12月23日(金)🍥8日目

朝食→白米/味噌汁(小松菜・人参・ワカメ)/焼海苔/漬物(白菜)/オレンジ2切れ/牛乳200cc

昼食→オムライス/コンソメスープ(マカロニ)/コールスロー/小型ティラミス

夕食→白米(240グラムに増)/鱈のムニエル/小松菜・ワカメのゴマ和え/ボイルドたけのこ

件の危険薬物継続宣言老人が日中、病室のカーテンを摘んでめくり私が居座る区画を何度か覗いてきた。会話するのも面倒なので無視しておこうかと思ったが、さすがに頭にきて文句を言ってしまった。「いるかなと思って」と老人、いなかったらどうするつもりだったのだろうか。

同じ老人でも徳の高い(ふうに見える)お方もいて、先日のクリ会のリースづくりで隣に座って以来ちょろっと話をするようになったKNST老師は、常に笑顔を絶やさず物腰も柔らかく、ゆったりと構えていらっしゃる。杖をついて歩くのは内臓疾患の結果、足が動かし辛くなってしまったからだそうだ。身に覚えあり、耳が痛い。後に再教育でご本人が語ってらっしゃったところによると、危険薬物を断ってから24年間が経過したとのことであった。悠久。

主治医Nが数日ぶりにやってきて、火曜に年内最後の精密検査および診察があるとのアナウンス、やいなや小部屋に連行され大人4人に囲まれた。初めて会う脳神経内科医や栄養士や臨床心理士や看守とのことで、専任ではないがメイン的(まと)として私を扱い情報共有が随時される「チームメイト」という旨を説明された。自己紹介および入院の経緯を説明するよう促され、誰にも目を合わせられぬまま話し終えた。獄暮らしに少し慣れてきたつもりでいたが、心が弱っていたのか、知らない人に囲まれて対人恐怖症が甦ってきたのか、少し泣いてしまった。こういう状況の対処法として薬物を使ってきたことを再確認させられる。

見かねた(?)N主治医が口を開き、「ところで旺盛な食欲を継続しているそうで、わりと大丈夫そうなんで食事量ふやすよう栄養士に指示だしときましたからよろしく、食事も治療なんでね〜」今日は流し目を繰り出してこなかった。

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