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雑奇帳vol.26:『仮面ライダー555 パラダイス・リゲインド』の感想

今更ですが初日という事は、一週間前に観てきました。
なんか、動画が出回っていたり、既にネタバレが各所でされているので、もういいやって事もあり、自分なりの感想をお伝えしたいと思います。

とりあえずの感想ですが、555が好きな自分としては、今回の映画は面白かったです。何体か仲間のオルフェノクが退治されましたが、ハッピーエンドに近い終わり方だったのではないでしょうか。
自分的には20年前の最終話で未来のない巧と真理へのプレゼントだったのではないか、という印象です。
設定にいろいろ回収できていない、とういか説明できていないところがあるのが、井上脚本の常識というのに慣れた自分にも困りものですが、とりあえず思ったことを書きます。

NEXTファイズギア含めてNEXTシリーズはオルフェノクでないと使えない代物ではなく、誰でも使える?
巧はともかくリナや北崎(ロボ)や草加(ロボ)が変身できたのがよくわからない。もしかしたら記号を埋め込んでいるのかもしれないけど、フォトンブラッドの流れがいまいち表現されてなかったので、そう感じたわけです。
でも草加が旧カイザに変身できたのはやっぱ、記号埋めたロボだったのかも。
それとNEXTファイズのアクセルモードが簡単に破られるし、ブラスターモードは劣化してるし、やっぱ汎用兵器化したのかなって思いました。

真理のオルフェノク化については、賛否両論あるけどほぼ肯定的な人が多いのではなかろうか。それにあのベッドシーンは申し訳ないけど笑ってしまいました。これで真理も変身できるし、よかったねって。この先まだ追われる身なのだから、巧と同じ境遇で仲良くやっていけそうだもん。

あと20年経ったキャストの皆さんに思う事。
とりあえず、ここに泉さんが居たというのは抜きにします。
巧は雰囲気を残しつつ、でもあの頃のぶっきらぼうさより、今回は上品さが出ちゃってましたね。若い頃のような色のない演技はさすがに無理かなぁ。真理は良くも悪くも大人になった真理って感じ。そして草加は、気持ち悪さが倍増していました。本人もその気でやったぽいから、わざとなんでしょうけど。海堂は相変わらずのおちゃらけっぷりで少し騒ぎすぎなくらい。
北崎はいい感じでやんちゃして、大人になって落ち着いた風エリートでイメージは損なわれてなかったし。なんか自分の中で、北崎は絶狼イメージが強くて、久々の残酷な北崎がほほえましかったです。

という勝手な感想です。
そして別の総括として、
車に轢かれそうになり、オルフェノクに助けてもらったのに通報したおばあさんが、メディアに流される今の醜い人間らしさを表してたのが、社会への問題提起・・・そこまで考えてないか~w

以上、現場からの報告でした。

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