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私にとって働く意味とは

こんにちは、星みかです。
高校時代にアルバイトを始めてから
30年働いてきました。
経験したアルバイトは10種類以上
社会に出てから働いた職場も、10箇所以上あります。
多くの人たちといろいろな働き方をしてきました。

そんな私にとって
4年前にうつで休職したことは
「働く」という意味を考え直す大きなきっかけになりました。

それまでは
「働くのは当たり前」
と思っていましたが
うつで休職した約3年間のあいだに
当たり前だから、働くってこんなものでしょと思っていた
「働く」ことの意味について深く考える時間となりました。

今日のお手紙は

・働きたくない
・働く意味がわからない
・働くのは苦しいことでしょ?

そんなあなたに気づくものがあれば嬉しいなぁと思って書いています。
いつも通り、ほとんどの部分がこのままお読みいただけますので
少しでもご興味を持ってくださったら
このまま読み進めてくだされば、嬉しいです。


オフィスは憧れだった

幼稚園生の頃
何かで東京に出たときに
休日のパパの職場に行ったのが
初めて「オフィス」なるものを見たときでした。

デスクがたくさん並んでいて
何人かの人が働いていました。
パパの部下の人が応接室に入れてくれて
ジュースをお菓子を出してくれて夢の世界🤣
パパもいつもよりかっこよく見えました。

私にとっては

「オフィス」はかっこいい場所

というイメージだったのです。



最初は必要から

私が最初にアルバイトをしたのは高校生の頃
高校からたまたまお嬢様学校に入ってしまったら
お友だちとカフェに行くにも
お小遣いでは賄えず
本当は禁止だったアルバイトをすることにしました。
当時憧れていた洋裁をするためのミシンも欲しかった

団地住まいだった私たち家族
中学時代から母はパートに出始めていて
両親にとって学費だけでも大変だろうし
少しでも自分の力でなんとかしたいという気持ちもありました。

純粋に「お金」が欲しい

ただ、高校生で特に特別な力があるわけでもありません。
通学に使っていた最寄駅の近くのスーパーのレジで
働くことになりました。



働くことは○○よりも楽しかった

「働く」こと自体が初めて
おばあちゃんの農業の出荷の手伝いなどをしたことはありましたし
毎年、年賀状の宛名書きをするバイトを
パパから請け負っていました。
どこかで大丈夫だろうと思っていましたが
そんな簡単にはいきませんでした。

もう今は見ることはありませんが
当時私が働いていたスーパーのレジは
なんと「手打ち」‼️
野菜は何番で、いくらで、と全部手で打っていくのです。
この作業を覚えるのに一苦労
順次バーコードのレジが導入されるにつれて
私は、バーコード台に行くことが多くなりました。

次に苦労したのが
1日の最後にやる売上計算‼️
バイト先の子は商業科の子が多くて
みんな、電卓の計算が早くて正確
最初のうちは私はバイトの先輩に、確かめてもらわないと
売上すら合わすことができませんでした😭

そしていちばん苦労したのは
ザ・大阪のおばちゃんが常連様
この人間関係です。
コミュニケーション、鍛えられました。
引きこもりだったのに🤣

苦労はありましたが
学校よりも勉強よりも

・やるべきことがシンプルでルールがはっきりしている
・やらなくてはいけない理由が明確で、納得しやすい
・やるべきことをできたら、ちゃんと認めてもらえる

私にとっては
「働く」ことは「勉強」よりも
ずっとずっと楽しいものでした。



私の○○を作れる

学校だけでは窮屈すぎて
学校にもあまり行かずに、引きこもっていた私
大学生になっても、社会人になっても
それは大きくは変わりませんでした。

でも、そんな私でも
アルバイトも含めて「働く」ことによって
私の「居場所」を作れた気がしたのです。

通うべき場所があって、やるべきことがある

学校の勉強よりも明確で
私にとっては居心地のいい「居場所」でした。

休職して、仕事をしなかった約3年間
私の居場所は少なくなりました。
体調が悪いときは、それがちょうど良かったのですが
元気になってくると
世界を広げたくなりました。

そうしてはじめたオンラインサロンや趣味も楽しいし
「居場所」になり得ます。

ただ仕事のように
「自分の役割で、お金をいただく」
この気持ちがなかったら
引きこもりでめんどくさがりの私が
このような大変なことをできない、という面もあります。
私にとっては
この強制力もありがたいのです。



働くことはいちばんの自己成長のチャンス

幸せの要素は

・自己成長
・他者貢献

である。
と聞いたことがあります。

私にとって
お勉強は「自己成長」にはなるけれど
「他者貢献」は間接的すぎて実感が難しい。

働くことって
このふたつがわかりやすく同時にできると思うのです。

休職中は、特に「他者貢献」がなかなかできなくて
とてももどかしい思いをしました。
「私、誰の役にも立ててない」という気持ちが
ずっとありました。

働くって、
お金をいただけるくらいには
誰かに貢献していると認められているのだと
わかりやすく実感できるのだと
しみじみと感じました。


紆余曲折ありながらも働き続けて30年
私にとって「働く」ということは

楽しみながら
幸せを与えてくれるものでもあるし
居場所も作れる

そして
生きることそのもの、なのです。

今日も最後までお読みくださりありがとうございます。
そんなあなたに心からの愛と信頼と応援を💕
それでは、また今度♡

星みか







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