かみかみ

本と旅と酒と鳥が好き。Twitter(X)は引退しました ■Bluesky https…

かみかみ

本と旅と酒と鳥が好き。Twitter(X)は引退しました ■Bluesky https://bsky.app/profile/kamikami3594.bsky.social ■Thraeds https://www.threads.net/@kamikami3594

マガジン

最近の記事

  • 固定された記事

何度も足を運びたい街 前編

去る8月9〜15日北海道の道東・道北地方へ旅に出た。 ぼくは2016年以来、日本各地を旅行することを趣味にしている。その中で何度も足を運びたいと思った街もあるので、ざっと紹介したい。何度も足を運びたいというのは、純粋に楽しい時間を過ごしたからまた行きたい、という意味と、時間等の関係で寄れなかった場所があるという意味を兼ねる。 紹介するのは時系列的に寄った順で、基本的に三大都市圏を除く。 後編はこちら 茨城県大洗町 2016年秋来訪。思えば前の年まで長らく金のないフリー

      • 202404

        今月は2024年度最初の月だった。 Xをやめて以来、いろいろ雑多なことを考えてThreadsやBlueskyに投稿して、インプットよりアウトプットに時間を費やすことが多いけど、noteにもいろいろ記事を投稿していきたい。 金沢旅行去る4/20~22、来月に誕生日を迎える母へのプレゼント(?)として旅行へ招待。行先は金沢。 今回は初めて空の便で金沢に向かう。降りた先は小松空港。 金沢といったらやっぱりグルメ。今までの旅では泊まらないようなホテルにも泊まったので、ホテルの

        • 時代の変化

          昨日の衆議院の補欠選挙で、立憲民主党が三連勝を重ねた。順当な結果で嬉しいが、三選挙区ともゼロ打ちだとは思わなかった。とはいえ島根1区以外は自民党が候補者を擁立しない、いわば裏金問題による不戦敗だ。また、岸田政権の運営方針に関わるとはいえ、結果が政権交代に直結するわけでもなく、まだまだ油断は禁物である。勝って兜の緒を締めてほしい。 この結果を受けて、時代の趨勢は変化していることを感じている。それは2012年12月、自民党が政権与党に返り咲いて以来の「何でも反対野党」「反対する

        • 固定された記事

        何度も足を運びたい街 前編

        マガジン

        • 趣味関連
          0本

        記事

          202403

          あれから半年早いもので転職から半年を迎えた。給料およびスキルアップのための同業他社への転職を志したのが一昨年の暮れで、実際に転職したのが昨年。 今までにない新しい業務経験ができているという点、スキルや知識取得するための勉強の機会や職場の人間関係など、周囲の環境にも恵まれている。その上、年収まで100万円程度増えるわけだから、これ以上何を望まんや、といったところである。 このあたりについてはまた後日、詳細に書いた文章を記事にしてみたい。 X(旧称:Twitter)をやめ

          【2024年3月最新版】SNSの利用方針について

          はじめにTwitterでイーロン・マスクおじさんがやらかしを連発していて、Twitterの今後が危ぶまれている。危ぶまれるどころか、名称がXになって完全にイーロン・マスクのおもちゃになってしまった。ぼくにとってのメインのSNSであるTwitterを含め、今後の利用方針についてここで考えておきたい。 なおぼくはFacebookとInstagramも利用しているが、利用方針は現状維持のつもりなのでここでは触れない。 Twitterこれらの記事の通り、長年続けたアカウントは完全

          【2024年3月最新版】SNSの利用方針について

          迷っている人は一刻も早くX(Twitter)から離れてほしい

          迷っている人は一刻も早くX(Twitter)から離れてほしい

          続・なぜぼくはTwitterをやめたのか

          怒りの日々前回の記事の続き。しつこいようで恐縮だけど、これを機に全てを語り尽くし、全てを吐き出したいのでご寛恕願いたい。 今振り返ってみれば、楽しいはずの趣味のことですら、他人を意識しすぎた15年間だったと思う。最初はそうでもなかったが、ツイートを面白おかしく誇張したり、他人が好きなもの(本やらアニメ作品やら)を本当に自分も好きなのかどうかわからないまま好きと言ったりすることが多すぎた。これは果たして本当に自分が望んでいるものなのか?そう自問自答することもないまま。 この

          続・なぜぼくはTwitterをやめたのか

          さよなら、青い鳥~なぜぼくはTwitterをやめたのか~

          倫理観の耐えられない軽さ昨日、15年続けたTwitterのアカウントを削除した。そのことについて語りたい。 なお、現在Twitterはイーロン・マスク体制下に入ってXと改称されたが、15年の過ぎ去った日々に思いを馳せ、在りし日の名称であるTwitterと呼称する。 このままTwitterに渦巻く冷笑、憎悪、憤怒に耐えることができず、これ以上続けると心身の調子を崩すか、なんらかのトラブルに発展すると懸念したこと。 そして、その場にいることで、それらを見て見ぬ振りする形で加担す

          さよなら、青い鳥~なぜぼくはTwitterをやめたのか~

          202402

          今月は仕事が忙しかったので、食べたり飲んだりといった話題が多め。 地中の星日本初の地下鉄を上野~浅草間に作った実業家・早川徳次の一大事業を史実ベースで描いた小説。大隈重信、渋沢栄一から資金提供を受けることに成功するも、地震が多く地盤も強固とは言えない東京での地下鉄工事は否定的な意見が多く、実際事故の連続で困難を極める。中盤は工事現場に関するエピソードが多く、徳次の影が薄いように思った。後半の地下鉄開通後は東急の創業者と知られるライバル五島慶太との熾烈な争いが繰り広げられ、面

          202401

          とりあえず今月も終わり。というわけで2024年最初の月を振り返ってみよう。 劉慈欣短編集 円 やはり表題作「円」が面白い。『三体』と地続きのSF的設定のもとで古代中国の策士が思い付きそうな題材を、起承転結のメリハリが求められがちな短編でやってのける作者の筆力扛鼎ぶりに脱帽。その他の作品も、いい意味で『三体』的なケレン味のあるエンタメに仕上がっていた。 従順さのどこがいけないのか 横暴な権力や権威に従順な態度を取ることの陥穽を平易に説き、それらに唯々諾々と服従することは

          機動戦士ガンダムSEED FREEDOM

          というわけで昨日1月27日、「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」を見に行きました。例によってネタバレに言及するので、未見の方は読むこと非推奨。 20年ぶりの完全新作 何というか、全体として、見終わってDesitny以来の果たせない遺恨というか因縁みたいなものが果たされた感じがした。今年でSEED歴8年目の自分でさえ、帰着すべきところに帰着したと思っているのだから、況やリアルタイム勢をや、といったところだろう。 デュランダルが登場する冒頭の振り返りから、コンパスの

          機動戦士ガンダムSEED FREEDOM

          2024年

          皆さま、昨年はお世話になりました。今年もよろしくお願いします。 2年連続の喪中につき、新年の祝賀の辞は控えさせて頂きます。そもそも新年のあいさつにしては遅すぎるが。 そして、本当はもう少し早く挨拶したかったけど、能登地方の震災やら身辺のことやらぼくの怠け癖やらでなかなか気が向かず、このタイミングになってしまいました。 昨年は転職という人生の節目を迎えた年だったけど、今年も負けず劣らず大きな転機を迎えそうな予感。単なる予感のみで終わるかもしれないけど。 そんなわけで今年

          201312

          早いもので2023年も大晦日を迎えました。というわけで、今月および今年を締め括る記事をこれから書きます。 ここからは今年自分に大きな影響を与えたコンテンツや本についてご紹介。 アサルトリリィ 本作がぼくに与えた、そして現在進行形で与えている影響については以下の記事参照。戦闘美少女+百合。アサルトリリィはぼくのオタク活動としての集大成。 機動戦士ガンダム 水星の魔女 今年に入って後期13話~24話が放送された。溜めてから一気見する自分の視聴スタイルや、SNSを飛び交う

          舞台アサルトリリィ新章

          舞台「アサルトリリィ・新章」サングリーズル編『種の最果ての地で』/大島近海ネスト調査隊編『金瘡小草の咲く時』 今年は舞台版アサルトリリィを見るため、初めて劇場に足を運ぶなどしたが、去る12月23日に見に行ったこの舞台は、今年のエンターテインメントの集大成と言っていいかもしれない。 今回の舞台は開幕するまで2時間余りで2本立ての別の劇を上演すると思っていたが、サングリーズルと調査隊、2つのレギオンの物語を同時並行で進めるものだった。そして、ファン間でTwitterアカウント

          舞台アサルトリリィ新章

          202311

          先月10月に無事転職し、今月から新たな現場で働くことに。毎日出社して勤務しているわけですが、通退勤時間を使っての読書時間が確保できているおかげか、読書が捗っています。というわけで、今後は毎月月末に近況報告と印象に残った本のレビューを兼ねた記事を書いてみようかな、と思った次第です。せっかくnoteを利用しているので有効活用してみたいし。 今後書く予定の記事にも言えることだけど、小説のレビューの場合は内容に触れるのでネタバレ要注意。 武田綾乃『可哀想な蠅』新潮社、2023 『