夜明けのすべてを見て〜曖昧なままの心地よさに癒される☺️✨
PERFECT DAYSに続く、見る人によっては、
「地味だな〜」とか、「ハプニングないやん」
とか、はっきり答えを求めたい人には、
この映画には向いていないかも知れません😊
でも、私が大好きな瀬尾まいこさんの
原作の透明感と空気感そのままの演出が
素敵でとても真摯に作られています☺️✨
主人公2人(北斗君と萌音ちゃん)の
演技の繊細さが素晴らしくて〜🥰
そして周囲の人達の見守り方に学んだ事✨
特に、光石研さんと渋川清彦さんが演じる
温かい上司の姿にウルウル🥹となります☺️✨
言葉だけの優しさとかではなく、
自分のすべき事や助かる事をやってるだけ、
の覚悟が見えるのが素晴らしく、
とても嬉しい涙を流す事ができました😂
お恥ずかしいのですが、
上映後、トイレで号泣したの久しぶりで
泣かそうとか、感動とか、そんな押しつけがましさが一切ないのに、じわ〜っと沁みて🥲
※大林宣彦監督の作品を思い出します🍀
これから何度も何度もきっと思い出す☺️🌷
大切な映画になりました😊✨
藤沢さんと山添くんの病気
藤沢さん(上白石萌音)はPMS(月経前症候群)
で生理前になると突如激昂してしまう症状で
会社を退職してしまいます😞
山添くん(松村北斗)のパニック障害も
普段は人に無関心でドライに見えるけど、
急に不安が襲ってきたり、パニックになった時の過呼吸は本当に苦しそうで、彼がこれまで
色んな事を諦めている事がわかってきます😔
《人間の内側にある病の苦しさ😓》
2人の病気の症状が出る場面が、
それぞれ、本当にリアルに苦しそうで、
見てるこっちもハラハラして、
こりゃ見るの辛くなってくるかな😟と
ちょっと不安になったけど、
この髪を切る場面↑が凄く良くて☺️❣️
仲良くなるキッカケになり、
2人の徐々に変化していくやり取りに
ニンマリしてきます☺️❣️
お互いのちょっとズレているやり取りや
病気をわかろうとするアプローチの仕方が
ギスギスではなく、クスクスが多くて、
ほんわかします😚❣️
これはいい映画だと徐々に確信へ☺️
「可能性の提案」の尊さ🥹
「自分の発作はどうにもならないですけど、
3回に1回くらいだったら、藤沢さんのこと助けられると思うんですよ」
山添くんが藤沢さんのPMSを勉強し、
提案した言葉に、うわー😳ってなって、
絶対に救えるわけじゃないし、自分のことだってどうにもならないかもしれない。それでも、助けられることはあるかもしれない。
この2人の、お互いを絶妙な距離感で助け合う
恋愛を超えた関係性はとても尊く、
心地良さでこっちの心もほわっとしてきます🌸
周囲の「距離感」が絶妙☺️
職場の人たちの見守り方や距離感もまた
理想的でした🥰
無愛想な山添くんと、気を遣いすぎて何かと
差し入れする藤沢さん😞
それでも職場の人達は、温かく見守り
何を言うわけでもないのですが、2人を大事にしている事が伝わってきます😊
《助け合える誰かがいる事》で
山添くんと藤沢さんは安心感からか、
表情が徐々に明るくなってきます☺️🌷
藤沢さんに病気の症状が出て早退した後、
山添くんは自分から
藤沢さんの忘れ物を自転車で届けに行きます。
必要な言葉だけを告げ、ドアに下げて帰るだけで、彼の心がちょっと開いた事を表してます☺️
その帰り道で、自転車を漕ぎながら
自然のキラキラした光と、
自然の空気に触れながら、
気持ち良さに浸る場面にもう泣けて〜🥹
目が生きてきた〜😂‼️
そして会社に戻り、初めて従業員のみんなに
差し入れのたい焼きを買って渡す場面に、
も〜ウルウル🥹‼️
そして山添くんの上司役の渋川清彦さんが
本当にいいんです😆‼️
この人も色んな事情を抱えて、心の傷を負った人達の会に出席しているのですが、
何も言わず、山添くんを心から心配し、
見守り寄り添って、いつも相談にのっている。
(そしていつも休日😅)
藤沢さんに心を開いた事で、
表情が明るくなった山添くん
そっと力になり、それがいらなくなった事すら喜び、自分の事は一切言わない覚悟に
人として、こうありたいと思いました🥹✨
映画を見た後で感じた事
私自身が《睡眠障害とHSP》を抱えながら
会社を退職して3年たちました☺️
自分自身の事を、ゆっくり考える時間が
持てたおかげで、大事にすべき事の優先順位を変える事ができました☺️
徐々に少し生きやすくなっていき、
病気自体は治す事は出来なくても、
自然のありがたさに感謝できる事で
深く呼吸する事ができ、映画での
山添くんの気持ちにシンクロしました😊❣️
どんな人にも助けになる種がある🌱
それを見つける事ができる映画です☺️✨
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?