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パンあれこれ

パンが好き。
ありがち女子・・・女子ってこともないか。

基本的に毎朝パン食。
バケットを食べている率が高い。
ライ麦パンや、雑穀パンも好き。
ハム、ソーセージ、チーズ、卵などのどれかと食べるため、リーンなパンを食べることが多い。

ご存じの方も多いと思うが、
生地はリッチなパンとリーンなパンがある。
リッチな生地とは、卵、乳製品が入った生地、柔らかいことが多い。
リーンな生地とは、バケットなどシンプルな生地である。

バケットが好きと言っても、どこのバケットでも良いわけではない。
噂の有名店であっても、好みでない場合もある。
一番好きなのはドンクのバケットである。
でもアンデルセンのツォプフも好きである。

パンへのこだわりは
どのパンでも粉の味をしっかり感じたい。

30代の頃は、家で食べるパンはほとんど私が作っていた。
食パン、田舎風ライ麦パン・・
バターロールや、レーズンパン、くるみパンなど、リッチパンも作る。

だが、結婚してから時々しか作らなくなり、最近はもっぱら買っている。

梅田に行ったらたいていパンを買う。
夫が行くときも買ってきてもらう。

ちょっと特別な気分の時に買うのが、
クロワッサン
値段もカロリーもちょっと高め。
気合を入れて買う。
マイバックの一番上にそっと置く。
翌朝トースターの弱でゆっくり温める。

この記事を読む方が、どの程度パンマニアかわからない。
そんなの知ってて当たり前だったら申し訳ないが、
三日月型のクロワッサンはオーストリア発祥。
トルコ(オスマントルコ)の国旗に描かれた三日月を食べてしまえという感じで形作られた。
というわけで、フランスのクロワッサンは三日月型でないことが多い。
オーストリアでもまっすぐのクロワッサンは見たことがない。
また、いわゆるバケットなどのフランスパンもない。

最近、近隣にパン屋が増えた。
車で10分以内なら、私が「これは良いぞ」と思うパン屋が4軒ある。
ただ、共通して思うのは
値段が高い

元教え子が、
「先生んちの近くに評判のパン屋があるって聞いて、こないだ行ってみたよ」
と言う。

でも、方角的に行かないエリアなので知らなかった。
夫と息子と寄ってみた。
わが家からは遠くはないが、車でないと絶対行けないところ。
田んぼや畑と、住宅が半々くらいのエリアに、突然店ができた。
週4日、しかも半日くらいしか開店しないので、12台ほど入る駐車場も常にいっぱい。
なので臨時駐車場もできたほど。
警備員も2人いるが、全然さばけていない。
たまにどっちが先だと揉めている。

「お昼はパンにしようか」ということで入ったが・・・
私としては単価が高い。
もちろん、特別な食材を入れているので高くなるのはわかる。
でも、息子は総菜パン&菓子パンなど3つ以上いる。
3つで軽く1000円を超える。
家で食べる昼食としてのパン一家で2500円??

息子が、駅前の(お気に入りの)ラーメン屋、チャーシュー大盛りでも1000円以下と言う。ラーメンとパンだったらラーメンが好きって(苦笑)

でも皆、こぞって買っているのである。
菓子パンがトレイに5~6個乗って、お会計3000円とか言われて払っている。

私の金銭感覚がおかしいか・・・
皆がおかしいのか・・・

やはり私は貧乏なのか・・・
皆がお金持ちなのか・・・

まさか、皆、冥途の土産ではあるまい。

私は一つの仮説をたてた。
パン好きは、噂のパン屋に行くとテンションが上がって値段がわからなくなるのでは?
つまりは「ベーカリーズハイ」に陥る。

後日、その元教え子に、
「あのお店、結構なお値段するよね」
言ってみた。

すると、
「そうやで。だから一人でこっそり食べるねん」
小6と高1の息子は知らないのだと言う。

「だって、ホームベーカリーで作ったチーズパン、おいしいわーって一人で一斤食べるやつに、こんなもん食べさせられへん」

やっぱりな。





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