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4,5年前の鹿児島

春の鹿児島に行ってきた。

旅の道中で4,5年前の鹿児島旅を思い出したので、そのことをどわーっとnoteに書き連ねたい。手帳や写真をあまり振り返らず。基本的には記憶だけを頼りに。

いま、鹿児島市の城山で市街地越しの桜島を見た後に、駐車場前の土産物店で買った 屋久島の柑橘 たんかん を食べながらこの記事を書いています。


4,5年前の鹿児島は丁度海外でcovid-19、新型コロナウイルスが流行し始めて日本も危ない、といった時期だったと記憶している。海外はさすがに行けないということで、九州を駆け足で一周した。その初日、二日目の一部が鹿児島だった。

初日

四国は愛媛・八幡浜からフェリーで別府に渡り、駅付近の銭湯でひとっぷろ浴びて、別府駅からJR九州の「特急にちりん」に乗った気がする。宮崎駅で下車して昼食にチキン南蛮を食べた。人気の「おぐら」の本店めがけて店先まで行ったらおやすみで、繫華街の少し南に位置する店舗で食べたはず。

その後、一級河川(名前を忘れた)に架かる橋を渡り、南宮崎駅からまた列車に乗った。たしか特急だったと思う。だんだんと車窓から錦江湾と桜島が見えるようになり、鹿児島中央駅で降りた、はず。駆け足で天文館付近を見物し、大久保利通像を撮影したことは記憶している。あと、鹿児島中央駅前のたくさんの人がいる像。鹿児島ラーメンは食べただろうか?

路面電車で鹿児島大学より南の方のJRの駅まで移動し、そこからJRに乗り換えて指宿へ。指宿駅からどうにかして民宿に到着。民宿の方に薦められた居酒屋へ。

この居酒屋がほんとうによかった。今回も訪問した。きびなごの刺身、鳥刺しなどを芋焼酎とともに。当時も今もビールや日本酒は飲むものの芋焼酎はさっぱりなので、おすすめを尋ねると丁寧に教えていただけた。まずは飲みやすいものを、ということで緑色のラベルの屋久島の芋焼酎を飲んだと思う(今回の旅で、屋久島の芋焼酎「大自然林」と判明)。その後も何杯か芋焼酎と日本酒を飲んだ気がする(今回は指宿の芋焼酎「利右衛門」など)。


二日目

前日に民宿の方に「明日はどこに行くのか」と問われ、「まずは西大山駅」と答えると、「通勤経路のついでだから乗せてってあげるよ、8時?に下りてきて」みたいなことを言われたため、ありがたくお言葉に甘えた。軽トラの助手席に乗ってJR最南端の駅 西大山駅 へ。「西大山駅と開聞岳とわたし」というスリーショットまで撮ってもらった。丁重にお礼をして民宿の方と別れた。

そしたら、西大山駅を見に来ていた親子3人組と出会った。3人組の写真を撮ると、「次どちらへ向かうの?」みたいなことを聞かれて「民宿の方に教えてもらった山川の砂蒸し風呂と、たまて箱温泉の露天風呂へ」と答えると、「行き先が同じだから乗せてってあげる」と。朝に続いて本日二度目の同乗。なんでも、関西からミニバンで車中泊旅をしてるらしく、産まれて間もない赤ちゃんとお母さんは自宅で留守電しているそう。3歳と5歳くらいの二人の子と仲良くなった。

砂蒸し風呂では、砂に埋もれ蒸されている親子3人と並んで一緒に4人で係りの方に写真を撮ってもらった。その後、男4人で開聞岳と海が見える絶景の露天風呂へ。さらに親子3人と仲良くなる。

入浴後、お父さんから「このあと知覧の方へ行くんですが、一緒にどうですか?」みたいな、まさかのお誘いをいただく。「はい、行きます。ぜひ。」

人生は まさか の連続

ミニバンの後部座席で2人の子と一緒に遊んだ。

知覧の特攻平和会館を一緒に見学。

その後、鹿児島市内まで送ってくださった。
西郷隆盛像の前で写真を撮って解散。お別れ。

鹿児島中央駅から新幹線に乗って熊本へ。

そんな4,5年前の鹿児島旅だったはず。
恵まれすぎていたため、都合よく記憶を改竄しているかもしれない。


3度目の鹿児島は先の居酒屋さんで教わった 夏の坊津の海 で泳ぎたい。
夏の指宿のオクラも食べたい。

坊津、甑島、屋久島、種子島、奄美大島、喜界島、徳之島、沖永良部島、与論島。

鹿児島は行きたいところが山ほどある。
日本には行きたいところが山ほどある。

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