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2023サマーポンドフェスティバルのまとめ(20230807石上記)


7月の最後の1週間。上町しぜんの国保育園では「サマーポンドフェスティバル」というお祭りが催されました。テーマは「あえて、アート」、職員たちがお祭りの内容を考えました。5日間行われたお祭りのことを今回はご紹介したいと思います。

玄関の扉絵

まず園の玄関を彩って下さったのは、本園の保護者でイラストレーターの小池ふみさん。子どもたちの日常の風景をもとにイマジネーションを広げ、玄関にすてきな扉絵を描いてくださいました。
小池ふみさんのInstagramリンク


1日目「ウォータースライダー」「染めWS」


そしてオープニングの1日目は、4・5歳児を中心としたウォータースライダーとTシャツ染めのWSです。
ウォータースライダーはこの夏の暑さを吹っ飛ばすように軽快に大人も子どもも滑ります。

染めのWSはいらなくなったTシャツを草木や藍で染め、布用絵の具でペイントしました。

染めたTシャツは園庭に飾りました

2日目「5歳児の造形」「映えスポット」「黒ひげ危機一髪」

2日目は、卒園児の保護者であるSTUDIOpippiさんによる「5歳児の造形」で園の飾りを作りました。

STUDIOpippiさんのInstagramリンク

帰りにフラッと立ち寄れるキラキラな「映えスポット」を作りました。

そして有志のお父さんたちと”黒ひげ危機一髪”の劇を生配信しました。配信の30分前に集合し、バタバタ時間のない中、劇を作りあげました。お父さんたち扮する海賊とお姫様の登場に画面の向こうの子どもたちは大盛り上がりだったようです。


3日目「水風船アート」「くまちゃんカフェ」

3日目は、5歳児の「水風船アート」と、お迎えの時間帯にホットひと息「くまちゃんカフェ」です。
「水風船アート」は水風船に絵の具をつけて紙に向かって投げつける。沢山の水風船が投げつけられた大きな紙は淡い彩を見せました。この紙を室内に飾ってみると、何だかおどろおどろしい雰囲気に。ここから最終日の「かみまち百物語」に繋がりました。

そして夕方からは「くまちゃんカフェ」の開店です。職員のくまちゃんがカフェ店員になり、梅ダージリンティーやコーヒー、くまちゃんクッキーでお迎え前のひと息の時間を演出しました。

4日目「ボディーペイント」「ライブキッチン」

4日目は、「ボディーペイント」を大きい子たちが楽しみました。ボディーペイントをした足で、楽器を打ち鳴らしながら、マツケンサンバの曲と共に、園の中を練り歩きました。

園庭ではライブキッチンで「パエリア」を作りました。楽しみにしている子どもの眼差し、試食をする子どもたちの姿、「作って食べる」日常の営みですが、ひと工夫でこんなにも異なった風景になるんですね。

最終日「かみまち百物語」「もぐもぐクイズ」「いどばた」

最終日も盛り沢山です。暑い日には怖い話で涼みましょうということで「かみまち百物語」を開催。5歳児の「もぐもぐクイズ」はバリっとお煎餅などの食べ物を噛んだ咀嚼音をクイズにして玄関で流しました。

そして夕方からは毎月月末に開催する「いどばた」のサマポンverの始まりです。
※いどばたは、毎月一回、保護者と子どもと職員がごはんを持ち寄ってワイワイガヤガヤおしゃべりをする催しです。
まずは「一杯ひっかけday」BARカウンターを設置し、保護者も職員もお酒を楽しみます。保護者の方のDJブースも開設し、サルサのダンスが披露されました。子どもたちもノリノリで踊ります。

フィナーレはマツケンサンバ。保護者の美容師さんにヘアメイクをしてもらい、着物を羽織った職員たちがマツケンサンバを踊りました。大盛り上がりの会場でした。

そして最後の最後、保護者の方に撮影していただいた「5歳児のミーティング動画」を保護者の方に配信。とても見ごたえのある動画になりました。

ミーティング動画の1コマ「カエル」を捕まえたことが話題になりました

大熱狂の中、2023サマーポンドフェスティバルは終演を迎えました。子どもと保護者と一緒になって、あのお祭りのような熱狂を創り出す。大人の楽しんでいる姿が子どもたちにも伝わる1週間になったのではないかなと感じました。


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