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発酵と半発酵

発酵茶=紅茶
半発酵茶=烏龍茶

と、されてはいますが、紅茶の方が発酵が深い、烏龍茶は発酵が浅い、というわけでもないのです。

因みに…
発酵とは本来有機物が微生物などの働きによって分解されることを言います。お茶は、茶葉中の酵素によりカテキンが酸化することを"発酵"と言っています。厳密に言えば発酵ではないです。

紅茶でも発酵が浅いものもあれば(ファーストフラッシュなど)、烏龍茶でも発酵が深いものもあります。

紅茶の発酵を早めに切り上げるから半発酵茶(烏龍茶)になるというわけではなく、作業工程が違います。

私の今回の紅茶も、発酵は浅めです。水色も薄いです。渋みもあまりありません。
春の芽は、カテキン類の含有量も少なく、気温もそこまで高くないため、発酵が進みにくいというのもあります。

太陽をたくさん浴びた夏芽で作る方がフルボディ系の紅茶ができます。

紅茶を作ってみたいという方がいるので、少人数にはなりますが、家庭でできる紅茶作り会を夏にやりたいと思っています。

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