かもめ@重度のうつ病×エッセイ

重度のうつ病をきっかけに"素直で正直に生きたい"と気付いた26歳一…

かもめ@重度のうつ病×エッセイ

重度のうつ病をきっかけに"素直で正直に生きたい"と気付いた26歳一般男性/元介護職員/HSS型HSP気質/療養生活を経て社会復帰の準備中/自分の経験を生かす為にカウンセリングの勉強中

マガジン

  • 陽気な重度のうつ病患者の人間観察note

    うつ病を全く悲観していない陽気で重度なうつ病患者。日記や体験談を綴るnote。人間観察と思って読むと面白いかもしれません。

  • 素直で正直に生きる為のnote

    日々、頭の中で生き方について考えている。感情や感覚を言語化しようと、たくさん自分の心と会話し、たくさんの答えが出た。そんな自分の心との会話を外に出して、ちょっとラクになりたい。と同時に自分の考え方が誰かの助かりに、ほんの少しでも繋がればいいなと。ただそれだけ。でもそれが出来れば嬉しい。そんなちょっとした小噺を綴っていく為のnote。

  • ちょいと小噺。

    ちょっとした小噺です。普段感じたこと、感じてきたこと。そんな好きに言葉にしたい事をテキトーに小噺にして置いておきます。

  • 寄せ書きnote

    要はなんでもありってことです。お題投稿等、他のマガジンに該当しないものはこっちに公開していきます。是非チラ見をどうぞ。いらっしゃいませ、おかえり。

最近の記事

  • 固定された記事

助けを求めることは格好悪くないよ。

助けを求めることは格好悪くない。 むしろ求められない方が格好悪いのかもしれない。 以前の私は私ではなかった。 嫌われないことだけを考えた人付き合いを していた為、本当の自分を偽り、 その場に適した人物像を理解してなりきっていた。 私であって、私ではなかった。 その為、 誰にも理解されることもなく、 誰にも本当のことを言えることもなく、 苦しくても、助けてほしくても、 誰にも言えなかった。 その結果、重度のうつ病を患った。 今は病気になったことに関しては、 悲観で

    • ちょっとだけ見つけたかも。

      昨年、私は壊れた。 変わらなくては。そう思った。 私はまず大前提として、 効率の悪い事が大嫌いだ。 そして、理屈の通っていない事も大嫌いだ。 いわゆる効率厨の理屈人間である。 周りを気にして、周りの為だけに生きていた以前の私は非常に生きにくい生き方であった。 非常に効率の悪い生き方であった。 自分に合っていないわけだ。 そしてある一つのことに気が付いた。 これまで気にしてきた事柄の中に、 「極論自分には関係ない事」 というものが多く含まれていた。 言っ

      • あれから1年ほど。

        昨年、うつ病と診断され療養生活に入ってから1年程経過した。 身体的な症状も、精神的な症状も今はわりと落ち着いている。 この1年を振り返ると本当に辛かったと感じる。 そして、色々な人に助けてもらったなと感じる。 最近、言われる言葉がある。 「かもめさんは自分が思っている以上に、周りの人に好かれているよ。」と。 嘘つけ。 聞いた初めはそう思った。 私はこの1年で多くの人に助けてもらい、支えてもらった。 これまで嫌われない接し方、立ち回りしか考えずに過ごしてきた人た

        • またもや焦り。

          焦っていた。 私は、またもや焦っていた事に気が付いた。 ここ数ヶ月、以前の私が嘘のように調子が良かった。 ここ数週間、以前の私に似たように調子が悪い。 調子が良い時、うつ病を忘れている時すらあった。 うつ病が頭の中にない分、違う事を考えていた。 これからの自分についてだ。 具体的にいうと、それは主に仕事についてだ。 「なにしよう。」 いずれ今の生活は終わり、また働く事となる。 働く事にはまったく抵抗はなく、むしろ働きたいとも思っている。 しかし、何をして生

        • 固定された記事

        助けを求めることは格好悪くないよ。

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        • 陽気な重度のうつ病患者の人間観察note
          85本
        • 素直で正直に生きる為のnote
          25本
        • ちょいと小噺。
          13本
        • 寄せ書きnote
          12本

        記事

          気が向いた。

          気が向いた。 ただそれだけ。 何か特別に伝えたい事があるわけでも無い。 何か特別に出来事があったわけでも無い。 しかし、何か書きたくなった。 だから文字を綴っている。 しかし、書くことが何もないと文章も書けない。 だから最近の事を書こうと思う。 薬を自己判断で完全に断薬してから、 約3ヶ月が経った。 その間も一切、口にしていない。 抜き始めは離脱症状がしっかり出ていた。 小さなものも合わせると、約1ヶ月程苦しんだ。 しかし、途中薬を飲もうとは1度も思わなかった。

          2月の私。

          2月に入り、クスリをやめた。 きっかけはいくつかあった。 クスリを調べていた事。 自分の症状とクスリの副作用が一致していた事。 クスリの代わりになり得るものを見つけた事。 いくつかあった。 結果的に、クスリを止めて良かったと思っている。 クスリを飲んでいる間に症状として、 苦しんでいたものからは解放された。 主に不安感、焦燥感、希死念慮、気分の波は全くなくなった。 そしてクスリの副作用には、 上述した症状がそのまま記載されていた。 私には一つ疑問が生まれた。

          うつ日記2/11 「久しぶりの更新」

          元気です。 私は元気です。 更新を控えてました。 私自身が大きな変化の中にあったから。 今は少し落ち着き、 状態もとても安定しています。 以前とは比べものにならないくらい元気です。 変化させた事は、幾つかあります。 それらが一つずつ結果となり、 今の私の状態があります。 変化させた事。 またnoteに書いていきます。 一つずつ記事にしていきます。 良かったらまた読んでいってください。 大丈夫。ただいま。 かもめ

          うつ日記2/11 「久しぶりの更新」

          うつ日記 1/26 「悪くない。」

          最近調子が悪くない。 調子が良いという感覚はわからない。 しかし、特別悪いわけでもない。 うつの波も頻度が少ない。 寂しい事には寂しい。 でも、波が来ない。 大きな進捗ではないだろうか。 変わったキッカケがあった。 以前noteに書いた うつ病経験者の方とお話させてもらって以降 気持ちが落ち着いた。 そして、話を聞いていく中で 「治る」と自分の中で確信めいたものを感じた。 うつ病と診断されてから これまで私の中でうつ病を受け入れることが出来ていたと感じていた。

          うつ日記 1/26 「悪くない。」

          うつの波の話。

          うつ病には波がある。 中でも症状に襲われる時に波が来たと表現する人が多い。 大体の方が精神的な症状に襲われている時だと思う。 ・希死念慮 ・絶望感 ・虚無感 ・喪失感 ・寂しさ ・苦しさ ・つらさ こういった何とも言葉では表現できないような 感覚に襲われる。 私自身も先週あたりまでは 毎日、時間を問わず襲われていた。 対処法は無く、ただ耐えることで凌いでいた。 しかし、私は新しい対処法を見つけたかもしれない。 襲われることは襲われる。 しかし、最小限の時間で凌げ

          忘れていたこと。

          年が明け、体調が狂い始めた。 どんどん悪くなっていき、 ここ数日は過去最悪の体調の悪さだったと自分でも思う。 昨日、受診の後 兄の繋がりで、 うつ病経験者の方と直接話をする機会がもらえた。 いろいろな話をしてもらった。 本当にいろいろだ。 話の中で、「何か聞きたいことはありますか。」と聞いてくれた。 私は、「結局、私はどうすればいいのですか。」と聞いた。 体調がおかしくなり、 思考もおかしくなり、 私は自分がどうすればいいのか、 自分が何をすれば回復に繋がってい

          うつ日記 1/17 「限界突破?」

          今日は合計で17時間ほど寝ていた。 正しくは寝てしまっていた。 朝起きてからすぐに症状に襲われた。 相変わらずどうしようもなくつらい。 そのつらさが今日一日、 十何時間と続くのかと思うと絶望した。 つらすぎると。 あまりにもつらすぎると。 ベッドから動けずじっとしていると、 気が付いたら「起きた」。 寝ていたのだ。 特に眠気は感じていなかったはず。 でも寝ていた。 過去にも経験があった。 あまりにもつらく追い込まれると、 逃避行動として体が勝手に寝てしまうこと

          うつ日記 1/17 「限界突破?」

          うつ日記 1/16 「弱りきった私」

          弱りきっている。 過去一番弱っている。 過去一番症状に襲われている。 自発性が全てにおいて、 まったくもって失われいる。 自分でやりたい、やろうかなと思っても、 実際に実行まで至らない。 今日は夕食に呼ばれた時間から、 約2時間かけてリビングに行った。 体は動くと言えば動く。 しかし、動かない。 心が動かない。 だから体も動かない。 動かすという事は無理をするということ。 だから、 私は今日無理をして夕食を食べた。 私は今日無理をして薬を飲んだ。 そういうこ

          うつ日記 1/16 「弱りきった私」

          世の中と私の世界線の話。

          仕事をする。 飲みに行く。 友人と出掛ける。 買い物をする。 恋人と出掛ける。 テレビや映画を見る。 家でゆっくりする。 私と同じ25歳の人が普段やっているようなことである。 私はどれも出来ない。 なに一つとして出来ない。 それはうつ病という病気によって。 私には何が出来るのだろうか。 なにも思い浮かばない。 それほど私は何もできない。 実際のところ、 比べる必要など全くないのだ。 私は病人であり、 療養生活中なのだから。 一般的に出来るとされ

          世の中と私の世界線の話。

          うつ日記 1/14 「受診日」

          今日は受診日だった。 ここ最近の体調不良を担当医に伝えた。 日中、時間問わず気分の波が激しい事。 睡眠時間が短くなってきた事。 薬の変更での対応となった。 これまで飲んでいた、 精神安定剤の種類が変わった。 より効果の強いものになった。 強い薬を飲むのは、 漠然とした不安はあるが、 それで落ち着いていくのならばそれでいい。 受診の帰りに電車の中で症状に襲われかけた。 何とも言えぬ、孤独感、不安感、落ち込み。 なんとか動くことが出来たから、 予定の駅で降りて帰宅

          うつ日記 1/14 「受診日」

          自分の為に生きること。

          昨日、自分の為に生きることが分からないという 記事を投稿した。 投稿後、 カウンセラーをやってもらっている友人と電話をした。 そこで自分の為に生きるとは、という話をした。 自分の為に生きるとはどういうことなのか。 友人は、「既に出来てるじゃん。」と言った。 私の頭には「???」とハテナが3つ。 意味が分からなかった。 話を聞いていくと、 私はうつ病になる前は、 人に嫌われない立ち回りをしていた。 周りを見て、周りに気を配り、周りの為に生きていた。 しかし、うつ病

          自分の為に生きること。

          うつ日記 1/12 「元気って?」

          最近、元気がない。 身体的には回復してきている実感が少しずつ出てきている。 食事の量が増えたり。 睡眠の時間が延びたり。 以前よりも良くなっている傾向にあると思う。 問題は精神面だ。 元気がない。 気力がない。 張りがない。 なんとも言葉に表せれない、 元気の無さ。 言語化できないのももどかしい。 落ち込んでいるというか。 弱っているというか。 なんと言えばいいのだろう。 相変わらず寂しさは募るばかり。 それも一つの原因なのだろう。 うつの大きな波の中で

          うつ日記 1/12 「元気って?」