5万円稼ぎ使い果たしたおサルさん
お金の稼ぎ方
おさるが小学校高学年のとき、とある家事を1回100円で発注していた。
1回100円ということは、1ヶ月でだいたい4000円ぐらいになる。
この家事というのは食器洗いだったり、洗濯だったり、いわゆる1日に何度も発生しているやりたくない家事。
1回100円が安いと思うかもしれないが、月間4000円小学校高学年が手に入れる手段は早々多くはない。
おさるの成長
1日100円だ。
ときには複数の仕事を発注するから、1日300円になることもある。
報酬は月末にまとめて支払う。
つまり、やらなかったら減る。
おさるにとっては、とてもやりがいがある(お金の意味で)仕事だったらい。
最初は本当に適当な納品品質だったが、それでは支払えないと言うと、きれいに仕上げるようになってきた。
お金の力は本当にすごい。
ご自宅におさるがいらっしゃる皆様、是非参考にされたし!
おさるが、おさるである所以
さて、年間で約5万円稼いでいたわけだが、お正月のお出かけとかで、高額商品を買ったりできるわけだ。
いや、むしろ、将来に貯蓄してほしい。
小学校高学年のおさるがかんがえる、お正月セールの商品なんか、中学に入ったらゴミ以外の何物でもないからだ。
そこで、お正月セールの話をしたところ、驚いた答えが帰ってきた。
1円も残っていないらしい。
毎日働き稼いだお金。
手元に1円も残っていない。
なんで?
毎回次の月には使い切っていたらしい。
宵越しの金は持たないとはよく言ったものだ。
ここは管理するべきだったのか。
いや、これも勉強だろう。
5万円・・・安くはないぞ。
用途
コンビニお菓子
漫画(→後日談に続く資産になった)
文房具
文房具は良しとしよう。
勉強のモチベーションになるだろうし。
そんなに何本も多機能シャーペン要らんだろうという気持ちもあるが、勉強しようという気持ちにつながるはずだ。
問題はコンビニお菓子と漫画。
コンビニのお菓子高いぞ。
そして、家にも買い置きあるぞ。
でも欲しかったんだよね。
わかる。
漫画は・・・ヒロアカとか呪術廻戦とか、新刊だね・・・。
ちょっと待って中古でもいいし、それ必要?
いやいや、欲しかったんだよね。
おさるだもん。
その後
5万円を使い切っても、これをきっかけに変わってくれると思った。
そこで、もう半年発注を続けてみた。
結果、やはりお金は1円も残らず、漫画だけが増えていった。
なにこれ、ダメ男にお金渡す人みたいになってる。
大丈夫、神山まるごと高専に合格したら変わってくれるから。
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