こんにちは。名古屋市千種区で整体院Dressを運営している神谷 弘輝（かみやひろき）です。

今回は名古屋高校サッカー部の選手権の結果報告と、ここまで関わらせていただいたことに対しての想いを書いていこうと思います。

ぜひ、最後までご覧ください。

第102回全国高校サッカー選手権で名古屋高校サッカー部は、初出場ながらベスト8の成績をおさめました。
当初の目標がベスト16で、上方修正された目標が国立に帰る（ベスト4進出）でした。

結果は惜しくも、市立船橋高校に1−2で敗れてしまい、第二の目標達成とはいきませんでした。

これでこの選手、スタッフのチームは解散で、また来年に向けて次世代のチームが指導します。

私は母校のこのチームに昨年の9月頃から関わらせていただきました。

名古屋で店舗を持つにあたって、自分が中高と育ったチームに関わることは大事なことだと思いましたし、先々のことも踏まえてwin-winにしていきたい想いを監督に伝えました。そのことに対して監督はとても理解を示してくださり、スタッフとして受け入れてもらいました。

選手権の県予選が始まる時期であったため、選手との距離感も最初は難し部分もありましたが、3年生を中心に選手たちからも受け入れてもらえ、貢献できている実感も徐々に得ることができました。

関わりだしてからは、過去のどの世代よりも県予選の結果が気になりましたし、関わった選手の活躍を映像で見る度に嬉しかったです。
愛知県優勝を決めてから、全国大会への帯同をお話をした際にも、監督はじめ、ヘッドコーチや他のスタッフの方からも「ありがとう！よろしく頼む！」と頼りにしていただきました。

実際に全国大会が始まってからは、全スタッフの関係性は抜群に良かったと思います。私も会社やスポーツチームや部活動など色々な組織と、過去に関わってきましたが、ここまでバランスがしっかりと取れたチームはなかなか存在しなかったと思います。

どうしてもこういった組織が出来上がると、各々の正義を悪い意味で主張し始めます。

例えば今回のようなサッカー部であれば、関わっているスタッフ全員が、サッカーをそれなりにやってきました。そうなると戦術の部分でも個人の意見が出てきても不思議ではありません。でもチームとしての戦い方をヘッドコーチが落とし込み、それを選手以上にスタッフが理解して、選手に落とし込みます。

またトレーナーチームとしても、トップを置いて連絡網を形成し各々の役割分担が明確化されて動くことができました。

そしてその結果として、過去最高の結果を得ることができました。
良し悪しは主観が入ってくるのでそこでは評価はできませんが、結果という定量評価で考えたら、スタッフ陣も過去一だったのではないかと思いますし、言ってしまえば「賢い大人」の集団だったと思います。

また振り返って特に感じたことは選手たちの成長です。
名古屋高校は学校自体が進学校でいわゆる偏差値も高い生徒が集まっています。
私も常々言っていますが、偏差値が高いからと言って、生きる上での「賢さ」があるかどうかはまた別の話です。

ただそれでも勉強を頑張れるという根性を多くの選手は持っていますし、実際に話していると「賢さ」が見える部分も多々あります。

この賢い部分のお陰で、発揮すべき自主性と主体性を発揮するタイミングが増えて3年生を中心にチームの士気が上がっていきました。

組織の三原則に、コミュニケーション、共通の目標、協同の自発性というものがあると、過去に組織論のセミナーを受けている際、勉強しました。

今回はそれが現地で宿泊した選手やスタッフに限らず、名古屋から駆けつけてくれた応援団や、引率をしていただいた先生方のみんながそれなりに形にできたのだと思います。

今回の大会は中1日で試合が組まれているため、勝ったその瞬間から応援団は名古屋にバスで帰り、また試合前日の夜に出発して関東に向かうという移動を行ってくれていました。それなのに多くの人が毎回集まってくださり、素直に「これってすげぇことだよな」と思っていました。

よく「関わってくださった方のおかげ」という言葉がありますが、本当の意味でそれを実感するのは少し先になると私は普段から思っています。当事者たちは良い意味で視野を狭くして試合やゲームに臨むべきですし、スタッフやサポーターも、それで結果を出してくれることを望んでいます。

私も関東に入って10日間ずっと選手のケアやサポートに集中させてもらいました。その背景には保護者の方やチームのOBの方々、多くの学校関係者の支援が私の気づいていない部分でたくさんあるはずです。
そこを後々知った時に改めて感謝をしたいと思いますし、還元できればと思います。

それだけ集中して「チームの目標」に全員がフルコミットした結果が今回の全国ベスト8です。

3年生の中にはこれから大学受験が控えている選手もいます。
そこでもしっかりと戦ってもらいたいと思いますし、2年生1年生は新チームの始動に伴って、今回の結果を超えるための準備を1年間してもらいたいと思います。

私もこうなった後、チームや組織というものがどうなっていくのか、ということをたくさん見てきたので、悪い意味である程度の想定はしています。
そこを良い意味で裏切ってくれることを願って、これからも名古屋高校サッカー部にOBとしてトレーナーとして関わっていきます。

今回応援してくださった多くの方々、現地まで足を運んでくださった方々、本当にありがとうございました。

ここまでみんなに影響を与えられると思っていませんでしたし、みんなが喜んでくれたことも私としては嬉しかったです。

またバリバリ働いて稼いでいきます！

-自己紹介-

▪名前　神谷 弘輝
▪特徴　前髪金髪
▪店舗　名古屋市千種区　整体院Dress本山
▪得意分野　鍼灸・整体・運動指導

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