自分を超えて大切なものについて
大親友に子どもが産まれることになった。東京で彷徨い、家がなくなり、思い返してみても、本当に辛い時期を共に乗り越えてくれて、何度も救われてきた、そんな友人に、子どもが産まれることになった。
人生でこんなに嬉しいことがあるのかと思った。いつか、受けた恩を、助けてもらった命を、その子のためならいつあげてもいいと思った。そのくらい、本当に嬉しかった。
世界は、とても大変な時期で、この世に生を受けてからも、きっと死にたくなるほど辛くなる時があると思う。だけど、そんな時は、名前も知らなくていいから、私を頼ってくれれば、どれだけでも側に居てあげる。
周囲でも、元上司や先輩が子どもを産んだことはあったけど、こんなに近しい人は初めてだから、本気で嬉しすぎて、泣いた。自分のことも、こんな風に、泣いて喜んでくれた人がいたのかなあと思うと、また、嬉しくなった。
母に、自分の夢とか、自分のキャリアとか、変わっちゃったけど、よかったの?もっと自分のやりたいことをやったほうがいいんじゃないみたいなことを話したことがあったけど、少しだけ分かった。そんなもの、どうでもよくなるくらい、自己犠牲なんてきれいごとも聞こえないくらい、自分を超えて、自分以上に大切に想う存在がいるってこういうことなのか。
生命、有機物、創造、まじですごい。
友人とシーシャに行きます。そして、また、noteを書きます。