けていることが素敵だと感じました。

 ただ通っただけでは見つからないからこそ、見つけるまでのワクワク感や見つけたときの喜びが大きくなる。それが坂ノ下エリアの魅力だと、井上さんはおっしゃいます。
近くへお立ち寄りの際は、素敵な出会いを求めて一歩奥へと踏み込んでみてください!

[店舗情報]
店舗名:café recette 鎌倉(カフェルセット鎌倉)パンスイーツ専門店
所在地:神奈川県鎌倉市坂ノ下22-5
公式サイト:http://cafe-recette.com/

星の井通りの緩やかな坂道を極楽寺方面へ向かって上っていくと、右手に鎌倉十井の1つ「星月の井」が見えてきます。

星月の井

石碑によると、昔この付近は木が生い茂っており、昼間でも暗かったため「星月谷」といったそうです。井戸の名前はここからきているとのこと。

また、井戸の中に昼間でも星影が見えたためこの名前がつきましたが、近所の女性が誤って包丁を落とした時から星影は見えなくなったという説もあるそうです。

数々の伝説が残る井戸。立ち止まって古の風景に思いを馳せてみました。今は蓋がしてあるため、水を汲むことはできませんが、昔の人はこの坂の途中、水を飲んで一休みしたのかもしれません。

「星月の井」
所在地:神奈川県鎌倉市坂ノ下18-28

Vol.11-③もお楽しみに✨
次回も引き続き、極楽寺を目指してお散歩します🚶‍♀️