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いつかは諦めないといけない

徒歩5分の小学校から校歌が聴こえてくる。
昔、在校生だったから今でも2番まで歌詞を覚えている。親の別居で四年生までしか居られなかった。卒業シーズン。もうすぐ春休みが来る。

心が常に痛い。
音楽を聴いて紛らわしている。
月曜から職場復帰した。新しく診断…撤回書を書いてもらって、急激に症状が回復したため仕事できる状態にあります…と。
一カ月も二カ月も家にこもって薬漬けになっていたら確実に鬱になると思ったからだ。

人生は望んだ通りにはならない。
でも望みはあって、果たされない葛藤と果たしたい切望が交互に訪れる。
諦めなきゃいけないことが多い。苦しい。
すがりたい。情け無い。みすぼらしい。
それでもそれが今の自分で。

昨日、職場で島倉千代子の人生いろいろ〜を唄っていたら、途中から「人生ボロボロ」に歌詞が変わって大爆笑になった。
そう、人生ボロボロ。本当、いま、そう。
情け無いくらい人生ボロボロ。

今日も歯を抜いた。まだ手が震えてる。これで終わり。矯正スタート。これからどんどん新しいことを始めるのに、古いものが捨てられない。気持ちだけが捨てられない。
久しぶりにベッドで眠る。息子が「ママの手はいつも温かい」と頬ずりする。
必要としてくれる人がいる。だから生きないといけない。たくさん泣いて、たくさん音楽を聴いて、優しい人と話して、いいものを創ろう。


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