主人公、語り部

玄野カズミ（クロノ カズミ）

科学部に所属する男子高校生。二年五組。どちらかと言うと理系。
部長ほどはプログラミングに長けていないが、発想、想像力は豊か。
一般教室より空調が効いている部室、パソコン室に入り浸りがち。
名前の由来は何となくタイムリープ系だったので、玄野とカオスの裂け目、カズム（＝キャズム）から。ジャンプ系ってことで、GANTZに引っ張られすぎないようには気をつけた。
一人称は基本的にボクだが、格好をつけたい相手にはオレを使う。

お題イラストの女子生徒

加賀地アオイ（カガチ アオイ）

主人公が通う高校に通うジェンダーレス女子。外面は完璧な女子。中身は小悪魔以上の悪魔系。元子役、アイドルで活躍した時期もあり。
名前の由来は、偽りを花言葉に持つ鬼灯の異名、輝血とジェンダーレスな名前から。
女子っぽい名前のカズミがお気に入りで、執念深く付き纏う。
イラストで背負っているリュックは夢魔、インキュバスが封印された聖遺物的なアイテムで、力が漏れ出ている。
インキュバスに身体を乗っ取られることに対して、抵抗は全くない。

お題イラストの金髪女子

風見美羽（カザミ ミハネ）

主人公が通う高校で、化学を教えている教員。科学部の顧問でもある。
アオイは文系で担当している学年も異なることから、面識はほぼない。
実はある教団に所属する天使で、アオイが背負っているリュックを教団へ運び込む任務を担っていたが、彼女のミスによって鞄を紛失。
地上に落とした鞄を探しに、主人公が通う高校の教員となって人間社会へ潜伏することに。舐められないように元ヤン風の怖い先生を演じているが、中身は母性溢れるドジっ子系。金髪は地毛。
夢魔や悪魔と戦うために、特別な銃と聖水や清めの塩を持ち歩いている。
学生と年齢が近く、その見た目も相まって校内での人気は高い。男子を中心に、ファンクラブもあるとかないとか。
見た目は小悪魔なヤンチャ系だけど、中身が天使だと面白いかなと、某作の宇宙人から風見を。アオイの名前を考えている最中に見た名前が天使っぽい響きだったので。

科学部部長

九重ハルミ（ココノエ ハルミ）

主人公が通う高校で、パソコン部に所属する男子高校生。年次は三年。
カズミよりプログラミングスキルは上で、大学レベルの数学や哲学にも明るい。
自分の名前に「九」が入っているので、「Q」や九尾のキツネをアイコンとして好んで使用する。
年始から年度末にかけて、父を亡くして将来を悲観。希死念慮に苛まれる。
女性同士が戦う作品で思い付くのが、マスコットキャラ的な宇宙生物だったので「キュー」を。時間にまつわる話になりそうだったので、二代目安井算哲、渋川春海から。
九尾の狐で怪しい感じ、黒幕っぽさも少し醸したかった。

その他（ほぼモブ）

咲良リナ（サクラ リナ）

主人公が通う高校で、科学部や他の部を掛け持ちしている女子高校生。主人公とは幼馴染だが、色恋沙汰は特になし。
アオイとは二年の春から同じクラス。仮入部にも関わらず、科学部の見学に彼女を連れてきた張本人。

乾ユウト（イヌイ ユウト）

主人公が通う高校で、野球部に所属する男子高校生。リナと同様に、主人公とは幼馴染。本人はスーパースターと公言してやまないが、本人も所属している野球部も、そこまで強くない。
背と声、態度のデカさには自信があるとかないとか。