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侘助 - 千利休好みの椿です。

椿。お正月の花のイメージもありますが、春の花のイメージもあります。日本の東西、どこでも見かける、庭の木としてもおなじみの椿は、日本原産。
古くは古事記や万葉集などにも椿の名前が登場しています。
400年以上前から園芸品種の改良が行われ、今では日本産のものだけでも2000種類の椿があるといわれています。

そんな椿の中でも、茶道の茶花として特に重用されるのが、侘助。
椿の中では小輪で全開しない控えめな美しさがあり、「千利休好み」といわれ、茶道の炉開きや、新年の初釜の茶花として好まれます。

つぼみの状態で生けられた姿はとても高貴で美しいです。
そんな、侘助が茶花として生けられた蕾と葉を柄にしてみました。


参考にさせていただきました:


使用例:

新だん紙*侘助(皺紋のある高級紙・四つ切サイズ・冬)

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