古風な街並みと伝統的な工芸品を扱うお店が数多く位置する中町通り。その中の一つが今回扱う「工藝マエストロ」というお店です。こちらのお店では工芸の五月のイベントの一つして4月29日～5月29日の期間「村松学　吹きガラス展」が開催されています。

工芸家の村松学さんが制作したグラスや花瓶、お皿などが多く展示されていて、なおかつ購入することができます。

これらの作品はいずれも吹きガラスで透き通ったガラスの透明感とその優麗な形が目を引くことはもちろんですが、なによりも日常に根差し、使用されることを念頭において制作されています。美しさを目指しながらもどこまでも実用性を追求した村松学さんの作品です。

そして、この「村松学　吹きガラス展」は工藝マエストロさんの二階で催されていますが一階ではガラス製品とは別の工芸品が多く販売されています。

こちらでは木製の箸やスプーン、陶磁器、竹籠やほうき、髪留めなどを購入することができます。ここで販売されているものも2階のガラス展と同様にそのものの美しさと実用性を追求した作品です。

「村松学　吹きガラス展」は今週末（5月29日）まで行われています。一階の工芸品とあわせてぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。気に入ったものがあれば購入して、日常生活の中にささやかな彩りを添えることもできると思います。

（H.Y）

工藝マエストロ「村松学　吹きガラス展」
会場：工藝マエストロ（松本市中央3-2-15）
会期：2023/04/29（土）～05/29（月）
営業時間：10:30～18:00 （企画展時は10:00～18:00）

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