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【 #転職 】あなたが社会に提供できる価値は?

「転職するぞ!」と思い立ったが何をしたらいいか分からない未経験者のあなたに読んでほしい。

ちなみに、私の転職についての経歴は以下のとおり。

✔新卒で新聞社に入社、約5年後に自動車メーカーに転職し、現在5年目
✔経歴を生かして広報に応募するも、配属されたのは人事。
✔くじけながらも、スペシャリストになるため社労士資格を取得。

転職サイトについては、リクナビネスクトは転職時から登録したままだし、現職に在籍しながら転職エージェントと会話したり、職務経歴書を作成したりしたことも数度ある。

転職未経験者のあなたたちに出来るアドバイスできる存在だ、ということは理解いただけただろうか?

転職の心構えだとか、「(給料が下がる、など)こんな転職はやめておけ」は、ここでは語らない。心構えについては、下記のドイさんのnoteはとても参考になる。

https://note.com/doindoindoin/n/ne8fcf519f5c9

「給料が下がる転職はやめておけ」などの「●●はやめておけ」系のポストは、あまり参考にならない。

自分の話をすると、転職して給料は下がったが、生活スタイルも変わって出るお金も減った。今年昇格もして前職の給料は超えたし、土日に呼び出しがない生活にも満足している。
大事なことは自分の中の優先順位を決めることだ。と、結局語ってしまった。

では、このnoteで扱うメインテーマはなにか?
それは、いざ転職するときに必要な職務経歴書の書き方だ。

転職サイトに登録したり、エージェントに仲介を申し込んだりすると、必ず書く。絶対に書く。
避けては通れないものだ。履歴書が「いつからいつまで」「どこにいた」を書くものに対して、職務経歴書では「どこ」で「何をしていた」を具体的に書く。

職務経歴書には「フック」を散りばめることが重要だ(間違ってるなら教えてくれ。Xで修正内容を発信する)。
フックとは採用担当を引っかけるための道具。職務経歴書に散りばめて、自分の存在を立体的に浮かび上がらせ、エージェントや企業の採用担当や役員の手を止めさせるのだ。

では、あなたのフックとはいったいなんだろうか?どうやって準備すればいいのだろうか?

「相手の目線に立つ」これに尽きる。
あなたが普段会社でやっていることと同じだ。
上司や、得意先、お客様に対して「自分があげたいもの」ではなく、「相手がほしがっているもの」を、想像して、形にするのだ。

転職でも全く同じ。社会が、転職したい業界が、会社が欲しがっているものを考えなければならない。
自分という商品が、「お客様(社会、業界、会社)にとって」価値があると思わせなければならない。

だから、考え方の基本は、「相手の目線に立つ」。これしかない。

では、どうやって、相手の目線に立てばいいのだろうか?
今、社会で求められているものはなんだろう?
ニュースでトピックになっているものはなんだろうか?

この記事の読者もさまざまな経験や資格を持っているだろう。それと、今世間で話題になっていることをつなぎ合わせていこう。

例えば、2024年問題。ニュースで見た読者もいるだろう。ここでは詳しく書かないが、物流業界の労働者に対して、残業時間の上限が適用されるようになった。

何が起きるかというと、「人手不足」だ。人手不足は、経験豊富なベテランの引退と、人口減少によって起こる。
企業はその対策として、定年廃止・延長、処遇向上、生産現場の効率化、労働時間管理や低減施策、従業員に対する時間管理の教育、などを行うだろう。


自分なら経験の中から、「労働時間管理」「勤怠システム導入」「就業規則改正」「賃金の見直し」「従業員へのセミナー」が社会にアピールできると考える。
人によっては、ドライバーができる、効率的な物流管理のコンサルタントをやってきた、採用のお手伝いは誰にも負けない、企業広報の経験あり、という売り出し方ができる。

大事なことは、世の中の情報にアンテナを立てて、今、どこで、誰が、何に困っているのか、それに対して、自分は何を提供できるのか。を考えることだ。
誰が、も大事だ。目の前で困っている人は、その人だけの悩みなのか。多くの人が抱えているものなのか。

この「社会の困りごと」⇒「自分が提供できる価値」の理論は、途中で曲がったり止まったりすることなく、一直線で繋がっていなければならない。
自分で一回検討してみたら、それを、家族・友達に話してみよう。

あなたの仕事について知らない人に、自分の仕事の経験や知識、資格を説明する。なるべく違う業界、職種、会社の人がいい。

自分が意識しないだけで、業界用語や、会社用語など、狭い範囲でしか通用しない言葉を使っていることに喋っている人は気づくだろう。「それどういう意味?」と言われたら、言い換えよう。言い換える時は、横文字は使わない。中学生でも分かる言葉を意識する。を意識しよう。
言い換えたら、それをどうすれば短くできるかを考えよう。

また、「何でそうなるの?」と言われたら、もう一回練り直そう。綺麗につながっていない、ということは、自分本位になっているか、まだまだ考え抜けてない、ということだ。

それどういう意味?と、何でそうなるの?が解消できたあなたは、「書きたいこと」と「書くべきこと」は違うことに気づくだろう。
これに気づけることがとても重要だ。
ここまでくれば、あなたの職務経歴書は、輝いて見えるだろう。

これはまず、職務経歴書だけの話だが、相手の目線に立つ、ということを意識すれば、その後の面接でもきっと役に立つだろう。社会からグッと焦点を絞って会社を検討すればいい。

そうやって、相手が欲しているものを考えられたら、次のステップだ。

今日はここまで!

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