見出し画像

番茶なワケや野草のこと

なぜ番茶なのか

野草番茶は、趣味の期間を含めて10年ちょっと前から始めたこと。
なぜ、野草と番茶だったのか。

かみや園+について、にも書いた

はーばん作りも大きく関係はしていますが、
私的に、煎茶や紅茶、烏龍茶などはなるべくそのまま飲んでほしいという気持ちがあります。

香りを楽しむお茶だったり、はなるべくそのまま飲むのがいい。
これは個人的な気持ちです。
とは言え、煎茶はハーブとブレンドしたsuuhaaはあるんですけどね(さっそくの矛盾は少し横に置きます笑)。

これは、番茶がこれらに比べて下等だからとかそういう理由ではありませんし、私はそうも思っていません。
なにしろ私が1番好きで1番よく飲むのは番茶なのです(お茶屋としてはどうかと言われそうな発言かもしれませんが、本当にそうなんです)。

日常でごくごく飲むお茶、そして焙じの香りはあるけれど、香りを愉しむお茶という位置付けではないお茶、野草の香りをお互いに邪魔しない、そんな理由もあります。

カフェインも少なく、日夜問わずに飲めるというのも◯
私が飲みたいお茶を作った。
というのが、野草番茶なのです。

私は強い香りが苦手です。
でも香りでリラックスしたり、ほっとすることも多々あります。
野草の香りは穏やか。でもちゃんと、しかし優しく香ります。
番茶とブレンドすることで、よりマイルドになり、私はとっても美味しいと思っています。


野草のこと

これもかみや園+について、にも書きましたが、京都で野草料理教室に通っていたことがひとつのきっかけ。
あと、ある時紫蘇茶にハマって毎日飲んでいた時、慢性の鼻炎の症状が緩和されたこと、も野草茶に興味を持ったきっかけのひとつです。

野草にはそれぞれ色々云われている効能があります。
紫蘇茶を飲んで、実際私が実感したことで大事なきっかけではあるのですが、野草番茶に関して実は全くそこは重要視していません。

そういう効能が少なからずある、というだけのこと。
薬ではないし、そもそも云われている効能が効くか効かないかも体質にもよります。
野草に限らず。
野菜だって◯◯はこれに効く!とか、色々言われていることだってあるし、いろんな食べ物や飲み物が少なからずそういうことがあります。

お茶(茶の木のチャ)もそう。
昔は元々薬と言われていたくらい、効能のある植物。

紫蘇茶が私の鼻炎に効いたのも、体質と毎日飲んでいたことも関係していると思います。
非常に緩やかに、効く人には効くこともある、というくらいのものです。

効果が強烈なものは、そもそも薬剤師の免許がないと取り扱えなかったりしますし、それこそもう漢方とかになりますよね。

それに要はバランスです。
それだけを食べたから、飲んでるから、いいというものでもないでしょう。
納豆が◯◯に効く!と言われて、それだけ食べていればいいというものでもないですし。

私は野草に関してマニア的知識があるわけでもありません。多少知識としては知ってはいますが、私が野草番茶に使うのは、いい香りだなぁとか美味しい!と思ったもの、です。
そもそも紫蘇茶も美味しくてハマっていて、それがたまたま鼻炎に効いたというものでした。

もちろん効能で選んでもいいと思います(今は便利な世の中で効能に関してはネットでもたくさん情報が得られます)。

でも、これは野菜など食べ物にも共通することですが、美味しいと思ったものがその時自分(の身体)が欲しているものだったりします。

※上記はジャンクフードのことなどはとりあえず含まずの話ですが、ジャンクフードを欲する時はカリウムが足りてない時や寝不足、ストレスの多い時などと言われています。私はジャンクフードは絶対食べるなとも思っていませんが、毎日とかたくさん摂取するのはあまりよろしくないとも思うので、代用できる食べ物があればそれを意識して選ぶといいかと思われます。

私も野草番茶でも、美味しいと思うお茶が変わる時があります。
この前までこれ1番好きだったのに、今これが美味しい!みたいになります。
なにか自分に必要なものが含まれているのだろうな〜と思っています。
そんな感じで選ぶくらいでよいと思っているし、美味しいと思って飲んでもらえるのが1番と思っています。

なんだかまたまたまとまりがなくなってきたような気がします。

野草番茶は、私が飲みたいと思う私が美味しいと思うお茶です。
それを他の人も美味しいと思ってくれたら、私はとっても嬉しいし、幸せです。
香りも優しいので、ごはんの時でもお茶時間にお茶菓子とでも、ただほっこりお茶を飲む時でも、いろんなシーンで飲んでいただけると思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?