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棺の常識を変える?!ー店舗の入棺体験をレポートー

広報のシライです。
先日、店舗の入棺体験イベントに参加してまいりましたので、その様子をお届けします!

広報ブログでも何度か登場している店舗ですが、今回はとても写真映えするイベントだったので会長の素敵なカメラをお借りし、満を持して参加いたしました。


入棺体験の主役

今回入棺体験で使用する棺がこちら・・・

なんとビビットなピンク!オランダの壁紙を使用しているらしいですよ!
細かいディティールもとてもかわいい
御扉もとても素敵です

こちらの棺を作成したのがGRAVE TOKYOさん。葬儀ブランドとして2015年から活動しており「棺桶・骨壺・遺影」などの葬儀用品を扱っていらっしゃいます。

棺作家の布施さんは20代から友人や知人との死別を経験する中で、故人のキャラクターと参列した葬儀のミスマッチを何度も体験したそうです。

そのような経験から「どんな年齢でも、自分の好きなデザインで最期を迎えられる、後悔のない葬儀を作ることが私の使命」という思いで活動を続けていらっしゃいます。

▼詳しくはこちら


入棺体験レポート


Work1. Who are you?

早速入棺体験!というわけではなくまずウォーミングアップとして「Who are you?あなたは誰ですか?」というワークに取り組みます。

こちらはワークシート

こちらはペアワークとなっており、二人一組になってお互いに「あなたは誰ですか?」と質問をし答えていくことを制限時間の中で繰り返します。今回の制限時間は3分でした。

お客様とWORKをしている布施さん

そして3分後、お互いに感想を話します。

お客様からはこんな感想をいただきました。

「3分だと結構詰まりました。最初にいくつかは思いつくのだけど、どうしても思いつかない瞬間が合って、そこであらためて『私ってなんだろう?』と考えるきっかけになった。詰まったあとに言う答えには『自分でもこんなこと言うんだ』という新鮮さがあったりして相手の話に共通点があったり色々と面白かったです」

「自分のことを言うのってやっぱりむずかしくて3分って長いなって思いました。言うことにブレーキがかかることもところどころあって、なかなか伝えるって難しいなと思いました」


Work2.弔事 and 入棺体験

 
皆さんに棺にはいっていただくにあたり、自分のお葬式を想像していただき、「誰に弔事を読んでもらいたいか、どんな弔事を読んでもらいたいか」を自分で考えて書いていただきました。

そして、いよいよ入棺体験。

靴を脱いで棺に横たわります。
その後他のメンバーは参列者として、体験中のお客様に「きれいだよ」「かわいいよ」と声をかけながら色鮮やかなお花を手向けていきます。

その後棺の蓋を閉めます。

そしてご自身が書いた弔事を読み、その後1分間そのまま入棺体験をしていただきます。

布施さん曰く棺の外の様子が日常であればあるほど、体験しているご本人は現実世界から切り離されたように感じるとか(なので入棺中はあえて雑談をしていました)。
そして棺を開けた時に生き返るようなリフレッシュした感覚になるのだとか。

1分後にお客様に感想を伺います。

「涙が出てきました。人生初めての経験で毎日を大切に生きようと思いました。」

「棺に入って皆さんに声をかけられているとき、もしかしたら生まれたときもこんな感じだったのかなと思いました。」

涙を流されているお客様も多く、棺の中の空間は不思議な気持ちになるとのことでした。
お客様の弔事を聞くたびにシライも泣きそうになりつつ、皆様の入棺体験を見守らせていただきました。


まとめ

今回、「かわいいよ」と言いながら棺にお花を手向けている姿を見てとても新鮮な気持ちになりました。
お客様からも「自分の葬儀はこうしたいと思うようになりました」と前向きなコメントをいただき、アンケートからも非常に満足度も高いイベントとなったかと思います。
ご協力いただいたGraveTOKYOの布施さん、イベントを企画してくださった終活アンバサダーの村田さん、本当にありがとうございました!

今後も店舗のイベントにぜひご注目ください!

▼「窓口de終活」5月の予定はこちら


おまけ

今回イベントに参加してくださった爽田するめさんがイベントレポートを記事化してくださりました!こちらもぜひご覧ください!


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