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【推し】大好きなOURHOMEのEmiさんに会いに行った旅[娘と行く母の推し旅行、反省!編]

1/25(木)~1/28(日)で行った、
3泊4日、娘三人との女子旅。ここまで、

[Emiさんと初対面!編]
[OURHOME部の皆さんに会えた!編]
を綴ってきた。

今回がシリーズ最後となる、
[娘と行く母の推し旅行、反省!編]
そうか。シリーズなのか。

今回、母娘4人での女子旅も初。
関西旅行も初。
なんなら、自分で飛行機のチケット取るのも、ホテル予約するのも初。なぜなら、私は時間や日にちを間違えるタイプの人間で、全く自分を信用してないので、基本そういう大事な事は、今まで主人に任せてきたから。

そんな私と、なんなら、私よりしっかりしてる3人の娘たちとの旅行。
そんな楽しみと不安が織り交ざっていた旅行初日は、三女の発熱から始まった。


出発日の朝、
リビングから体温計の電子音が聞こえる。

「…え?熱計ってるの誰?」と聞くと、
「はい。」と三女。
「熱あるの?」と聞くと、
「うん、37.4℃。」とな。

ええーーーーー。びみょうな熱ーーーーーー。

今回の関西旅。
たくさんある心配事の中から、
致命的な事態になる懸念事項は2つ。

①飛行機が雪で欠航すること
②誰かが熱を出すこと

飛行機の欠航はなんとか回避した。

実は当日、北海道地方は暴風雪で、新千歳の発着便はすべて欠航。本州も、関東や北陸など、地方によっては全便欠航。なのに、うちの空港は無傷。大阪便は予定通り運航。キセキ。神様ありがとうございます。

札幌は暴風雪でも、私の街は快晴。
北海道は広いのだ。

「大阪はこんなに晴れてるから大丈夫!」と、voicy仲間のお一人が、当日の朝、大阪の快晴の空の写真を送ってくれた。すっごいうれしかった。応援されてる気がした。

…いやいや、感動してる場合ではない。熱だ。

とりあえず、頭も痛いと言うので、アセトアミノフェンを飲ませる。気のせいだ、という事にしよう。

とはいえ、心配で何度も空港で熱を計る。
少し上がっては少し下がる。正直、よくわからない。とりあえず高熱ではない。

結局、飛行機に乗った。
一年前なら、サーモカメラがあったから、乗れなかったかもしれない。でも微熱だと言い聞かせて、乗ってしまった。このご時世、良くないとは思ったが、西宮をあきらめきれなかった。最悪、ホテルに缶詰めか。

なんとか大阪に着き、バタバタと移動しながらも、ホテルに着いて再度熱を計ったら、36.9℃。そこから結局帰るまで一度も、三女の体温が36.9℃を超えることはなかった。
なんだったんだ、一体。

そもそも、三女は、大きなイベント前にはいつも腹痛・頭痛・発熱のどれかを訴える。なので、実は、今回も三女なら大丈夫な気がしてた。これが長女なら、多分、実家に置いてった。母のカンは大抵正しい。
どちらにしても、母も行かずに残るという選択肢はない。ごめん、娘たちよ。


無事に大阪に着き、空港から右も左もわからない状態で、携帯の乗り換え案内だけを頼りに、ホテルまでたどり着く。

今回宿泊したのは、THE LIVELY大阪本町さん!
Emiさんが以前家族で一泊して、とてもよい印象だったとvoicyで話していたあのホテルである。他のホテルは検討もしていない。値段も手ごろだったのと、なんだかオシャレそうだったこと。そして4人一部屋で泊まれて、おまけに双子憧れの二段ベットだったので、すぐにそこに決めた。

使いやすいオフィス街立地の中、目を引く外観。

Instagramでホテルのリールを見ていて、これはやばいぞ、とは思っていた。
おしゃれすぎる。かっこよすぎる。
うちの娘たちも、もちろん今まで、ホテルや旅館に泊まったことはある。でも、こんな感じのスタイリッシュなホテルは初めてだ。

ロビーも素敵♡

ホテルに到着して、長女はスマホで動画を撮りまくっていた。次女と三女は、引いていた。

”Reception→”と書かれた矢印の先に、ホテルの受付らしいカウンターはなかった。
5角形くらいの、いびつな形の洒落た大きなテーブルに背の高い椅子。そこに、金髪ワンレンの若いお姉さんが、ジーンズにジャケットスタイルでタブレット片手に座っていて、外国人のスタッフと談笑していた。
近づくと「チェックインですか?」と聞かれた。子ども3人を連れた母は、ドキドキしながらチェックインした。

ホテルをゆっくり探索したいところだが、それはあとにして、早速大阪の街へ繰り出す。
私の大阪の観光のイメージはただ一つ。
グリコの橋である。

地下鉄に乗り、3分。「日本橋」に着いた。
「にほんばし」だと思っただろ~?
「にっぽんばし」なんだぜ~。
どおりで乗換案内に出てこないわけだ。

日本橋駅から、徒歩で少し。
あの大阪らしい通りにでた!
あ!かに道楽!すかさず写真を撮る。

わ!有名な、かに道楽!!

…と思ったら、このかに道楽の看板はスモールバージョン。後でもっと大きいかに道楽が出てきて、じゃあさっきのは!?となった。

こちらが本店

しかし、どちらにせよ、三姉妹は看板なんて見ちゃいない。

「ママ!たこ焼き食べたい!!」と、双子が指差すのは、”くれおーる”さんというお店。ガイドブックにも載っていたという。

大阪に来たなら、まずたこ焼き食べよ!と並ぶと、すかさず声の大きい店員のおじさんがメニュー片手に寄ってくる。

「はいこちらメニューね!裏は英語になってるから、待ってる間英語も勉強してってなぁ~!」関西ジョークだろうか。感じも良く、こちらの気持ちもほぐれる。

ホントだ、裏は全部英語表記のメニュー!


私たちの後ろにも、どんどん外国から来た観光客が並ぶ。すかさずおじさんが
「ディスイズアメニュー!」とメニューを配る。おお。英語もいけるのね!おもしろ。

アジア系の観光客も来る。「◯◯イムニダー!」
え、おじさん、韓国語も話してる!!娘たちも思わず振り返る。おじさんは、中国語もいけた。
一体、何か国語しゃべれるんだ、このおっちゃんは。おっちゃんの脳内には、各国の「こちらメニューです!」を取り揃えているのか。

手際よくたこ焼きをひっくり返すお兄さんの手元を見ていると、私たちの順番がきた。

「ナニニシマスカ?」

たこ焼き焼いてるお兄さん、まさかの外国人だった。
大阪人ちゃうんかーい!!
なんなら、その横にいる女の人も、レジ担当も全員外国人従業員。多分この店で関西人はあのおっちゃんだけだ。そりゃおっちゃん色々しゃべれるようになるわな。

ここの店だけではない。
そのあと入った串カツ屋さんでも、席に案内してくれたお姉さんも、お通しを持ってきたお兄さんも、串を揚げてる人もみんな外国人。
多分根っからの大阪人は、あの看板の人だけなんじゃないか?と思う程。

あの看板の人。

確かに、今日本で、外国人従業員を抱える企業・お店は増えている。うちの実家のコンビニも、たくさんの海外からの留学生が働いている。
少子高齢化の日本は、こうして外国人の力を借りながら、社会の働き手を補っていくのかな。だとしたら、やっぱり英語が話せた方がいい。それが娘たちに伝わるといいんだけど。娘たちはそんなことは気にもせず、串カツをほおばる。

二度漬け禁止!

もっと注文する?と聞いたら、この後のお好み焼きが入らなくなるからこの辺で。と言われた。え、このあとお好み焼き屋も行こうと思ってんの?一晩でどれだけの大阪名物を食べ尽くす気なんだろうか。

串カツも一通り食べたら、ついにグリコ橋へ向かう。ホントの名前は「戎橋」らしい。知らなかった。

戎橋は、とてもとても混んでいた。観光客で、特に外国人でごった返していた。でも、薄々感じる、治安の空気が変わる感。多分、長居はしない方がいいかも。グリコと写真を撮って、戎橋を渡り切る。

グリコポーズは拒否された。

これが判断ミスだった。
戎橋は、写真は撮ってもいいけど、渡らない方が良い橋だ。戻ればよかった。渡った向こう側は、一本入ると、新宿歌舞伎町のような、完全に怖い夜の香りが漂う。

まず、ちょっと暗い。そして、何もしてない男の人や女の人が、道端になぜか立っている。こっちを見てる気がする。気のせいかもしれないけど。
年頃の女子を連れて歩く道じゃなかったかも。すぐに、かに道楽の道へ引き返した。こっちの通りはまだ大丈夫そう。

あとでOURHOME仲間に聞いたら、「私たちも、あの辺はよう行かんよ。」と言われた。「関西に住んでるけど行ったことない!」という人も。そうか。そんなもんなのか。

安全な観光客の多い通りに戻り、今度は「お好み焼きを食べるまで帰れない」という娘たちと一緒にお好み焼き屋を探し、”ぼんくら屋”さんに入る。美味しかった!

双子がテレビで見たという、大阪人のお好み焼きの切り方をレクチャーしてくれた。

おなかいっぱいでホテルへ戻る。
ホテルの共有ラウンジは、飲み物がフリーで飲める。

色んなフレーバーティーも飲める!

温かいほうじ茶を貰って部屋に戻った。


なんと、ここまでで3,000字を超えてしまった。まだ初日なのに。

「100字で済むことを2,000字で書く女」で有名な岸田奈美さんもびっくりの、内容のうっすい長文である。

ということで、まさかの
[娘と行く母の推し旅行、反省!編]は二部構成になりそうです。後編もお楽しみに~!!


(需要はあるんかいな。)

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