神川通

詩人。目標: 社会に貢献するアル中。

神川通

詩人。目標: 社会に貢献するアル中。

最近の記事

アルコールが邪魔して眠れない

.

    • し虐げられた人は今日も眠る

      供した料理が馬の餌と言われ

      • 非生産的パラダイス

        全くやる気が出ない 毎日ぼーと生きている 毎日酒を飲んでいる 酒ばかり飲んでいる 飲んで スーパー行って惣菜買って また飲んで 寝る 寝転びながら 申し訳程度に本を開き 何か生産的なことの真似事を してみても 酔っているから覚えてない どうしようもない もうどうしようもない 非生産的なパラダイス

        • オリジナルなんてない

          オリジナルなんてない オリジナルなんてない オリジナルなんてない オリジナルなんてないんだよー woo yeah! 何百万人がフォローしたってー yeah 君のこと わかってんのかな 何百万人がフォローしたってー woo yeah! 君は君のこと わかってんのかな

        アルコールが邪魔して眠れない

          やさしい気持ちに押し潰されそうだ

          「難しい話はよしてくれ。」とキャップは言った。 もう3日間、水ばかり飲んでいる。

          やさしい気持ちに押し潰されそうだ

          保留された椅子

          朝の光を浴びた当駅始発の列車がホームに入ってきた。 ドアが開くと、椅子取りゲームが始まった。 席は次々と埋まり、最後の一席に おじさんとおばさんが走り込んできた。 二人は席の前でぶつかりそうになり、おじさんは身を引いた。 おばさんは悪いと思ったのか立ち止まり、「どうぞ」と手を差し出した。 おじさんに席を譲ろうとしたのだ。 しかしおじさんはムッとして、無視をした。 その時だ。 後ろから別のおじさんが走り込んできて、保留された椅子にドスンっと座った。 おばさんはしばら

          保留された椅子

          「秋風、課長補佐」

          風が変わった。 冷たい風を感じ、秋の到来を知る。 10月異動者への送別会。 気持ち的には係長!なんだが...皆、明日もあるし。 「もう1件行きますかー!」と昔のように言ったら、今やハラスメントだろうか。 予想以上に酔った体を引きずりながら、 終電を全く気にすることもなく、新橋駅に到着。 妻に「今から帰る」とLINEすると、 すぐに返信があった。 『早いんだね』 文末のスマイルマーク。なんだか嬉しそう。 せめてもの反抗として、 地元に着いたら缶チューハイでも飲もうか。

          「秋風、課長補佐」

          痛飲@Sunday

          いつもと同じように 特段やることもなく、 昼から飲み、 日が沈む頃、 布団に転がってしまった。 世間一般では、 山に登ったり、 走ったり、(ジムに行ったり、) 何かのイベントに出かけて行くことが、 価値ある休日と言われている ところで価値ある週末とはなんだろうか? 余暇をどのように使おうが、自由だし、 自己研鑽しようが、快楽に溺れようが、 結局は暇つぶしのやり方の違いではなかろうか? 無為な時間に後ろめたさを感じるのは、 価値あるもの、生産性に価値あるものを求める ひと

          痛飲@Sunday

          夏の喪失

          会議室の役員達は タブレットを撫でている 遠く 奥の方から 説明者の声が聞こえる 窓は薄く開いていて カーテンはスカートのように ヒラヒラと舞っていた 外には入道雲 その先に わたしの知らない空はあっただろうか 雲は散っていった。 会議は進行する 置いていかれるわたしは 行くあてもなかった

          夏の喪失

          小さな革命

          休日。 寝ている妻を起こさぬよう 家を出る 「どこ行くの?」 早朝から録画ドラマを見ていた娘と アイス1個の密約を交わす 外に出ると曇 そしてやや強い風 顔にまとわりつく髪を払いながら これでいい と思った 一人旅は明るすぎてはいけないのだ 電車に乗り、一度も降りたことのない駅で降りる 自宅と職場の往復 通過点に過ぎなかった街 見知らぬ街を歩く私 しかし、街にとって わたしも見知らぬ人 道を踏む私の足 それだけが現実であり実感なのだ そう 私という存在 ふと

          小さな革命

          退屈な夜に

          退屈な夜に 何をしたらよいのだろう 「お酒をのんだらいいじゃない うんとたくさん飲んで 心地よくなればいい」 つまらない つまらない 全部忘れてしまうのだから 「わたしとキスをすればいいじゃない 脳髄まで溶ろかす 甘美な味よ 時を忘れるほどに」 つまらない つまらない いずれ心は離れていくのだから 「じゃあ 星でも見てなさいよ   ひとりぼっち 暗い空の下で」 それがいい それがいい 何億光年先の星と対峙するには 一人の方がいい 一人じゃないと 向き合えない 声

          退屈な夜に

          炊煙

          闇を疾走する箱の中 同じような顔が それぞれの運命に揺れている 毎日毎日飽きもせず 同じような活動を繰り返し ただひたすらに 幸福を求め 笑ったり 泣いたり 怒ったり 妬んだり しばらくすれば 無に帰すことは 知らないふりか 忘れたか さぁ ドアが開き ホームに降りた 無数の足は 明日は少しでも良い生活を と祈り 一方で、夕飯の献立を気にしながら それぞれの道に散っていく

          人間との距離のとり方(一)

          屈辱の一日が終わり 寝床に戻るために箱に揺られ 私は呆然としている 闇の中に放りだされた 体の中のには、嫉妬、憎悪、絶望の 感情がドロドロになり、腐臭を放ち始めている もっとも、 悪いのは私なのだ あなたとの過去の思い出を美化し 昔のように話せればと思ったこと あなたは覚えていなかった むしろ蔑んでいた いやむしろ虫ほどの存在感もなかった 憤怒の火炎が私を身悶えさせる しかし、どうしようもない 全ては私の誤解だったのだ 他者と交わろうとした 人間らしくあろうとした

          人間との距離のとり方(一)

          現実逃避

          お酒を飲ませてくださいな さあさ そんなに不安がらずに 盃いっぱいついでください 僕はひっそり生きたいだけなのに 世間の雑音がうるさくいのです 妬みと嫉みの蟻地獄 嫉妬の炎は未だくすぶり ひたすらお酒を飲むのです ひたすらお酒を飲みまして 記憶を無くしたいだけなのです

          お花畑

          病んでる、病んでない、病んでる… わたしは、お花畑にいます。 わたしを大人にしてくれた 山高帽のおじさんは 一輪のマーガレットを摘んで 花占いを教えてくれた 好き、嫌い、好き、嫌い、好き.... 最後の花びらは、なんだったんだろう よく覚えていない。 途中で花は取りあげられてしまったから。 病んでる、病んでない、病んでる... すべては無駄だった。 フツーの仕事についたことも あわない奴と仲良くしようとしたことも キレそうになったけど我慢して謝ったことも すべて

          人間との一定の距離の取り方

          人間との一定の距離の取り方