「ミスをしない」は自己ブランドになる
はじめに
「僕がかなめさんに圧倒的にかなわないことは、ミスの少なさ」
「かなめさんはミスが少なくて助かるよ」
職場の上司にそう言われることが多かったのですが、この「ミスが少ない」また、「失敗しない」という自分の強みが肯定できずにいました。
理由は、「失敗は成功のもと」といわれるように
失敗する人は成功する人、失敗しない人は成功しない人
という世間のイメージがあったからです。
このnoteでは、『仕事が速いのにミスをしない人は、何をしているのか?』(著:飯野謙次)の内容と内向型の特徴を結びつけ、内向型がもつ「これからの時代を生きるための力」について書きました。
「ミスをしない」という自分の強みについて改めて見つめ直してみたい、という人に向けた内容です。
興味があれば引き続き読んでいただけると幸いです。
「ミスをしない」は強みになる
私が今回紹介する『仕事が速いのにミスをしない人は、何をしているのか?』を読んだ当初のきっかけは、
「ミスは確かに少ないけど、スピードは決して速くはないな」
と日ごろから感じていて、タイトル通り、速いかつミスなくできる仕事のテクニックを知りたいと思ったからでした。
しかし、私はテクニックではなく、「はじめに」で書いた、自分の「ミスが少ない」という強みを肯定できずにいるという悩みを突いた以下の言葉にとても感銘を受け、そして励まされました。
「ミスをしない」ということは、それだけで信頼感が高まり、あなた自身の「強み」になる
これまで自分の「ミスをしない」という強みを肯定できずにいましたが、これは
「ミスをしないことって自分の強みとして自信を持って良いんだな」
と改めて思わせてくれた言葉でした。
内向型には「創造力」がある
自分は内向型人間(だと思っています)です。
内向型の特徴として、よく挙げられるものに以下の2つがあります。
①慎重に行動できる
一見行動力がないように見られがちですが、裏を返せば「慎重にリスクを踏まえて行動ができる」ということになります。
②思考力が高い
内向型は過去を引きずりがちですが、これも裏を返せば「反省能力が高い」ということになります。
そして、この本で
失敗に対して原因を追究し、対策を立てていくことは、そのまま自分の「創造性」を高めることにもつながります
と書かれているように、
上記で内向型の特徴として挙げた①②は、自分の「創造性」を高めることに繋がっているといえます。
また、著者は、この「創造性」は、
機械にはできない、「自分にしかできない仕事をするために必要な力」
であるとも言っています。
つまり、内向型のこれらの特徴から、
「内向型は、これからの時代を生きるための必要な力を持っている」
と言えると、私は思ってます。
おわりに
「創造性」と聞くと、「新しい何かを生み出す」といった意味をイメージしていたので、正直自分とは無縁の言葉だと思っていました。
しかし、リスクに対して対策を立てる、これも「考えられるリスクに対して新しい対策を生み出している」としたら、創造力を働かせていることに気がつきました。
そして、
自分は無意識に創造力を働かせ、リスクを踏まえた行動をとっていたから失敗が少なかったんだ
自分にはたとえ失敗したとしても、それを分析して次に活かせる力があるんだ
そう思うと、自分に自信が湧いてきました。
最後に、下記の言葉を紹介して終わりたいと思います。
「失敗しない力を、あなたの人生を支える「人間力」の一つとして、活用していただければ幸いです。
追伸
ここでは紹介できませんでしたが、この本にはミスなく速く仕事をするためのテクニックが沢山書かれております!
↓↓個人的にとても参考になった章↓↓
⑧スピ ードを上げればミスが減る
⑯抱えすぎない 、滞らせない 「仕事量」の管理法
また、KindleUnlimitedで読めますので、
気になった方はぜひ読んでみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?