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続・仕事が決まらない

こんにちは。相変わらず仕事を探しておりますが、またもや昨日残念な結果が発表されたので、感情を整理する意味でもこちらに記録を残したいと思います。

とあるグローバルスタートアップ企業の面接を1月末から7回にわたって受けておりました。4月3日の最終面接を経て、ようやくオファーが出るかというところまで来ましたが、リクルーターからは一向に連絡がなく、2週間近くが経過しました。

そして、昨夜遅くにリクルーターからTelegram経由でこんなメッセージがきました。

"First of all, I want to apologize for the delay in responding. Here's the deal: we hit a few bumps in the road, and unfortunately, we had to postpone hiring people from outside the company for the position we discussed.
I sincerely want to thank you for the time you have invested in our selection process. Even though things aren't working out right now for us to move forward, I want you to know that we were genuinely impressed with your skills and experience, and we were truly delighted to have the opportunity to meet with you. Perhaps in the future, a suitable opportunity may arise, and in that case, we would be happy to reconnect."

(日本語訳)
「まずはじめに、お返事が遅くなったことをお詫び申し上げます。実は、この度、いくつかの問題が発生し、残念ながら、社外からの人材の採用を延期せざるを得なくなりました。
私たちの選考プロセスに時間を費やしてくださったことに心から感謝したいと思います。たとえ今、私たちが前進するために物事がうまくいっていないとしても、私たちがあなたのスキルと経験に純粋に感銘を受け、あなたとお会いする機会を持てたことを心から喜んでいたことを知っていただきたいと思います。もしかしたら将来、適切な機会が訪れるかもしれません。その場合は、ぜひまたお会いしたいと思います。」

要は、7回の面接をしたにも関わらず、最後の最後で「やっぱ採用やーめた」となってしまったということです。

この会社はまだシリーズAの若い企業であり、リスクが有るのは承知しておりましたが、流石に再三にわたって準備し、モチベーションを高めて一回一回全力で受けていたにも関わらずのこの結果に正直心底落胆しました。

それなりに実績を評価してもらっていたようで、私の能力不足によるものではないというのが唯一の救いではあるものの、これで最終面接に到達したのに不採用になったのは3社目です。

幸い、昨年末に起業して自営の方でなんとか食いつなげてはいるものの、これだけフルタイムの仕事が決まらないというのも人生で初めてで、なんとも言えない感情を抱いております。

備忘も兼ねて、過去にどんな実績だったかをここに記して記録しておきたいと思います。


1社目(2023年9月〜10月)

きっかけ:LinkedIn上でリクルーターからメッセージを貰う
一次面接:フランス人のリクルーター。過去の経歴や実績について話をする。
二次面接:日本人採用マネージャー。同様に主に私の経歴や実績について話をする。
最終面接:ロールプレイングセッション。日本人のカントリーマネージャーと二次面接であった採用マネージャーが参加。この会社のターゲットとする業界分析、自社製品の紹介、提案などを盛り込んだプレゼンテーションを作成し、英語でプレゼンテーションを実施するというお題。採用マネージャーはポジティブなコメントを下さるものの、カントリーマネージャーは終始無表情で淡々と質問を繰り返すのみ。
結果不採用。営業としての能力の高さはあるものの、過去の経験があまりフィットしていないという判定。おそらくカントリーマネージャーの判断によるもの。

2社目(2023年9月〜11月)

きっかけ:LinkedIn上のJob postingから応募
書類選考:応募から2日ほどでリクルーターから連絡。
一次面接:イギリス人のリクルーターと面談。
二次面接:カントリーマネージャー面談。営業実績や業界に対する知見などを意見交換し、非常に好感触。
三次面接:ピアレビュー面談。事業開発担当とマーケティング担当と面談。特に好感触というのもネガティブというのもなく終了。
四次面接:ピアレビュー面談2回目。SE(セールスエンジニアリング)部門マネージャーと面談。非常に好感触。
最終面接:ロールプレイ。カントリーマネージャー、SE部門マネージャー、営業担当が参加。製薬業界での新規提案と社内フィードバックをお題とされる。「早口過ぎて尋問されている気分だったが、営業として聞くべき内容や切り込み方、深堀りなど全てにおいて非常に素晴らしかった」というコメントをカントリーマネージャー、SE部門マネージャーからもらうものの、営業担当者は「製薬業界の理解がなさすぎる」というコメント
結果:10月末の最終面接後、三週間待たされるも不採用。二人候補者がいた中でもう一人の候補者を選定したが、ポジションが空き次第、面接無しで採用するという結果になる。

2社目(2024年3月)

きっかけ:3月にLinkedinでポジションの空きを確認し連絡をしたところ、プレゼン&ロールプレイを受けて貰う必要があると条件変更を提示されるが、どこも決まっていなかったのでその条件を飲むことに。
敗者復活面接:ロールプレイ。お代はT芝への初回提案。カントリーマネージャー、SE部門マネージャー、営業担当、マーケティング担当が参加。前回同様、カントリーマネージャー、SE部門マネージャーからは「顧客理解もよくできていて非常に慣れたプレゼンだった」というポジティブなコメントを貰うものの、営業担当者とマーケティング担当者からは「T芝のことを事業を知らなすぎるし、要件が特定できていない」という意味不明なコメントを貰う。おそらくお題について知らなかった模様。
結果不採用。「ポジションが空き次第、面接無しで採用する」といわれていたのに、以下のメッセージが届く。

"I would like to take this opportunity to thank you for taking the time recently to speak with us regarding our need.

While we were very impressed with your qualifications, we were faced with a difficult decision, and I regret to inform you that we decided to move forward with candidates who we believe more closely match what we are looking for in the position.

If you would like to chat further, I am of course happy to jump on a call and discuss with you. I am sorry you just missed out, but I would definitely like to keep in touch with you for other opportunities.

Thank you again for your interest and good luck in all your future endeavours!

Kind regards"

(日本語訳)
"この場をお借りして、先日お時間を割いて私どものニーズについてお話しいただき、ありがとうございました。あなたの資質には大変感銘を受けましたが、私どもは難しい決断を迫られ、残念ではありますが、私どもの求めるポジションにより近いと思われる候補者の方と話を進めることにいたしました。また、今後のご活躍をお祈りいたします。"よろしくお願いいたします。

「ポジションが空き次第、面接無しで採用する」という話は一体何だったのか釈然としなかったが、マーケティング担当や営業担当からのフィードバックを聞く限り、カルチャーフィットしないという感じだったので諦めることにした。

3社目(2024年1月〜4月)

きっかけ:リクルーターからLinkedInでメッセージを貰う。その後、CVのレビューに2週間かかり、面接に進めるとの連絡を受ける。
一次面接:現場のエンジニアリーダー(ロシア人)。私の過去の経験が興味深いとのことで、終始なごやかに話が進む
二次面接:R&Dヘッド(ロシア人)。これまた私の過去の経験が興味深いとのコメントを貰いつつ、途中から彼の技術に対する話が始まり、1時間をオーバーして終了。
三次面接:グローバルCEO(アメリカ人)。ちょうど日本にいるということで、直接オフィスに訪問し面談。1時間のはずが2時間ほど話が弾み、ほとんど私の経歴の話をすることなく終了。
四次面接:CFO(日本人)。名だたる外資系投資銀行での経歴を持つ方だったが、終始不穏な空気で終了。
五次面接:CDO(エストニア人)。これまた私の過去の経験が興味深いとのことで、色々話が弾む。
六次面接:COO(中国人)。特にポジティブもネガティブもなく、淡々と面接が行われる。
七次面接:グローバルチェアマン(日本人)。私の経歴についてやや懐疑的な雰囲気を醸し出しつつも、終わり際に「これからよろしくお願いします!」と終わる。
結果:リクルーターからは2週間音沙汰なく、社内の問題が影響し昨晩採用見送りとの連絡。

こうやって書き出してみると色んな人と色んな話をしているのがわかりますし、経験としては非常に貴重とは言えるものの、何も結果が出ていない以上、落第なんだなというのをしみじみ感じております。

正直昨年からずっと転職活動をしていて疲れてきましたが、泣き言も言っていられないので、早く良い結果が出るように引き続き頑張ります。

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