心電図から見えた人生観
少し前に、生まれて初めて救急車に搬送された時のこと。生まれてこの方健康体なので、まさかまさか自分の人生の中で救急車に乗ることなんて無いと思っていましたが・・・
深夜に突然の腹痛に見舞われて尋常じゃないほどの痛みに救急搬送で病院に行ったんですね。（結果、異常なく元気に回復✨）
病院に搬送されてから、確かその日食べた物、アレルギーは無いか、妊娠してないか等、(痛みMAXだったので記憶も曖昧)色々な質問の受け答えをして、エコー検査、血液検査したところ異常もなく、一旦点滴・痛み止めを打つことに。痛み止めを打った後、激痛が嘘の様にどんどん和らいでいって、「今日の仕事、そのまま行けるかも」と、頭の中で病院から帰った後の流れをイメージングする程、冷静になっていました。
容態が落ち着いた私を見て、「少し休まれていて下さい」と看護師さんが処置室を離れ1人になった時、静まり返った部屋の中でピッピッと電子音だけが響いていました。その電子音のする方に目をやると、息子を出産する時以来に見る自分の心電図画面が。心電図の波が上下に移動しているのを画面越しで見ながら、ふと思ったこと。
心電図ってまさしく人生を表してるみたいだなぁ
低いところから高いところへ、浮き沈みを繰り返しながらずっと続いていく心電図。
動機が激しければ、心電図も
大きな波が上下に激しく動いていき
落ち着いていれば、
一定の上下の波が延々と続いていく。
人生もまさしく、上がったり下がったりと色んなことを体験する。嬉しいことも、落ち込むこともあって、感情の浮き沈みがあること事態、それが普通のこと(生きているという事)なんだ✨
いつも自信が無く、優柔不断な所があるし、ブレやすいと感じていた私。
もっとブレない人になりたい。何事もなく、平穏に、ハッピーだけ感じて生きたい。
ずっとそんな風に思ったりしていたけれど
ブレないなんて、
何事もないなんて、
もう、
ピーーーーーーーの時じゃないか。
今、生きているということは
普通にブレる事があるということ。
嬉しい、楽しい、幸せ、っていうアゲアゲの感情だけでなく、落ちこむことも、凹むことも、悩みも葛藤も、あるということ。
無縁だと思っていた救急車に搬送されるという
予想外のことも何だって起こりえるということ。
"体感できる全て"がオッケーなんだ✨
自分の心電図を見ながら、そこに気が付きました。
いずれピ―――――――――を迎えたら
本当の意味でブレないんだから
今はこの波を味わうことが
きっと人生の醍醐味なんだろうな
今まで私は、プラスの感情を感じることが良いこと、マイナスな感情を感じるのは悪いこと、いけない事だと感情にジャッジをしてきたなとフツフツと蘇る過去の記憶。良い感情の時の自分にだけ〇をつけて、怒り、不安、嫉妬、モヤモヤと言ったいわゆる気分が悪い感情の時には✘をしてきたことが沢山ありました。
でも、それって本当に人間らしいこと？
心電図に例えると、良いことばっかり、良い感情の時だけ〇だったら、それも
結局ピ――――――の状態になるじゃないか！
"どんな時でも平常心でブレない、
そんな強い人になりたい。"
憧れのようにずっとそう思っていたけれど、
本当に強い人と言うのは
怒って、悩んで、凹んで、悲しんで、泣いて、悔やんでどん底まで落ちてもまた上を向いて、笑って、喜んで、楽しんで、幸せを感じられる人。
日々の中でブレることがあっても、振り幅をまた元のペースに戻せる人なんじゃないだろーか…
そう思ったら、私の中で「強い人」と言うのが
憧れという様な遠いイメージでは無くなって、
私も強くなれる✨むしろ、強くなるための今を過ごしてるじゃないか✨と心から思えました。
どんな波がきても、順応しながら
また穏やかな波に戻していくこと、
人生の波を楽しむことをしていきたい♩
そんな風に心から思えたのも、
救急車に搬送されて自分の心電図を見るキッカケがあったからこそだと思うので、有難いなと❃
そして何より今こうしてブログを書けるのも、健康な身体があってこそなので✨日々当たり前に過ごしている日常、自分の身体の存在に、ものすごく感謝も湧いた時間でした。
何気ない日々の中で、本当色んな感情が湧き上がってくるけれど、起こることも体感する感情も全てが自分にとってのベスト(気づき、学び、感謝)に繋がっていると信じて、これからも人生の波乗りを楽しみたい、人生波乗りサーファーKanaeです🏄♀️
※お腹の痛みもすっかり落ち着いて…念の為MRI検査もしましたが異常ナシでピンピン元気✨
季節の変わり目で沖縄も朝夕は少しずつ肌寒くなってきました𓇼皆さんも体調などお気をつけて、お身体ご自愛ください。
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