見出し画像

玉川可奈子の夏休み 後日談

 いつもお読みいただき、ありがたうございます。玉川可奈子です。

 阪神タイガースが強くて、気分が良いですね。おーん。
 相撲もはじまつて、初日こそ負けましたが大関貴景勝はあと全勝で行くでせう。さう信じて、けふもヤクルト1000を飲んでゐます。

 さて、三日間の旅を終へて、無事に東京に帰りました。仕事との兼ね合ひと体力が落ちたこともあり、一泊二日の旅が普通になつてゐたので、今回の三日間はとても長く感じました。

 西郷さんをお祀りする鹿児島の南洲神社で買ひました、「敬天愛人」の手ぬぐひを早速飾りました。

敬天愛人

 夏休みは残り、三日ありました。残りの三日間とさらに後日談とでもいふべきことを、今後のために記録します。

 どうか、最後までお付き合ひください。

銭湯

 ご存知のやうに、玉川はくる日もくる日も銭湯・サウナに通つてをります。この休みの間の銭湯は、鶴の湯と斎藤湯に行きました。

鶴の湯

 鶴の湯は、都内ではとても珍しいサウナが無料の銭湯です。

鶴の湯

 サウナ無料を目的にしてゐるのでせうか、墨田区から橋を渡つて来る人も珍しくありません。
 サウナ室の熱さはそれほどでもありませんし、水風呂もぬるめですが、慣れれば悪くありません。四セット程度入れば、脳がスツキリします。
 お風呂では、シルキー風呂とラドン風呂がぬるくて入りやすいのでオススメです。

 しかし、この鶴の湯。常連さんが幅を利かせてゐます。私自身も知り合ひがゐるので、それ自体は無害なのですが、常連による洗ひ場の場所取り(占拠)が迷惑きはまりない。気になる人はとても気になるところでせう。
 古くて風情ある銭湯です。

斎藤湯

 斎藤湯は今では珍しい、サウナがない銭湯です。

斎藤湯の内部
斎藤湯

 かつて、最後の三助さんこと橘秀雪さんがをられました。とても、ぬくぬくな方でした。

 シャワーのお湯が軟水で、石鹸との相性が良いのが特徴です。身体を洗つた後、お湯でしつかり流したのに、泡が残つてゐるやうなヌルヌル感があります。メディミックスの石鹸の泡立ちがよいのですが、その分減ります。

 ぬるめの炭酸泉に長く入つた後は、四十六度くらゐの熱い湯と水風呂を交互に入るのが私の好みで、サウナに入つたやうな感覚になります。いつも四セットくらゐ繰り返します。

 綺麗な銭湯で、駅から近く、風呂上がりにビールをいただくこともできます。私はビールを呑めませんが。

 サウナやお風呂は良いですね。デジタル機器から一時的に離れることができ、頭と目を休めることができます。
 サウナの中で強制的に思考を止め、水風呂に入ると一気に脳が回転し、座つて休むことで心臓の鼓動を感じ、それが少しずつ平常に戻るのを楽しむ。一日の終はりに、さうすることで嫌なことから自分を遠ざけ、冷静さと活力を取り戻せます。

 残念なことに、二十四日に朱鳥で買つた愛用の手ぬぐひが裂けてしまひ、しかも亡くしてしまひました…。
 悲し過ぎる。不吉な予感がいたしました。

バッハ

 三日連続で、カフェ・バッハに通つてゐました。

 いつものイタリアンブレンド、インディア、ケニアのヘビロテに、おかはりでペルー、パプワニューギニア、パナマドンパチティピカをいただきました。深煎りと浅煎りを楽しんでゐました。

 ケーキもオススメですが、コーヒーゼリーがまた美味しい。

コーヒーゼリー

 最高のコーヒーを味はひ、落ち着いた店内で筆を走らせる。これもまた休日の楽しみです。

 もちろん、一人です。一緒に行く人は、一生ゐません。私は孤高を生きるのです。

ワークマン

 休みの間、ワークマンにも行きました。秋、冬物が早くも並んでゐました。今年も注目の商品がいくつかありました。
 九月から十一月のどこかで山辺の道に行く計画を立ててゐるので、歩く用の靴を見ました。
 目当ての靴はこれ、スリッポンです。

 試し履きしてみたら、意外に良かつたので山辺の道に行くことを見越して買ひました。着脱がスムーズです。

 なほ、買ふ前に、ちやうどギョサンも壊れました。鼻緒が取れました。なんか不吉な予感がします…。

まさかの…

 不吉な予感は当たりました。まさかの武漢熱の陽性判定が出ました。

 時系列で見て行きませう。

 二十五日、夏休み明けです。
 久し振りの仕事をした後、陽だまりの泉 萩の湯に行きました。疲れからなのか、いつもよりサウナに入つてゐられません。
 家に帰り、床に伏し…翌朝。

 二十六日。頭痛、寒気、倦怠感、鼻水、咳、とても床から起き上がれる状況ではありません。

 体温を計ると、39.1度。

 苦しくて、立ち上がることさへできません。床から出たのは四度だけです。まるまる一日寝てゐました。口にしたのはウィダーインゼリーとクーリッシュだけです。なほ、クーリッシュを食べたら、余計に体が寒くなりました。

 二十七日、ロキソニンの効果もあり、熱は一時的に下がりました。頭痛もなんとかなつてゐます。
 気力を振り絞り、昼食のインスタントラーメンを食べた後、休日診療を行なつてゐる医者に行きました。

行く途中、人のゐない今戸神社を参拝。白猫、ゐました。

 発熱外来なので、狭い別室へ通されました。問診票に記入後、聴診器を当てられ、抗原検査をすることになりました。
 鼻に細長い綿棒のやうなものを突つ込まれ(これ、すごく痛い!)、数分後。

 ……陽性でした。

陽性の証拠。
医者「記念に撮つておく?」といふので、撮影。

 医者「あー陽性ですね、これ」

 玉川「本当ですか」

 医者「今は五類だし、隔離とかされないから、五日はゆつくり休んでね」(お終ひ)

 結果をただちに職場に報告し、しばらくお休みになりました。
 抗原検査で陽性になつたことは特に気にしてゐませんでしたが、バッハに行けない、サウナに行けないことがこんなにも苦痛になるとは…。

 発明王もとひ訴訟王ことトーマス・エジソンの火事の話ではありませんが、今回の陽性の件もなかなか経験できることではないので、記録することにしました。

 二十八日、熱は37度まで下がりました。軽い頭痛とダルさ、そして、鼻水が出ます。まだフラフラします。それに、暇です。読書をしようにも、内容が頭に入つて来きません。

 珍しくYouTubeで動画を観てゐました。倉木麻衣さんの曲は、何度聴いても胸に沁みます。

 私が特に好きなのは、

 一位・Time after time〜花舞う街で〜

 二位・Reach for the sky

 三位・always

ですが、読者の皆様は如何でせう。

 二十九日、熱は37度でした。頭痛、ダルさなどはなくなり、寒さや熱さを感じる感覚が正常化してきました。
 しかし、気持ち悪さや、ダルさが少なからず残つてゐます。動けますが、無理はできません。サウナに行きた過ぎて困つてゐました。

 三十日、平熱。鼻水が出る程度で、鼻声。少し動くと疲れます。
 落ち着いてきたところで、わづらはしきことがあり気分が沈みます。人間関係は、「あはきこと水」のやうにありたいものです。

 そして私は、水のやうに「万物を利して争はず、衆人の悪むところに」ゐる人でありたいです。

 三十一日、平熱。鼻がなんか気になる。明日から職場復帰予定(またお熱が出なければ)。

 ところで、陽性となりましたが、私はそれでも「武漢熱」は初日だけキツいだけのただの風邪だと思つてゐます。
 もちろん、あんな危険きはまりないワクチンを打つつもりは死んでもありません。

 ワクチン打たずにホームラン打たう(至言)。なほ、私は清原ファンでした。

次男が選手権で優勝し、親子二代による制覇。父親である彼も嬉しいことでせう。
なほ、慶應義塾高校の応援を問題視してゐる議論がありましたが、それならば「美爆音」などと持ち上げられてゐる五月蝿く下品な演奏をする千葉県の某高校も、神宮球場で好き放題(試合後も「紺碧の空」を流したりしてはしやぐ)やつてゐる早稲田実業も問題でせう。

 まさかのコロナで、宇都宮LRTの開業の日に乗ることができませんでした。後日、必ず乗りに行きます。

 そして、八月二十八日には日田彦山線BRTひこぼしラインが開業しました。こちらは、バスなので乗ることはないでせうが、いつかは乗る日が来るかも知れませんね。

 最後までお読みいただき、ありがたうございました。

この記事が参加している募集

夏の思い出

この経験に学べ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?