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書きたいものはあれど、言いたいことは無し

書くものにいまいち何かが足りていなかった。
では何が足りなかったかというと、

言いたいことがない! という致命的なこと。

書きたいキャラクターはいるが、物語がいまいち始まらない。
キャラはなんか居る。居るのだ。
書きたいけれど、ストーリーがない。それでも、キャラが居るので何か書きたい。

ようは、キャラが生きているさまを書きたい。
では、言いたいことは?

私は、このキャラたちが好きだーー!
読みたいんだーー!
このキャラで物語が読みたいんだーー!

というのが目的で書いている。

うーむ。主題が弱いわけだ。
このままでは、自己満足で終わる物語。

「生きている」と、「生きていく」は、一字違うだけで意味が全く違う。
という言葉を、どこかの誰かの本で読んだ記憶がある。

私が書くキャラたちは、生きている。
でも物語のなかで、生きていく、という強さを彼らは持っていないのでは?
ご都合主義で話が進む時、それは私がキャラたちを動かしているから。生きている、ように。

たくましく生きていくキャラクターたちが好きだ!
キャラたちが勝手に動き出すように、彼らがその世界で、生きていく物語を紡ぎたい。
お話しが完結しても、キャラクターの彼らが物語のその先で生きていくことを想像できるように。

言いたいことは、伝えたいこと。

彼らが生きていく、その姿を伝えたい!

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