顔を出さず、しゃべらない、Zoomをやりたい
Zoomなどのビデオチャットを使うと「しゃべらなければ」とか「ちゃんと聞いてないと」とかって雰囲気になりやすいのは、基本的に相手の「正面の顔」しか写っていないことが大きい気がしている。
顔、顔、顔、、、、
なんとなく無視しづらい。
時間も限られてるし、何か成果を出したい。
他ごとをやっていたとしても画面に見えないから顔と声でしか判断できない。
会議や打ち合わせ、イベントなどはそれで逆に効率が良いこともあるけれど、そうだけじゃない使い方がもっとある気がする。
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例えば、会社にいる時の雑談みたいに。
パソコンでの作業中、Zoomでは横からスマホとかで横顔を写しておく。
横を向かないと人の顔が見えなくて、見えてもみんな横顔しか見えない。
それって、ちょっと、会社でデスクが横並びになってる状態で、音声だけでたまに声をかけて雑談して、たまに顔見てまた作業に戻る・・・感じに近くないだろうか?
Zoomがメインではなく、あくまでも仕事をしながら「たまに雑談する」ためZoomをつなぎっぱなしにする、という方法はどうだろう。
例えば、一緒にお料理を作る。
手元にiPadを置いてZoomで写しながら、ただひたすらに料理を作る。
もちろん、相手も作っている。
同じものを作ってもいいし、違うものでももちろんいいし、わからなかったらその場で聞いたり、ちょっとした雑談をしながらでもいい。
「お味噌どこのやつ?」とか「出汁っていつもちゃんととってる?」とか「最近野菜高くない?」とか話しながら、画面は手元が写っている。
できたら一緒に食べてもいい。
例えば、みんなでラジオ体操や筋トレをする。
毎日同じ時間に集合することにして、来ても来なくてもいいんだけど、やる、ということにして。
俯瞰で全体像を写せるようにPCを配置して、Zoomでみんなが見れるようにする。
全員ミュートでもいいし、ただ黙々とラジオ体操や筋トレをやる。
ラジオ体操だけはホストの音だけ出すようにして、みんな合わせてやってもいいな。
あとはそれぞれ、好きに体を動かして、好きに解散。
例えば、定点で一日中つなぎっぱなしにしておく。
家族とか、友人とか、別にしゃべらなくても単に時間の共有をしているだけでももしかしたら楽しかったり、一緒にいる感じがするかもしれない。
部屋の隅にPCを置いて定点でずっと部屋を写している。
料理したり、仕事したり、たまに画面に話しかけたり、子供が踊ったり遊んだり、テレビみたり、、、、
誰かの家に一緒にいるような、実家に帰っているような、そんな感じの時間共有。
究極しゃべらなくてもいい、ただ、隣で誰かが何かやってるという、「孤独じゃない感」が感じられれば。
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ビデオチャットは、もっと見なくても、もっとしゃべらなくても、意味がある使い方ができるはず。
ただ「相手の存在を意識する」だけの使い方というのも、面白いし意味があるんじゃないかな。
まじめに正面の顔だけ写して、きちんと話す、そんなビデオチャットばかりじゃ疲れちゃうよね。
いろいろ試してみよう。
自分が楽しいことをしてたらうっかり周りも楽しくならないかな?という気持ちで活動しています。応援してもらえるととても嬉しいです!