見出し画像

KATO 10-1479 485系200番台 6両基本セットです。

こんにちは。今回はKATO 10-1479 485系200番台 6両基本セットです!昨年の鉄道模型ランキングで2位でしたので、今更ですが、紹介します。国鉄特急と言えばクリーム色の車体に赤のラインをイメージする方も多いかと思います。

▼その時の記事です!

・実車ガイド

国鉄を代表する特急電車の485系。昭和39年(1964)に登場した481系交直流特急電車を先駆けとし、昭和43年(1968)に交流の50/60Hz両用を走行可能な485系が開発され、北海道から九州まで、四国を除く全国で地域間輸送に大きく貢献しました。先頭車クハ481のスタイルは、ボンネット形から始まり、前面貫通形の200番台を経て、非貫通の300番台で完成されたスタイルとなり、国鉄特急の顔として親しまれました。 KATO製品ページより引用

・模型仕様

画像57
画像1

KATO 10-1479 485系200番台 6両基本セット
発売日:2021年 定価:¥19,580(税込) 
付属品:ダミーカプラー、プラドライバー、行先シール
全長:833ミリ 最小通過半径:R249 消費電力DC12V時:0.42A
時代設定:昭和53年~60年(1978~1985)頃

▼付属品 (ダミーカプラー・プラドライバー)

画像56

・車体側面

画像2

▲クハ481-234

画像3

▲サロ481-102(グリーン車)

画像4

▲サシ481-48(食堂車)

画像5

▲モハ484-295(M車)

画像6

▲モハ485-193

画像7

▲クハ481-241

・車体

画像8

581系に準じた貫通扉付の前頭部を上手く再現してあります。

画像9

塗装の塗り分けも非常にきれいです。前面連結器は付属品と交換することで連結器カバーを取り付けた状態を再現できます。

画像16
画像15

妻面の配管類もモールドで細かく再現してあります。

画像55

中間連結器はボディーマウント式KATOカプラー伸縮密連形を標準装備しています。幌がありリアルな連結間隔です。

▼サシ481-48

画像17

6両基本セットの中でも特に大きな特徴を持っているのが食堂車のサシ481です。車体の公式側、非公式側で窓配置が大きく異なります。

画像18
画像19
画像20

また、サシ481には簡易運転台が設置されています。妻面まで赤の塗装が入っていますが、少しだけ入っていない箇所かあります。

・車体表記

画像42
画像43
画像44
画像45

いつも通り特急サボやグリーン車マーク、JNRマークなどがきれいに印刷されています。号車札は白印刷でその上にシールを仕様になっています。

・屋根

画像10
画像11

検電アンテナやクーラー分散形AU13Eが別パーツで再現されており、精密感があります。ベンチレーターは一体成型になります。

画像12
画像13

屋根上にはPS16パンタグラフが再現してあります。交直流関係の配管がごちゃごちゃしていて、非常にリアルです。モハ484には集中形クーラーAU71Aが再現されています。

画像14

サシ481はクーラー分散形AU13Eやベンチレーターが他と比べて不規則な配置になっています。

・床下

画像45
画像46
画像24

床下機器はいつも通り繊細なモールドで非常によく出来ています。

画像22
画像26

車端のトイレ部分床下には「循環式汚物処理装置」が表現されています。

画像25

台車は国鉄特急標準のTR69、動力台車はDT32を再現してあります。

画像27

▲サロ481

画像28

▲サシ481

台車はスナップ式台車です。転がりがスムーズで走行性能はいつも通り良いです。サロ481は付随車なので、床下はスッキリしています。サシ481は食堂車の関係か、タンクがたくさんのついています。

画像29

先頭車床下にはDCCフレンドリーを差し込む為の穴があります。スカートに空いている穴は付属品プラドライバーを差し込み回すことでトレインマークを変換することが出来ます。また、先頭車のダミーカプラーを連結可能な稼働式のカプラーに交換も可能です。

▼カプラー交換はこちら記事で解説しています!

画像30

動力車はトラクションタイヤがついています。フライホイール付きで非常に低速が効きます。

また、もっと動力車の内部構造を知りたい方はこちらの記事がオススメです!

・車内

画像31
画像41

車体内側はこんな感じです。昔の旧製品と比べて非常に分解しやすいです。窓ガラスのクリアパーツは少しだけ青色をしています。サシ481には簡易運転台があるので、妻面もクリアパーツがあります。

画像32
画像33

座席パーツになります。奥からクハ481(普通車)、サロ481(グリーン車)、サシ481(食堂車)になります。見ての通りとてもカラフルな色をしています。

画像34
画像35

▲クハ481(普通車)

座席パーツは水色をしています。個人的には「もう少し青色でもかな~」と思っています。先頭車はライトの関係で一部の座席表現が簡略化されています。それにしても先頭車のトレインマーク変換装置はとても面白い構造をしています。

画像37
画像37

▲サロ481(グリーン車)

グリーン車なので座席パーツは赤色です。色味は蛍光の赤色のような感じです。普通車と比べて座席ピッチがゆったりしているところも再現してあります。

画像38
画像39
画像40

▲サシ481(食堂車)

食堂車の特徴であるテーブルやイスが細かく再現してあります。また、厨房との仕切り壁の再現もあります。さすがに厨房のコンロまでは再現してありません。

・ライト

画像46

先ほども言った通りトレインマーク変換装置は面白い構造をしています。更に分解すれば別売のトレインマークと交換することが出来ます。

画像47

前照灯とテールライトはどちらもきれいに光ります。ですが、上の前照灯が少し暗いです。ライトプリズムの関係なんですかね。標準装備のトレインマークはイラストタイプの「やまびこ」「雷鳥」「かもめ」「にちりん」の4つです。

画像48

▲「かもめ」「雷鳥」

画像49

▲「やまびこ」「にちりん」

・300番台との違い

画像51

手持ちの300番台と比べて見ました!やはり一番の違い前面の貫通扉の有無ですかね。他にはワイパーの形状の変化や連結器の違いなどがあります。

画像52

運転台後部の窓の有無や屋根上機器の配置が異なります。

画像53

先頭車の全長が少しだけ200番台の方が短いです

画像54

床下機器も微妙に異なるところも再現してあります。ちなみに先頭車の以外は基本的には300番台との車番違いになると思われます。

・最後に

画像50

模型的にもよく出来ていると思います。300番台との微妙な違いも作り分けてあり見てて面白いです。これでまた国鉄特急が増えました!また、同じく国鉄特急の583系もレビューしているので是非そちらもご覧ください!

・ショップ

趣味で制作した作品をこちらのショップで販売しています。下線部クリックすると見ることが出来ます。是非ご覧ください!

メルカリ:鉄道ジオラマを販売中です!

ラクマ:3Dプリンターで制作した小物を販売中です!

▼今回のオススメ記事!

▼よろしければ有料記事もご覧ください!

▼こちらのクリックもよろしくお願いします!

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。



この記事が参加している募集

スキしてみて

休日のすごし方

よろしければサポートをお願いします。いただいたサポート費は鉄道模型やジオラマ材料の購入費として大切に使わせていただきます。