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手仕事に向き合う人たちに出会う『そしてこれから〜和紙の旅〜』in 愛媛県内子町

現在の町や村の景色そして文化を作ってきた、これまでの“人の暮らし”の続きにいま私たちは暮らし生きています。
この町が築かれてきた“これまで”と、私たちがつくっていく“これから”に触れてもらいたい。この滞在をきっかけに、今後の暮らしのヒントや新たな気付きに出会ってもらえたら。そして、私たちの“これから”を一緒に築いていっていただけたら。
そんな思いで、『そしてこれから〜和紙の旅〜』という旅の時間を企画しています。

2024年度の開催日

・第1回 5月31日(金)、6月1日(土)
・第2回 9月27日(金)、28日(土)
・第3回 12月6日(金)、7日(土) 

お申し込みはこちらから


旅の舞台

旅の舞台となるのは、愛媛県の中心部松山から約40㎞のところにある内子町。
小さい町ながらも世の動きにただ流されることなく、町並み、村並み、山並みを合言葉にしっかりと意志を持ってまちづくりをしているところです。

その内子町の中でも今回は、伝統の手仕事が残る地区と、里山の暮らしが体感できる地区を訪れます。
平安時代から和紙の産地である内子町には、ここ数年で和紙の“これから”を担う熱意ある者たちが集まっており、新しい可能性が広がっています。

1泊2日で、紙の工房や凧の博物館を見学したり、自分が漉いた紙でノート作りや活版印刷を体験したり。それぞれの角度から和紙に向かいあっている人たちの思いや、彼らの“これから”についてもぜひ聞いてもらいたいなと思います。
和紙の文化やそれを作っていくこの町の“これから”を体験し、みなさんにとっての原点やこれからを考える旅となっています。


今回の旅で触れる手仕事

大正時代から続く紙工房の見学・紙漉き体験

内子町五十崎地区にある紙工房「天神産紙工場」の見学をして、実際にA3サイズの紙を手漉き体験します。工房にはたくさん紙や紙小物が販売されているお店も併設されているので、ゆっくりお買い物もできます。


樹皮を叩いて紙作り体験

和紙の原料であるコウゾの内皮を叩きほぐし、1枚のはがきを漉きます。木の皮から紙ができていることを実感する貴重な体験です。
はがきには植物やご持参の素材を入れることもできます。


一文字ずつ活字を拾って活版印刷

みそぎ地区にある「ゆるやか文庫」が運営する印刷所にて、活版印刷やシルクスクリーンプリントなどお好きな印刷を体験できます。初日に自分で作った紙に印刷することも可能なので、世界に一つの旅の思い出を作る時間になります。


紙の草木染めやノート作り

みそぎ地区にある「kami/」のアトリエで、紙もの作りを行います。作ることができるのは、リングノートや手製本、レターセットや内子の植物の草木染めなどさまざま。
作りたいものに合わせて道具の貸し出しや丁寧な作り方の指導を行うので、想像力豊かにものづくりの時間を楽しんでいただけます。


旅の概要

〈集合場所〉内子町ビジターセンター(愛媛県喜多郡内子町内子2020)

〈参加費〉19,800円/人(税込・当日支払)
     ※宿泊代、体験料、施設見学料、レンタサイクル代、3食分の代金を含む
〈参加費以外の費用〉
・1日目の昼食代
・電車でお越しの方は2日目のタクシー代(1,000〜2,500円程度。金額は利用人数により変動)
・2日目午前中の紙もの作りの費用(選択する内容により変動)

〈定員〉4~6名。最低催行人数4名
〈主催・宿泊施設〉内子晴れ


旅のスケジュール

【1日目】和紙ができるまでを知り、体験する

初日は、自転車で川沿いを走り和紙工場へ。どこを切り取っても絵になる工場をじっくり見学し、その場で作れる和紙漉き体験をします。
その後、世界の凧が展示されている凧博物館へ行き、樹皮を叩いてハガキを作ります。
夜は和紙やものづくりに携わる人々と一緒に、作った紙の加工について話しながら、美味しい夕食を食べましょう。


【2日目】和紙を加工する

2日目は廃校を利用した内子町の新たな拠点「みそぎの里」へ。里山のきれいな景色を眺めながら朝食を食べます。
校舎内には海外から取り寄せた紙が販売されていたり、活版印刷やシルクスクリーンができる印刷所があります。それらの教室で1日目に作った紙を使ってものづくりをします。
昼食は、里山の野菜を使ったランチを作ります。食後には自家焙煎の珈琲で一息。
最後にみんなで旅をふりかえって、おわりとなります。


旅のポイント紹介

①天神産紙工場

国の伝統的工芸品に指定されている「大洲(おおず)和紙」を作る紙工房です。大正時代から続く工場はどこを切り取っても絵になる建物。
今回の旅では職人さんの作業風景の見学だけでなく、紙漉き体験やショッピングの時間も設けています。
天神産紙工場 Instagram


②ゆるやか文庫

和紙に惹かれ内子町に移住してきた青山さんによる、印刷所と貸本のスペースです。紙やものづくりにまつわる書籍とさまざまな印刷機が並ぶ部屋で、和紙への印刷を体験します。
ゆるやか文庫 HP


③kami/

手漉き紙に魅了され、世界の紙工房と印刷所を訪ねる旅を経て内子町に移住してきました。今回の旅では、樹皮から紙を作る体験やアトリエでの和紙と世界の紙を使った紙もの作り体験をご案内します。
kami/ HP


④みそぎの里

閉校になった小学校を活用したコミュニティスペースです。上記のゆるやか文庫・kami/ を始めとした作り手のアトリエや、古道具とコーヒーのお店、写真家のギャラリーなど空き教室を使った空間が広がっています。
みそぎの里 HP


⑤古民家ゲストハウス&バー 内子晴れ

旅の宿となるのは、内子の伝統建築保存地区にある古民家「内子晴れ」です。居心地の良いゲストハウスで、内子のおいしいものが詰まった夕食を食べながら手仕事談義をしたり、オーナーのおすすめスポットを教えてもらったり。
この旅だけの特典として、寝室には紙にまつわる書籍が置かれています。
内子晴れ HP


他にも…

世界の凧が集まる「五十崎凧博物館」や、折り紙自販機、クラフト自販機など、内子町五十崎地区の手仕事関連のスポットを巡ります。
また、大洲和紙で作った旅のしおりやランチョンマットなど特別な紙ものもご用意しています。


旅のお申し込みはこちらから


主催・キャンセルポリシー

主催
古民家ゲストハウス&バー内子晴れ
〒791-3301 愛媛県喜多郡内子町内子3025
HP:https://uchikobare.jp/
Tel:0893-57-6330
E-Mail::asobisha@gmail.com

旅の案内人
内子晴れ @uchikobare
天神産紙工場 @ikazakishachu
みそぎの里 @misogi_sato
kami/ @kamihitoe_lab
FARM STAY KAERU @izumyland_kaeru
えひめの暮らし編集室 @ehime.life.edit
ゆるやか文庫 @yuruyakabunko

お申込みについて
開催日初日の1週間前までに、申し込みフォームよりお申し込みください。3日以内にメールにて返信いたします。返信を持って予約確定とさせていただきます。

その他のお問合せは内子晴れまでご連絡ください。
Email:asobisha@gmail.com 
TEL:0893-57-6330

新型コロナウイルス感染症予防対策について
・当日出発前にご自宅で検温して頂き、体温が37.5℃以上ある場合や、体調がすぐれない場合は参加をお控えください。
・体験中はマスクの着用および手指消毒と、他のお客様とのソーシャルディスタンスにご協力お願いします。

キャンセルについて
お申込みいただいたご宿泊等のお取消しは、以下の通りキャンセル料を申し受けておりますので、あらかじめご了承下さい。キャンセル料は以下のとおりです。

7日前から  体験料金の50%
前日~当日  体験料金の100%
連絡なしの不泊/不着   体験料金の100%

※コロナウイルス感染症に関する自治体の要請等により開催を中止させていただく場合がございます。その場合開催日の6日前までにご連絡いたします。なお、その際のキャンセル料はかかりません。



過去の参加者の方の声

これまでの参加者の方が書いてくださったレポート記事です。
その他にも『そしてこれから〜和紙の旅〜』にまつわる情報や、過去の旅の写真をこちらのマガジンにまとめています。

過去の参加者の方の声のまとめ(後日公開)


【マガジン】『そしてこれから〜和紙の旅〜』記事まとめ

こんにちは、kami/(かみひとえ)です。いただいたサポートは、「世界の紙を巡る旅」をまとめた本の出版費用に充てさせていただきます。今年の12月に発売できる…はず…!