かみや園+
2023年よりどハマりした烏龍茶つくり。 それまでは手摘みで紅茶を作っていましたが、比重が烏龍茶に傾いています。 失敗もたくさんあり、どちらかというと凹んでいる様子や、壁を打ち破れない私の珍道中となります。 試行錯誤の末、納得いくものにたどり着くことができるのでしょうか…
先日短編小説を書いてみる会に参加して、文章を書いてみるということをもう少しやってみたいと思い、こちらに書いていこうかと思います。練習です。
お茶を作ることになった経緯 私は実家がお茶屋(問屋)という環境に生まれました。小さい頃から、朝10時と昼の3時は家族でお茶の時間。うちの合組(ブレンド)の煎茶を飲み、ごはんの時間はほうじ茶を飲む家でした。 当時は茶工場があり(私が中学生の頃道路になりました)仕上げや焙じなど祖父がやっていました。 洗濯物はいつもほうじ茶の香りがしていました。 ただ、私はお茶に全く興味がなく、絵を描くのが好きな子どもでした。 なので、高校卒業後は大阪の美術の学校(イラスト専攻)に進みます。
お茶には品種というものがあります。 代表的なのはやぶきた。 日本で一番のシェア率を誇る煎茶品種です。 私がお手伝いする砂子原茶業組合のお茶もやぶきたです。 そして我が家にあるのは、在来種。 (裏山のは不明) 在来種は木によって芽の出るタイミング、葉の形、大きさ、色も異なります。 実生ともいいます。 種から育ったお茶です。 なので、一本一本異なるのですね。 品種茶は、なんといっても芽が揃います。 なので、茶刈りをする時にきちんと刈れます。 最近は品種茶が騒がれて久し
うまく出来ているのかどうか、 飲み比べを毎日のようにやっていると、どんどんわからなくなってきます。 再度火入れをして、うまくいったものと、そうでないものがありました。 まずくはないけど、香りもないお茶も出来てしまい、一喜一憂。 そして、やはり香りの面では、大失敗と成功の差が激しすぎましたが去年の方がいいものができていました。 謎のバニラ香を出せたものもありました。 そう、"謎"なんです。これはお茶作りをするものとしてはよくないことです。 今年は大失敗はありません。
いくつかの茶葉を再度火入れをしました。 そして… かなりいい変化をしました! 元々今年作ったものは少し香りが弱め。 これで強いものが出来たら、もっとよくなるかもしれない。 少し酸化しそうな香りを感じていましたが、それがいい方にいきました。 気になる香りが消えて、よき感じに落ち着きました。 元々の香りを引き出すには、やはり萎凋と殺青のタイミングだと思います。(+気温などの環境によるところ) ここはもう少し私の感覚を鍛えていかなければいけないところです。 が、火入れ
ひとつ前の記事ではとても前向きなことを書いておりましたが、現実は凹み続きです。 今朝、去年のものを飲みました。 昨年も春に試行錯誤を繰り返し、出来の差は激しかったですが、いくつかいいものが出来ていました。 よかったものは春にもうなくなってしまい(少し販売もしました)、そこそこの△を付けたものが秋頃残っていて、その中にあれ、悪くないぞ?というものを発見。 再度火入れを行いました。 火入れによって奥にある香りを引き出せるというようなことがあるからです。 すると、いい茶葉に
雨の日、雨の後は本当はあまり摘まない方がいい。 わかってはいるけど、雨もたいしたことなかったので、降ってない間にほんの少し摘んだ。 昨日わかったことを確認したかった。 あと、自分の思うタイミングをズラしてみるということ。 香りが足りなかったが、自分の作りたいものに近づいてる感が…! 何より去年との違いは、去年より理解が深まっているということ。 確かに去年の方が素晴らしい香りのものが出来たけど、かなり偶然だった。 そして酸化しやすい茶葉(仕上げがあまい)だった。 もち
打ちのめされていました。 今年も烏龍茶作りにて。 去年もうまくいったり、失敗したりを繰り返し(というか半分以上失敗)めちゃくちゃ難しいけど、ハマりにハマった烏龍茶。 ただ去年はすごい香りのものができたんですよね…でもほぼまぐれ的に。 しかし、酸化しやすい茶葉になってしまい、時間が経つとちょっとよろしくなかった。 まぐれ的なので、正直何がどうなってそうなったのかわからず。全ての工程が奇跡的にベストタイミングだったんでしょう…仕上げ以外は。 今年は失敗が続き、正直相当凹ん
先日、神楽で笛を吹いておられる林さんが、山桜が好きと仰っていた。 雲南市は桜を推していて、土手には広く桜が植えられている。 この時期は圧巻の風景になる。 特に木次の土手などはたくさんの花見客で大賑わい。 それはとても綺麗で桜の儚さも相成って素晴らしい景色である。 が、私も林さんの意見に一票。 山にぽつぽつと咲くそれは、なんとも控えめでありつつ上品に山を彩る。 長らく都会で暮らしてきて、都会も大好きなのだが、こちらに来てから人混みのストレスが凄かったんだなと感じている
野草の季節が到来しました。 今年は色々遅い印象。 桜も例年より1週間は遅い。 桜とくろもじの開花はほぼ同時。 先週まだ満開とは言えませんでしたが、桜が咲き始めたのでくろもじを採りに。 Sunday Market CiBOでお世話になっているイタリア料理研究家のふさこさんから、収穫にお供したいという連絡をいただき、一緒に行ってきました。 私がくろもじを採る場所はかなりの急斜面。 スパイク付の長靴でないと滑り落ちます。 主に旦那が登って枝葉を切ってくれ、それを集めていきま
嘘は大概ネガティブなもの、とされています。 しかし、優しい嘘というのもありますね。 今日は4月1日に因んでこんな嘘をつきました。 元々Xに載せたのですが、Instagramの個人アカウントのストーリーにも載せてみました。 すると、反応がなかなかすごい。 そして、中にはいくつかマジレスが。 頑張ってください! と応援いただきました。 そのようにコメントをくれた方には、エイプリルフールだよ〜と返事できたものの、 これを真実だと思う人もいるのか…!と、急激に不安になり、今
2年前に出雲の本屋さん句読点さんと、路上観察(トマソン)×自由律俳句×お茶という企画をしました。 都会の方が色々見つかると思いますが、出雲の町でこれをやってみようということに。 各々町に出てトマソンを探します。 そして、その写真を撮って、それに因んだ自由律俳句を考えて、句読点さんに戻り、お茶を飲みながら写真と自由律俳句を発表します。 前回の模様はInstagramに載せています せきしろ×又吉直樹で本なども出されていますが、自由な句です。 と言っても、句は私もど素人なの
今朝友人が、対話している時のニュアンスはどんだけ頑張っても文字だけでは替わりにならない、ということをXに書いていて、やり取りをしました。 友人などお互いを知った関係ですら、文字だけのやり取りだと誤解が生じることがあります。 実際のその場の空気感、表情や身振り手振りで細かなニュアンスが届きやすいのが対面。 これは一対一ないしグループで限られたやり取りの中の話なのですが、 普段のこういったnoteとか、SNSの投稿とか、実際顔の見えない不特定多数の方々に発信するのも非常に難し
この背中の痛みはどうやったら消えるのだろうか。 それを考え続けて1時間は経っている。 でも、どうでもいいことなのかもしれない。どうせ、人間は死ぬんだから。 と、次の瞬間にはやはりこの不快感を今すぐにでも取り去りたいと思っている自分がいる。 数年前まではあの硬い床に座っていても平気だったのに。 あ、この曲は学生時代に流行った曲だ。 あの頃は夜中までくだらないことで騒いで、思い返せばとてもキラキラしていた。 当時はキラキラしているなんて思っていなかったが。 歳をとったん
多分5年くらい、出店させてもらっているSunday Market CiBO。 毎月第4日曜日に開催される生産者のマーケットです。 去年から出店というものをかなり減らしているのですが、CiBOは出させていただいています。(時々お休みしていますが) 運営の方々の出雲愛や、生産者と向き合う姿勢や、そこにはちゃんと骨太な思いがあって継続されているマーケットです。 これだけたくさんの出店者さんのいるマーケットを継続するということは、とても大変なことだと思うし、そこには緩やかだけ
先日春分の日にお茶とお灸を発酵菓子カヌカさんにて開催しました。 佐世の葉温灸院の吾郷希穂さんにお灸講座をしていただきました。 手、腕、足の肩凝りや胃腸、冷えなどに効くツボを教えてもらい、せんねん灸を使って緩めていきます。 だいたいこの辺りというところを教えてもらい、凹んでいたり、触って痛気持ちいいとか違和感を感じるポイントを探ります。 きほさんが伝えるのは、生きたツボ。 グリグリすると生きたツボが散ってしまうので、強く探らないのがポイント。 直感に従って!と、きほさん
私が初めて買ったCDはたまのひるねというアルバムでした。 そこから、ゆるーくずっと好きな感じです。 美術の専門学校に行っていた頃絵本の授業がありました。 1番好きな授業でした。 人が死にまくるとか、拗らせたサブカル女だったのでそんなのを描いていました。卒業制作も絵本でした。(もれなく死ぬやつ) そんな絵本の授業で、好きな歌詞を絵本にするというものがあり、たまの方向音痴を書きました。 あの課題おもしろかったから、またやりたいなぁと思ったりしています。誰か一緒にやりません