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うたまとめ

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これまでnoteに公開してきた詩群をここに紹介しておきます。
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記事一覧

新作・自由律俳句107句(ズラッと並べておる)

エックスで、自作の自由律俳句をたくさん紹介したい気持ちがあったのですが、どうやら投稿頻度を上げづらそうなので、こちらのnoteから投稿させていただきます。 質は微妙かもしれません。新作(初出し)107句がウリとなっています。 それでは、どうぞ。 もしかしたら霊能力あるかもしれません 慕われているように見えている 水族館の暗闇に光るスマホ たばこの煙を避けて通る 死にかけの虫の命を救えた 対処できるが対処し続けたくはない たまには筋トレをしてみる かろうじて

【詩】この世界の片隅の恐竜

もしも この世界の歴史上 ずっと昔の片隅に 小さくて草食の 恐竜がいたとしたら その恐竜は 文字面的に 恐い竜になってしまうのでしょうか きっと大多数の現代人は 「恐い竜だから恐竜でしょ?」 「恐くなかったら恐竜なの?」 「大昔で情報が少ないからさ」 「恐くて当然っしょ」その他 と 悪気がなくても 言ってしまうのでしょう 知らないものは恐い と それは人類に 古くから 遺伝子に刻まれ 疎まれるものは 疎まれてしまうようです 実はその恐竜 私の頭の中に 既に 存在していま

【詩】ロケットパンチを受けても大丈夫

パンチ パンチ パンチ はあっ はあっ うう へっ てめえのパンチなんか ニセモノのロケットパンチだ 痛くはないが 少しかゆいぜ どうしてくれんだよ ははっ それに比べて あのロケットを見てごらんよ 宇宙規模の蒼天に カウントダウンまでされてよ 深紅の炎を垂直に バーニングしまくっているぜ おまけにテレビでは 中継もされ ドラマにもなり 社会的反響は大きいみたいよ お前のロケットパンチなんか 湿ってらあ 料亭に出てくるおしぼりみたいなもの

【詩】ダイナミックそれ僕恐竜

ダイナミックそれ僕恐竜 影に隠れて 地球に今も 住んでいる お母さんはね 月に住んでる お父さんはね 星に住んでる 月がきらきらしている時 星々は遠くでまたたいて 僕はゆっくり 街の影を歩いていくよ ぴかぴか ひゅおー ゴーゴー ガタンゴトン ザーザー ザザザ さびしくない のっしのっし きらきらきら ほら僕ダイナミック恐竜 おわり。

暑いけどここにいる

2023年7月31日の時事自由律俳句(11句)

前置き 8月という巨大な月を前に贈る 7月最後の日 空はどこまでも目の前に エアコンが壊れませんように 冬の動画で涼む トラックの近くは、おそらく暑い。 腕を水に濡らした 冷たいソーメン希望し始めました 舞い上がるビニール袋 夏バテしているような気が てこずっていても、正面突破。 占いが、微妙に当たっている。 かめれもんのプロフィール↓ おわり

2023年7月26日の時事自由律俳句(11句)

前置き 災害レベルの暑さの日に贈る こんなに暑いのにポテトは不可能 周りを見渡しても、水たまりがない昼。 セミの声も聞こえない耳栓 暑いから遠回りはしないでおこう 車の中のクーラーが張り切っている 明日よりも今暑い とりあえず、午前中はクーラーしない。 川の中の魚になりたい 雨カモン ふう、あっち。 遠くから聴こえてくるひぐらし かめれもんのプロフィール↓ おわり。

自由律俳句 今週のまとめ+3句

外れやすいボタンのパジャマを着ている とりあえず、寒さで凍えることはない。 腹ペコのいい音だ ハードロックとか絶対聴かない アーユー鮎? 人間です。 えびフライの帽子がほしい かめれもんのプロフィール↓ おわり。

ツイッター7選詩【簡潔にまとめました】Part.4

こんにちは。かめれもんです。 僕は、ツイッターで、詩を書いています(現在は、中断していますが)。 溜まった詩をこれ以上誰にも見られない、というのはもったいない、と思いましたので、今回も7つの詩を選び抜きました。 皆さんに読んでいただいて、少しでも心が楽になる等あれば、幸いです。 それでは、始めていきましょう。 以上となります。 現在、執筆している時期は年末ですが、秋という季節の詩も入っています。 ちょっと、長めの詩もありましたね。 それ以外は、穏やかで明るく、

ツイッター7選詩【簡潔にまとめました】Part.3

こんにちは。 僕の名前は、かめれもんと言います。 ツイッターで、詩を、書かせていただいています。 今回も、ツイッターの詩がたまってきましたので、まとめておきますね。 今回の記事から、7選詩に、ボリュームアップしました。 楽しんでもらえると、幸いです。 それでは、始めていきます。 いかがだったでしょうか。 気になる詩があれば、とてもうれしく思います。 個人的には、「急いで 急いで」で始まる詩がよかったのかな、と思います。 詩といえば、自己啓発みたいなものを浮

ツイッター5選詩【簡潔にまとめました】Part.2

かめれもん(僕)は、ツイッターにて、詩を書いています。 ツイッターに書いていると、どうしても、作品は流れていってしまいます。 そこで、noteの記事にて、最近の詩群を選定し、5つまとめてみました。 ゆっくり、ご覧いただいても、パッパッとツイッターのように、見てもらっても構いません。 それでは、始めます。 はい。今回は、この辺で。 短かったら、すみません(その辺は、かめれもんのツイッターにて、最新詩をご確認ください)。 後半に、画像ツイートも入れてみました。 一

ツイッターの5選詩【読みやすく、まとめてます】

かめれもんのツイッターでお送りする詩が溜まってきましたので、5つほど選び抜き、まとめておきます。 気になる詩が1つでもあれば、幸いです。 それでは、どうぞ。 以上となります。 短かったでしょうか。 詩は、軽く読み流すのもいいですが、じっくり向き合ってみることで得られる味わい深さもあります。 まあ、僕の詩に、その味わい深さがあるかどうかは分かりませんが。 ツイッターでは、軽めの詩を作っていますので、少し味わい深さは減っているかもしれません。 よかったらでいいので

短詩「夏バテの時間」p.4

夏バテになると 力が 入らない 脱力 脱力 脱力 脱落はしないまま 海月になっちゃお あ でも ここは海じゃねえ 海じゃねえ なら どうする? 車で 行こうにも 暑いし あったま パンクするぜ 海月だったら 山奥で ひからびるや ないかい! もういいや ここでいい ここでいい このまま リラックスして 僕は死ぬのかな いつか死ぬんだ だから生きよう そもそも生きていることが 死のように不思議なことさ 夏バテもそう なぜ このような一見 無意味に思えるような

以前、noteに投稿した詩(宇宙の珈琲)とリニューアル版を書いてみた。

以前、noteに投稿した詩を振り返るコーナー。 今回は、「うたまとめ」というマガジンに収録されている「宇宙の珈琲」をリニューアル。 よかったら、見てもらえるとうれしいです↓ ↓ ↓ ↓ 「宇宙の珈琲」(過去に投稿したバージョン) 何もない マグカップの中の 透明な空間 それは宇宙 そこに火傷しそうな 熱いコーヒーを注ぐ もしかするとあの宇宙 を覆い尽くすあの黒い 物体は私たちには寒い 空間だけれど 宇宙にとっては あったかく黒い コーヒー