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紙いちまいで、できること。|kami/(かみひとえ)


01  Home

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「紙一重」
それは、紙いちまいの厚さほどの僅かな違いのこと。

紙いちまいでできることの可能性に、わくわくし続ける。
紙いちまいの厚さほどの僅かな違いを、大切にする。
その先に、手仕事の残る未来がありますように。

そんな思いを込めて、2018年10月「kami/」という屋号を作りました。


02  About

kami/は、手仕事の紙を未来に残すため、紙の工房を訪ね歩き、紙を探究し、紙の魅力を言葉や写真、製品の形で伝えるブランドです。
大切にしているのは、「紙いちまいでできること」の可能性を信じること。薄くて弱くて、わたしたちの身の回りに溢れている紙ですが、その一枚によって生まれる楽しみや喜び、驚きがあると信じています。

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わたしが紙に惹かれたきっかけは、「木から紙を作る体験」でした。
2泊3日の紙作り体験を通して、木と水だけで紙ができることを実感し、途方もなく手間がかかる手仕事の紙作りが何千年も続いてきたことが不思議でたまらなくなりました。
それ以降、紙の世界を探究し、手仕事の紙を未来に残していくために活動できたらと思っています。


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現在は、大洲和紙の産地である愛媛県内子町に拠点を構え、活動しています。
世界各地の手漉き紙の輸入販売や、和紙の製造加工販売、紙と手仕事にまつわる取材やワークショップ、講演を行なっています。


03  Share Atelier & Shop “kami/ の実験室”

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“kami/ 実験室”は、閉校になった小学校の一角にあります。理科室として使われていた部屋を活用して、2021年9月にオープンしました。
紙の裁断機や製本機、紙漉きのための簡易的な道具と材料を揃えたシェアアトリエと、これまでに集めた世界の紙と日本の紙のお店を併設しています。今はまだ、道具も素材も少ないのですがこれから少しずつ増やしていく予定です。

紙を作ること、紙で作ることをもっと気軽に始められるような、作り手のための場となっていければと思っています。
作り手とは作家や職人として活動をしている人だけでなく、初めて紙を作ってみる人や、自分の手で少部数の本を作りたい人、誰かに贈る手紙を紙からこだわってみたい人など、小さな「作ってみたい・やってみたい」という気持ちを持った全ての人に開かれたシェアアトリエを目指しています。

◯ ワークショップ・講座一覧 こちら
◯ 今月の開室日
Instagram

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拠点である旧御祓小学校には、空き教室を活用した活版印刷所や珈琲と古道具のお店、カフェもあります。
棚田が残る美しい山あいの地域で、かつては紙の原料である楮の栽培も行われていました。今後は御祓地区内の耕作放棄地を借りて、楮やトロロアオイの栽培にも取り組んでいきます。

Address
〒795−0309
愛媛県喜多郡内子町只海甲456
みそぎの里2階 理科室 Google Map

◯松山空港・松山駅から
松山空港からJR松山駅前までバスで20分
JR松山駅から内子駅まで電車で1時間
内子駅から旧御祓小学校(みそぎの里)まで車で15分
※内子駅から旧御祓小学校への公共交通機関はありません。

小学校グラウンドの空スペースに車を停めて、正面玄関よりお入りください。
2階左手に実験室があります。


04  Works

書籍『世界の紙を巡る旅』(烽火書房)

2019年3月〜2020年1月にかけて行った、303日の世界一周・紙の工房や印刷所を回る旅を1冊の本にまとめて出版しました。本文用紙に11種類の紙を使用し、表紙の紙はネパールから直輸入しシルクスクリーンで一枚ずつ手刷りしました。
出版に先駆けて行ったクラウドファンディングにて、395名の方からの支援があったおかげで実現したこだわりの仕様です。
(クラウドファンディング・書籍の詳細はこちら

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退職届は、大好きな手漉き紙に想いを込めた。
学生時代に研究したネパール・ロクターペーパー、就職後も手漉き紙の魅力に惹かれ続け、退職。303日15か国の世界の紙を巡る旅へ出発した。
タイ・サーペーパー、インド・コットンペーパー、メキシコ・アマテペーパー……。
世界の手漉き紙や印刷された紙ものなどを紹介するほか、各地の人々や文化に触れながら、「なんで紙を好きになったんだろう」「これから紙はどうなるんだろう」「私はこれから何をしていくんだろう」というたくさんの問いの中で、世界を駆け巡る。
(烽火書房 ウェブサイトより)


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展示会・出展
・巡回展「世界の紙を巡る旅」AXCIS CLASSIC(岡山), PLASE STORE(福岡), but not for me(京都) 2020
・「カミメマーケット」池袋ロフト(東京)2020,2021
・「kami/からの手紙」ゆるやか文庫(愛媛)2021
・「紙の世界へ」BONUS TRACK ギャラリー(東京)2021
・巡回展「世界の紙を巡る旅展」ヒガクレ荘(静岡), レティシア書房(京都), YANAGIYA(鳥取)2021
・「hitoeni -ひとえに- 」つぐみ Books&Coffee(群馬)2021
・「世界の紙と花のある暮らし。」天満屋岡山店(岡山)2021
・「旅の予感 Handmade Paper from Thailand 」kami/の実験室(愛媛)2021


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トークイベント
・「旅のスタイルと、暮らしの形」栞や(香川)2019・「ひとり旅のつづき -暮らしに繋げる旅のきらめき- 」栞や(香川)2020
・「世界の紙しごとを探して」SPBS(東京)2020
・「困った時の紙頼み〜オンライン紙巡りツアー〜」大川印刷, 2020
・「手漉き紙と機械製紙 めくるめく紙の世界」B&B(東京)2021


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ワークショップ
・「8月の花と紙のWS」栞や
・「世界の紙の話と紙作り」あわくら会館
・「漉き返しの紙作りWS」ヒガクレ荘
・「手漉き紙の栞作り」Book&Coffee coyomi
・「紙から始める手紙の作り方」ゆるやか文庫
・「ボタンホール製本の手製本ノート作り」kami/の実験室
◎予約制で開催しているワークショップの一覧はこちら


取材・特集
〈TV出演〉
・KSBニュース 2021年3月3日「特集・紙が好きすぎて世界一周した女性
・テレビ愛媛 EBCライブニュース 2021年10月8日
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〈雑誌・新聞掲載〉
・GENIC vol.57 「100人の旅という表現」
・BRUTUS No.934「BRUTSCOPE・303日間、15ヵ国を巡る旅で見つけた世界の紙々」
・日経新聞 2021年8月6日朝刊「装丁は面白い」
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〈ラジオ・Podcast 出演〉
・JK WAVE「JK  RADIO TOKYO UNITED」2021年2月5日
・TRANSIT VOICE 〜旅するポッドキャスト〜「#10 紙をめぐる旅(ゲスト・浪江由唯)


05  Online Store

これまでに集めた世界の紙ものや、手漉き紙を使って制作したレターセット、メッセージカード、封筒、タグ、チケットなどを販売しています。
オープンする時期は不定期です。


06  SNS & Contact

世界や日本各地の紙工房への取材の様子やイベント情報、実験室の開室日などをSNSで発信しています。

E-mail| kami.kamihitoe@gmail.com
Instagram|@kamihitoe_lab
Twitter|@kamihitoe_lab
Facebook|@kamihitoe.official
Office|〒795-0309 愛媛県喜多郡内子町只海甲456 みそぎの里2階 理科室

取材やイベント、オリジナル商品制作、そのほかお問い合わせは上記メールアドレスまでお送りください。

この記事が参加している募集

自己紹介

こんにちは、kami/(かみひとえ)です。いただいたサポートは、「世界の紙を巡る旅」をまとめた本の出版費用に充てさせていただきます。今年の12月に発売できる…はず…!