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2020年12月の暦

2020年12月の暦
暦から世の傾向判断する事を、暦読みと言います。この場合の暦は、旧暦です。
ですから2020年12月の暦は、暦読みからすれば、12月7日からです。

2020年は「風雷益」になります。
これを書いているのは、10月19日です。
今年を振り返るのも良いかもしれません。

全体感
上昇機運である。今は良いが、あとで結果がついてこないこともある。
内実が伴えば良いが、いまが頂点である事をわきまえるべき時。

2月4日〜4月3日
積極的に出て行ける素地が整うとき。
ただし、他人お財布をあてにする事や投機に走ると大失敗する。

4月4日〜6月4日
今までのことを粛々と守るべき時。
今までのことに近い他の事象で追随して吉。

6月5日〜8月6日
警告的なことが起こり、災害に直面する時。
取り乱さない用意を備えておくことが肝要。
思いがけない不幸か大支出がある。

8月7日〜10月7日
自分が損をしてでも、他の為に計らいをする時。
自分が起こしたのでないが、物事に変化が起こる。

10月8日〜12月6日
人と協力して物事を運んで吉。
私欲を離れて、協力してことに当たるとき。

12月7日〜2021年2月2日
欲を貼り、頑固な為に他から恨まれて危難を被る。
温和にしておき、家庭での波乱を防ぐべき時。


如何でしょうか?
今が頂点というのが重たいですね。
内実が伴っていたかと言えば、アベノミクスは株価対策なので、
内実が伴っていません。唯一の実弾だったインバウンドは、
新型コロナウイルスで全滅してしまいました。
結局結果は伴っていなかったという事になります。

2月3月は、インバウンドと言う他人の財布をあてにして失敗しました。
      中国で新型コロナウイルスの感染爆発が起こりました。
      アフガニスタンから米軍撤退の和平合意ができました。
      東京オリンピックの延期が決まりました。

4月5月は、自粛の嵐でしたので、自分たちが今までやってきたことしかできませんでした。
      飲食系は自分たちの提供価値を見直す機会になったのではないでしょうか?
      お弁当にうまく転換できたところは、元々の提供価値が評価されていた先と見ています。

6月7月は、香港問題、中国とインドとの国境が緊迫しています。
      これがきっかけで中国問題は拗れていくでしょう。
      北米南米を中心に大規模なパンデミックになりました。
      ロシアでもプーチン体制の永続化が決まりました。
      最後に押し迫って、レバノンの港で大爆発がありました。

8月9月は、台湾とアメリカが親密になっています。
      イスラエルとアラブ首長国連邦の国交樹立がなされました。
      安倍内閣が総辞職し、菅内閣が成立しました。

10月11月は、私欲を忘れて協力する時とあります。

12月1月は、温和になって、家庭を守る時とのことです。


全体の流れとしては「海図」にはなります。


2020年12月は暦の上で「水雷屯」になるので、「新しい時代への胎動。産みの苦しみ。」と読みます。
しかも、年の「風雷益」から来る「欲を貼り、頑固な為に他から恨まれて危難を被る。
温和にしておき、家庭での波乱を防ぐべき時。」が下地にありますので、我欲で突っ走るのはダメです。
家庭を大事にしましょう。

12月7日〜1月4日までが対象ですので、4~5日平均で変化が訪れます。
勿論暦はデジタルでは無いので、徐々に連続して変化します。
グラデーションを描くと思ってください。
その立ち上がり方立ち下がり方は、其々の空亡に紐付いて居ますので、ご興味があればお調べください。
また其々の日時毎に同じ考え方は適用されますし、他の要素が絡んできますので、個々の事象については、個別に検討が必要です。

さて「水雷屯」での4~5日事の経過はどうなっているかは、下記の様になります。

全体感
産みの苦しみ。正しい方針を立てたなら、内を固め、困難に当たっても邁進するべき時。身を慎み、忍耐努力せよ。

12月7日〜11日
焦って返って困難を引き寄せる。重要な位置に立ち、正しい志を遂げようと落ち着いてことに当たるとき。

12月12日〜16日
節度と分を守って、固く守りを堅持する時。時機を待て。

12月17日〜21日
やっていることが間違っている。方向転換をせよ。
すでにやっていることが間違っているか、価値がない。
自分を助けてくれるような人は周りにいない。

12月22日〜26日
先方から求めて来たものに答えるのは良いが、迷って手付かずの状態。

12月27日〜12月30日
焦らず自分の分に応じた努力を積み重ねることが肝要。

12月31日〜1月4日
悲しみのどん底。非常に困って、自分の状況を持て余している。ただし、ここが底なのでいずれ改善する。

となります。

繰り返しになりますがここの業種や個人については、日や時刻の状況、相手をどう動かすか、こちらの動き方をどうすべきかなど、考慮事項が増える為、個別に見なければなりません。
別途ご相談ください。

サポートいただき感謝します。いろいろ困難な時ですが、人様のお役に立てる事を考え、行動していく所存です。宜しくお願いいたします。