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小さな家族と過ごす時間を増やしたい!限界会社員が、動画編集を勉強するも疲弊。あることをきっかけに毎日がワクワクし、フリーランスを目指せるようになった話。

はじめまして。

うさぎと暮らす
とある製造業の限界会社員
カノです。

朝起きたら
うさぎのケージを掃除し
仕事に行き

帰ってきたら
うさぎを愛でて
寝る。

我が家の“ゆきまる”です ※うさぎです

時間があるときは
YouTubeやアニメ・漫画をみたり
ゲームをしたり…

ときには
創作(小説やイラストを書いたり)
もしている

どこにでもいる陰キャです。

7年前、影絵であそぶカノ(20歳)

今回は、そんな私が
フリーランスを目指すまでの道のりを
お話しできたらと思います。


ただ、惰性で生きてきました。

私にやりたいことなんて
ありませんでした。

幼い頃は
人に嫌われたくなくて
自分の意見をあまり言わなかった。

すぐに崩れてしまう絹ごし豆腐
のようなメンタルだったので

誰にも否定されないよう
ただニコニコと優等生として
それっぽくやり過ごした。

今思えば
考えることを放棄していました。

そうして、気づいた時には
自分の意見というものが何なのか
わからなくなっていた。

中身が空っぽだったんですね。

一番嫌いだった授業は
“将来なりたいものについて”

まあどうせ
適当に会社に就職して
結婚して子供ができて

親や親戚たちと
同じような道を辿るんだろう

としか思っていませんでした。

そして迎えた中学3年生。

このまま普通高校→大学と
進んだところで

やりたいことなど見つからず
就職に困るだろう。

だからあえて、道を絞ってみよう。
校則も緩くて楽しそうだし。

そう思った私は
高専へ進みました。

にも関わらず、
やっぱりやりたいことは
わからなかった。

強いていうなら
プログラミングを
仕事にはしたくないかな…

と思ったぐらいでした。

そして就職。
私が選ぶのはいつでも無難な道。

環境の良さと少しの興味。
工場勤務なら
ルーティンワークだろう。

そうして選んだ会社は
最初はとても快適な環境でした。


貯金カツカツになりながら
オタク(グッズ収集等々)をやりつつ
それなりに楽しんで仕事をしていた2年目。

会社の組織体制に変化がありました。

「多能工化でフレキシブルに動ける職場へ」
なんて謳い始めた上層部は

工程ごとに分かれていた
チームを1つにまとめ
各人複数工程を担当することとし…

…人を大量に抜きました。
たいして教育や引継ぎの期間も設けずに。

人を減らされたことで
シンプルに業務量は爆増。

うちは製造作業だけでなく
書類仕事のほうが多いぐらいなので

それまでは製造のオンオフで
作業と書類仕事を切り替えていたのが

作業と並行しながら
大量の書類仕事を
進めなくてはならなくなりました。

教育も追いつかず
優秀な人から辞めていく。

そしてまた人は足りなくなるのに
まともな補填はない。

最悪の負のループに突入しました。


仕事は大変でしたが
プライベートでは
いろんな人とのご縁もあり

私は
“この人のために生きていきたい”
という人に出会い

2年ほどの時を経て
結婚しました。

彼の勤めていた会社は
私のところとは比にならないほど
ブラックでした。

ゆっくり休んでほしい
家にいてくれるだけでいい

そう思った私は
彼が専業主夫になるという選択肢を
提案しました。

そして
うさぎのゆきまるも
家族に迎え

彼も私もゆきまるも
一緒に人生を楽しめるようにと

私なりに
色々頑張ってきたつもりでした。


ある日かかってきた
友人たちからの電話。

詳細は割愛しますが

私は
他の子に“結婚したい”
と言ったらしい彼に真偽を問います。

そして彼はこう言ったんです。

私と結婚したのは
周りに囃し立てられたのと
当時(彼が)自暴自棄だったから。

私に救われたのは事実だと
彼は言ったけれど

たしかに私も彼のおかげで
底辺だった自己肯定感を
上げることもできたけれど

この結婚は
一体なんだったんでしょう。

正直、話している間は
涙も出ませんでした。

慰謝料を取ることも
考えましたが

当時、彼のやりたいことを
応援しようと渡していた
数十万だけ返してもらうことにして

離婚しました。

その後
本気で命を絶とうかと
考えたこともあったけれど

私にはゆきまるがいました。
そしてゆきまるにも私しかいない。

ゆきまるを殺してしまうも同然のことは
私にはどうしてもできませんでした。

生き延びて
そして気づいた。

電話をかけてくれた友人たちや
他にも、私の話を聞いて
私以上に怒ってくれた友人たち

私は自分が思っていた以上に
友人たちに大切に
思ってもらえていること。

両親だって
昔から今までずっと
私の味方でいてくれたこと。

そして私は

自分と、ゆきまると
自分を大切にしてくれる人のために
生きようと決めました。

しかし
ゆきまるとふたりで暮らすうちに
ふと不安がよぎります。

今の職場は
精神が壊れるのが先か
体が壊れるのが先か

あれ?
ここ、デスゲーム会場だっけ?
と思ってしまうような場所。

私が倒れてしまったら
ゆきまるはどうなる?

出社が必須なこの職場で
もしゆきまるに何かあったら?
もしゆきまるが要介護になったら?

私は人間としてはひとりっ子でしたが
弟にうさぎがいました。
晩年は家族総出で介護したんです。

愛しき我が弟と後ろに転がる15歳カノ ※ガラケー画質

それから私は実家を出て
ゆきまるをお迎えするまで

小さな家族を生涯幸せにする
という覚悟を決めるのに
5年かかりました。

そんなゆきまるに
幸せに過ごしてもらうため
そしてその為にも私自身を守るため

私はいよいよ職を変えることを
決意しました。


在宅で、異業種で
自分にできそうなことは
なんだろう。

だらだらと
YouTubeを見ていた私は

こんな編集が私にもできたら
面白いかなと
思ったのがきっかけで

最初は
動画編集について
調べ始めました。

早速
本とソフトを買いつつ

自分の成長記録と
情報収集を兼ねて

SNSのアカウントも
新たに作ってみることに。

これでもインターネット老人会
と言われる世代の人間です。

昔はTwitterで
どうでもいいことを呟き
ふろりだ、ほかてら、ほかあり
エトセトラエトセトラ……

通じる方は握手しましょう………笑

それが
アカウントを作るや否や
DMの嵐。

いきなりDMで
仕事はなにしてますか?
おいくつですか?

…あの、
最初はリプで絡むじゃ
ダメなんですかね?

リプですら絡んだことない人間に
そんなこと教えたくないんだが?
と正直ドン引きしました。

まあ、聞かれすぎて嫌になって
プロフに書きましたが。

それでもプロフを読まずに
ぐいぐい聞いてくる人もいたり。

そしてもっと嫌なのは
みんな揃いも揃って

通話しませんか!
と言ってくること。

お話しできたら楽しそう?
楽しいわけないじゃないですか。

私、通話が極度に苦手なんです。

粗大ゴミ回収の電話もかけられず
半年捨てられていないものがあるほどに…
(めっちゃ邪魔)

それでも、とりあえず
モノは試しだと思って

吐きそうになりながら
通話もしてみたのですが

ぐいぐい質問されて
答えるのも疲れるし

なにかカノさんも
聞きたいことがあれば!
…って、無いんよ。

案の定
なにも得られず楽しくもない。

一気に、疲弊してしまいました。


そんな電話嫌いの私ですが
渋々受けていた電話の中で

たった1件だけ
楽しく通話できた人
がいたんです。

その人…Kさんは
既にフリーランスとして
独立されている方でした。

Kさんは私の現状を
共感しながら聞いてくれました。

そして
Kさんも超ブラックな
会社にいた過去から

動画編集やイラストの
スキルを磨いたけれど独立はできず。

Kさんにも出会いがあり
ビジネスの基礎を学んで

今こうしてフリーランスに
なることができたと
話をしてくれました。

そして
力になりたい

と言ってくれました。

もしかしたら
スクールの勧誘ではよくある話
なのかもしれない

ということも
頭を過らなかったわけではありませんが
これはなんというか、直感ですね。

この人はちゃんと
私に向き合ってくれている
というのが伝わったのと

この人についていけば
なんか楽しそうだな
という、勘でした。

私は早速Kさんと
改めてお話をしました。

その場にはKさんがお世話になった
先輩も同席してくれました。

そして
ビジネスの基礎の必要性や
人に教わることの重要性を

改めてわかりやすく
教えてもらいました。

(初対面は基本マスクが外せないカノ)

まず
どのビジネスにおいても
仕組みは同じであるということ。

動画編集やデザインは
スポーツであれば
バスケやサッカーなど各競技のスキル。

ビジネスの基礎は
体の仕組みや動かし方といった
スポーツ全般に共通するもの。

個人で独立していきたいのであれば

動画編集だろうがデザインだろうが
ビジネスの基礎は必須。

そして実践と修正の
繰り返しも大事であり

それが独学であれば
変な癖がついてしまったり
することもある。

ゆえに独学は毒学とも
呼ばれていて

第三者、即ち先人から習うのが
一番の近道であるということ。

そして
一番印象に残っているのは

ついていくのは
自分達でなくてもいい
と言われたこと。

人を選ぶポイントは3つ

  • win-winの関係となれること

  • アフターサポートは無期限であること

  • 会いに行ける距離であること

そういう人を見つけるといい、と。

それでもし自分たちと一緒に
頑張りたいなら、全力でサポートする。

変なDMとか電話とか来たらすぐ相談して。
絶対に守るから。

そんな話を、Kさんの言葉を、
聴いた私は

“この人を信じてついて行ってみよう”

と心に決め
教わることになりました。


私はKさんに
ビジネス基礎を教えてもらい

ミーティング(ゆきまるも同席)
で目標や課題を確認。

怪しいDM等来れば即刻相談
わからないところは即質問

そしてゆきまるの可愛い写真が
撮れればすぐに送りつける。

そんなこんなで楽しく
学習とアウトプットを
進めていきました。

これまでは
ただただ仕事で疲れていた毎日。

ゆきまるに構う以外は
だらだらとYouTubeを見たり

やりたいこと
やらなければならないこと
を先延ばしにしていました。

仕事が忙しくて
時間がない・気力がない
と思っていたそんな私が

今では
忙しいを言い訳にしたくない
と必死で

本業をしながら
スキマ時間に
勉強や作業をしている。

“私でもできるんだ”
“着々と前に進めている”
実感しました。

そして
Kさんと出会って
一歩ずつ前へ進むとともに

自分と同じように
フリーランスを目指して
頑張っている人や

すでにフリーランスとして
活躍している人など

さまざまな
人との繋がりもできました。

私のイラストで
LINEスタンプを作る計画を
一緒に練ったり

とてもワクワクすることが
増えました。

今までずっと
やってみたいと思っていても
行動に移せていなかった。

それが
すぐに行動し始められるように
なっていきました。


最初に話したように

私はやりたいこともなく
惰性で生きていただけの人間です。

ビジネスの知識や
スキルも全くゼロ。

そんな私でも前に進めた
人生にワクワクすることができたのは

Kさんと出会い
何をどう学ぶべきかを
知ったからです。

このままでは
ただただ会社で疲弊し
精神を病むか体を壊してしまう。

ゆきまると過ごす時間も
充分に取れないがために

いつの日か必ず来る
さいごの日に
絶対に大きく後悔することになる。

そんな未来を憂い
変わりたいと思った。

そしてその時
出会いに気付き
ついていく人を決めた。

一歩踏み出してみた。

ただそれだけです。

空っぽだった頭に
たくさんのワクワクすることが
入ってくる。

やってみたいと思えるし
行動にだって移せる。

会社員として働く以外の
選択肢は誰にでもある。

私にできたのだから
あなたにだってできます。


これを読んでくださっている方は
私のように

  • 動画編集やデザインなど
    個人で稼いでいきたい方

  • フリーランスを目指している方

だと思います。

そして

  • 会社員として疲弊してしまった
    もう辞めたい

  • 家族との時間をもっと大切にしたい

そんなふうに
私と同じように悩んでいる方も
いらっしゃると思います。

ついていきたいと思える人がいる。
一緒に頑張ってくれる人がいる。

これが私が継続できている
一番の理由です。

次は私が
誰かの力になりたい。

そんな気持ちで
この記事を書いています。

自分一人では
どうしようもないこともありますし

どうにも動き出せない
ということもあるかと思います。

でも、今の現状を変えたい
こんな未来でありたい

そんな思いが少しでもあるならば

一歩踏み出してみてほしい
と私は思います。

行動を始めるならば
“今この瞬間”が一番若いです。

未来で後悔しないために。
なりたい姿になるために。

この記事で
あなたがあなたの人生を歩む
その気持ちを後押しできたら嬉しいです。

長くなりましたが
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

私の公式LINEでも
個別メッセージに対応していますので

もし悩んでいることや
気になることがあれば
気軽にお声かけください。

そのときは一緒に楽しく
頑張っていきましょう♩

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