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急に文章を綴りたくなる夜


ありませんか?

私は、あります。(今なんですけど)

そういう時に、このnoteは便利ですよね。

文章を綴ると、普段意識していない自分の思考を言語化できたり

第三者的な目線で自分のことを視れたり

「自分と対話する」という意味ではとても良いのではないかと思います。

普段何気なく生活している中で、自分の頭の中だけで対話することって、そうそうないので(脳みそフル回転されている方もいると思いますが私はサボりまくってっます。)

改めて自分の文章を読んで、こういう風に考えてたんだ。とかこういう風に感じてたんだ、とか

文章を綴る=「頭の中を文字に落とし込んで、気付きを得る」・・・みたいな感覚。

私の文章は突発的で、思いつきですから、論理的に物事を考えられる方っていうのは常日頃から自分のことをよく分析されて理解されているのかな、と思ったりもします。

羨ましくもなる一方、感覚的な自分のままでまぁいいか・・・と思ったり。


何を書こうと思ったのか忘れかけてましたが、(話すごい変わります)

最近、芥川賞候補にクリープハイプ尾崎世界観さん が

直木賞候補にNEWSの加藤シゲアキさん が

ノミネートされましたね。

おめでとうございます。

まだ、気が早いかもしれませんが、大事なことなので、二度言います。

おめでとうございます。


私ね、お恥ずかしながら 芥川賞 と 直木賞 の違いが分からなかったんですよ。。。

イメージはあったんです。(私なりの勝手なイメージです)

芥川=表現力、文章の面白さ  

直木=博識で文章がお堅い

違いが分からないので、調べてみました。

芥川=優れた純文学を書いた新人に与えられる・・・芸術性・形式を重んじる小説で、文章の美しさや表現方法の多彩さが評価される

直木=中堅作家による大衆小説に与えられる・・・娯楽性・商業性を重んじる小説で読んで楽しいと感じるエンターテイメント作品

これは意外でした。

特に直木賞。

尾崎氏の作品も、加藤シゲアキ氏の作品も、今回ノミネートされたものではないのですが、読んだことがあるんですよ。

個人の感想なのですが

尾崎氏=最初は不快な部分もあったが、今は大好きでほとんどの本を揃えている。表現力豊か。いつの間にか読み進めてしまう。

加藤シゲアキ氏=スラスラ読めない。なんだか難しい気配。最後は一気に読めたけどあまり気乗りしない。文章的に頭良さそう。なんだかすんなり入ってこない。

これは、双方がアーティストなので先入観があったのかもしれないですが、直木賞がエンターテイメント作品っていうのが意外だったんですよね。

本も書き手と読み手がいるので相性っていうものがあると思うのですが、個人的には加藤シゲアキ氏の文章は読みづらかったですね。もしかしたら論理的な方には合うのかもしれません。

今回のノミネートで歌手と本書きは似ているんだろうな、と気付きました。

歌手は歌詞を書いたり、歌を歌っている訳なので、「そりゃぁ、似ているだろう」と言われればお終いなのですが、

相手に伝えたいことを文字に起こす→相手に共感を得るための表現方法を考える

というプロセスが、歌手にしても、本書きにしても共通して求められることだと思います。

そのため、沢山のボキャブラリーや、知識、経験、また豊かな感受性、がないと

「あ〜、この歌手の言わんとしてることがなんとなく分かるわ〜」

「言葉にできなかった気持ちはこういうことか〜」

とならん訳です。


歌だと「聞き手」、本だと「読み手」である顧客が、自分で言葉にできない哀愁や喜び・感嘆などといった感情を代わりに表現してくれるのがアーティストだと思います。

尾崎世界観はその辺りがずば抜けているんですよね。。。

本人すら自覚していない感情を上手く文章にしている感じ。

難しい言葉を使ってやろう、とか技術を使ってやろう、とかそういった類の文章じゃないんですよね・・・

これはもう才能なのかもしれないですが、うまく書いてやろうみたいな下心というかイヤらしさみたいなのが一切ないんですよね。。。

最初は、何このいやらしい曲!って思って クリープハイプを食わず嫌いしてたんですけどね。。。(苦笑)

感覚的なタイプには、尾崎さんの文章はおすすめですね。

最後はクリープハイプファンの戯言みたいになってしまいましたが、以上です。

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