かなぶん

40代で3兄弟の母ちゃんです。腎癌の記録など。→なんだか長くなりそうだったので、詳細な…

かなぶん

40代で3兄弟の母ちゃんです。腎癌の記録など。→なんだか長くなりそうだったので、詳細な記事は別に移動して、こちらにはまとめた内容の記事を置いておこうと思います。

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はじめまして、の記事

はじめまして。 40代前半、三兄弟の母をしているかなぶんです。 先日の人間ドックで3cmほどの腎臓がんらしき腫瘍が見つかり、せっかくなのでその記録をつけることにしました。 忘れっぽいので、こうやって記録しておけば、後から「あれなんだっけ?」となったときに安心! そしてもうひとつ。 もしかしたら、私の体験が誰かの役に立つかもしれない、と思ったからです。 腎臓の癌らしいということがわかったとき、まずはネットでいろいろ調べたのですが、情報……特に私と同じような立場の患者さんに

    • 腎細胞癌8︰子どものケア

      母親が入院、しかもがんだと、子どもたちにどういう影響があるのか。 なにを準備してあげなければいけないのか。 ケースバイケースではありますが、我が家の場合をご紹介します。 (あくまで初期のがん&抗がん剤を使わない場合についてです。進行がんの場合などは、また変わってくると思います) 我が家の子どもたち以下のような3兄弟です。 ・小学校高学年の長男 ・新一年生の次男 ・保育園児の三男 上二人は、夫と一緒なら、私抜きでの一週間近いお泊りを何度も経験しています。 末っ子は、私の入院

      • 腎細胞癌7︰MRI&術前検査

        MRIは、ドラマなどでもおなじみのアイツですね。 いよいよ私もこれに入る日が来たのかと思うと感慨深いです。 ただ、特に閉所恐怖症でもないので、淡々と検査が終わりました。 個人的には造影CTのほうが怖いです。 このMRIで肺の転移がなければ万々歳。   * そして一週間後に、術前検査。 採血、採尿をしてから各検査コーナーを回って最後は泌尿器科にゴールです。 採尿といえば、私は「これに朝から入れてきて」って、事前に検尿カップをもらっていました。 カップが大きいし、オシ

        • 腎細胞癌6︰CT結果の説明とがん患者の家族

          造影剤CTから一週間後。 今度は検査結果を聞くために通院です。 さて行こうかと思ったら、夫も同席したいと言い出しました。 「今日は、手術もしないし、確定診断は術後の病理検査後だよ?」 「でも、今日でほぼ癌かどうかがわかるんでしょう?」 腎細胞癌ですが、各種画像診断でほぼ確定となったら、手術して摘出したあと病理検査にまわし、その結果で初めて確定診断となるそうなのです。 腎細胞癌は腫瘍マーカーもないし、針での生検もあまりやらないとのこと。 だってどうせ取るんだから、という

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        はじめまして、の記事

          腎細胞癌5︰造影CT

          初診の翌週。 造影剤入りのCTを撮りにやってきました。 造影剤というのを注入しながらCTを撮ると、腫瘍の有無や血管走行がはっきりわかるそうなのです。 腎細胞癌の判定・経過観察に、このCTは欠かせません。 しかし、一つの懸念点。 それは、アレルギーが出る人がいるということ。 私はいろいろとアレルギーのある体質。 造影剤のアナフィラキシーは1万人に一人とかいわれてますが、すでに10万人に数人の腎細胞癌を引いちゃってるしね、私? この懸念は夫も同じだったようで(甲殻類による

          腎細胞癌5︰造影CT

          腎細胞癌4︰初診

          人間ドックから2週間後。 いよいよ、泌尿器科での初診です。 初めて行った総合病院の泌尿器科はご高齢の方ばかり。 普段、小児科か歯医者にしか用がない私には無縁の世界。 たまに同年代の方がいても、だれかの付添のよう。 暇を潰すものがない。 担当の先生は穏やかな方。 よかった、気が合いそう。 紹介状についてなにか聞かれてますか、と質問されたので、腎臓に3cmの腫瘍があるときいていますと答えました。 これまでの腹部エコーの有無、親族の癌・腎腫瘍の有無、他の疾患について尋ねられ

          腎細胞癌4︰初診

          腎細胞癌3︰検診センターからのおしらせと病院選び

          人間ドックで「泌尿器科で精密検査を受けて!」と言われた翌日。 さて病院の予約を…と思ってふと気が付きました。 精密検査ってことは大きな病院じゃなきゃだめだろうけれど、紹介状は? どこの病院がいいの? そもそも、人間ドックからなんか資料をもらえる? ……病院に行くだけなのに、大量の不明点が。 それぞれの回答は、こうです。 人間ドックから資料をもらえるのか →もらえます。 紹介状をもらえるので、それをもって大きい病院へいきます。 通常は検診結果と一緒に郵送、急ぎで調べ

          腎細胞癌3︰検診センターからのおしらせと病院選び

          腎細胞癌2:情報収集と家族への報告

          人間ドックの帰り道、ランチを食べながら、とりあえずネットで腎臓の腫瘍についてあれこれ予習。 検診後の問診時もそうだったけれど、特に恐怖や焦りの気持ちはありません。 これまで自分が知らなかった知識を得られるのが純粋に楽しい。 まだ実感がわかないせいなんでしょう。 そこでわかったのは、以下のようなこと。 ・腎臓の腫瘍は泌尿器科の担当 ・腫瘍はがん以外だと、腎嚢胞やいくつかの良性腫瘍がある ・腎臓の腫瘍で一番多いのは悪性腫瘍、つまりがん ・腎臓のがんはおおきく腎細胞癌と腎盂癌にわ

          腎細胞癌2:情報収集と家族への報告

          腎細胞癌 1:人間ドック

          人生初の人間ドックを受けました。 昨年から夫の扶養を抜けて、自分で社会保険に加入したためです。 会社や保険団体にもよるのでしょうが、被扶養者と被保険者では、無料で受けられる検診の内容が違う。 被扶養者のときも、もちろんお金を払えば人間ドックを受けることはできるのですが、その金額がなかなかなもの。 それに、一般検診は毎年受けていたし、婦人科検診の有料オプション(子宮頸がんとか乳がんの検査ね)もプラスしていたので、まあ世間で推奨される一般的な健康チェックはできてるだろう、とな

          腎細胞癌 1:人間ドック