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【レポート】メディコストークイベント みんなのひとりと「やりたいを実現するつながり」

「つながり」とかもともとそんなに興味なかった自分が。
「やりたいこと」とかも言うほどなかった自分が。
こんなタイトルで話すことになるとは。笑

コミュニティについて、かかみがはら暮らし委員会についての事例を通して、こんな社会、こんな自分になれるといいな、というお話をしました。

告知→ メディコストークイベント みんなのひとりと「やりたいを実現するつながり」

参加者は30名ほど。
みんなの森メディアコスモス2Fのエリアで、メディコスの見廣さんが聞き手になってくださり、すごく話しやすかったです。
(ありがとうございます!)

かかみがはら暮らし委員会に関しての資料も配布しました。
スライド見せながらの話の補足みたいなものなのでこの資料だけではわからないかもですがメモで掲載しておきます。

このメモもあくまで私が見たコミュニティとしてのかかみがはら暮らし委員会の断片なので、他にも伝えたいことは山ほどありますがそれはさておき。
大まかな流れや大切にしていることなどはこんな感じです。

コミュニティという言葉は便利だけど印象が人によってまちまちなので、コミュニティという言葉を出すだけでちょっと斜に構える人もいそうだなと思いつつ使っています。
(まちづくり、って言葉もそうですよね)

個人的には、コミュニティは「共通の目的や興味関心を持った人たちの集まり」という程度の言葉と思っています。
なので、家族も一つのコミュニティと言えるかもしれないし、会社や学校も同じく。

誰もがこの社会の中でなんらかのコミュニティに属している可能性があり、できればそれが属性の違ういろんなコミュニティを複数持つといいよね、という話もしました。
ただ実際は、家と会社の往復だけで何年も生きてるという方ももちろんたくさんいます。

3rd penguinという伴走の仕事をする中でいろんな人と話をするのですが、生きづらさを抱えている人たちには安心できる居場所が普段の生活の中になかったりするんだな、と、実感することが増えました。

人と関わり合うことが生きやすさに繋がる、その理由の大きな一つとして、日常的にふとあいさつができるような関係性が孤独を解消し「安心感」を生むのではないかなと思っています。
一人暮らしで家には誰もいない、会社では仕事の話しかしない、友達もごくたまにご飯を食べることがあるくらい・・・。
「今日はこんなことがあってさ」とか「寒くなってきたね」とか、なんてことないやりとりをできる場があるといいなあと感じています。

同時に、「多様な人と触れ合う大切さ」もコミュニティを通して実感してきました。
決まった人たち、近い感覚の人たちだけと過ごしていると、とっても心地よいけれど視野が狭くなります。
自分の常識が周りの常識と同じと勘違いしてしまうようになる。
コミュニティや、人と関わる場のある良さは、そういった「固定観念」を取っ払うきっかけにもなります。

私が接してきた生きづらいと感じてる人たちの多くが、自分の常識、固定観念に囚われて、さまざまな考え方、価値観がもっとあるのにそこに触れることなくがんじがらめになっていたりします。
いろんな人と話すと「人っていろいろだなあ、自分とは違う考えの人もたくさんいるんだなあ」と気付きます。
そこで、気持ちが楽になったり、知らないことを知ってやれることが増えたりもできるのではないかな?と考えています。

コミュニティは、「安心できる居場所」と「多様な価値観と触れ合う機会」の2つの大きな良さが同居しているのではないかなと思います。

コミュニティの運営って、みんなで決めるからなかなか物事が進まなかったり、自分と違う考えの人の話もちゃんと聞かなきゃいけないし、何かと時間がかかるしめんどくさいことも多いけど。
でもそれを半分面白がりながら、自分の糧にしていくことそのものが私がコミュニティ運営に関わる価値だなあと感じます。

みなさんの身近なところでも、そんな居場所や多様な価値観に触れる場がありますように、見つけられますように。
作りたくなったらお手伝いしますよ、と言う気持ちです。

ご参加ありがとうございました!


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